2009年 2月21日(土)
  • この週末は、ふらっと出かけることにしました。
    朝6時半に起床して、8時過ぎに自宅を出発。地下鉄に乗り込みます。
  • 戸塚でJRへ乗り換え。東海道線で東京まで移動します。
    沿線では、寝台特急「富士・はやぶさ」が走ってくるのを待っている鉄道ファンの姿をたくさん見かけましたね。
    東京駅では東北・上越新幹線に乗り換えるのですが、改札前には新幹線に乗り込む人たちが大勢いらっしゃいました。
    その中に混ざって自動改札を通ります。
長野新幹線「あさま」
長野新幹線 あさま511号 長野行き/東京駅
  • さて今回乗り込むのは山形新幹線。
    強風で2分ほど遅れてきた列車の折り返しとなる「つばさ177号」に乗り込みます。
    車内清掃が済んで、乗り込んだらあっという間に東京を出発。
    まさに早業ですね。
つばさ177号に乗り込みます
東京駅の出発案内(1) 東京駅の出発案内(2) MAXやまびこ177号・つばさ177号 入線(1) MAXやまびこ177号・つばさ177号 入線(2) つばさのロゴ つばさ177号の行き先表示 つばさ177号の指定券
  • 福島までは仙台行きの「MAXやまびこ177号」と併結して「つばさ177号」は進みます。
    春霞という訳ではないのでしょうが、富士山や日光・那須の山々は少しかすんで見えました。
    ただ前の日に嵐のような雪が降ったらしく、那須塩原の手前から雪景色を見ることができました。
つばさ177号の車窓(その1)
つばさ177号の車窓(1) つばさ177号の車窓(2) つばさ177号の車窓(3) つばさ177号の車窓(4)
  • 郡山では、後続の「はやて・こまち」のペアに抜かれた「つばさ177号」。
    福島で「MAXやまびこ177号」と別れて、一路山形へ向かいます。
    福島から米沢の間は言わずと知れた豪雪の区間ですが、まさに墨絵の世界。
    雪景色を楽しみに来た私にとっては嬉しかったですね。
つばさ177号の車窓(その2)
つばさ177号の車窓(5) つばさ177号の車窓(6) つばさ177号の車窓(7)
  • 豪雪の山越えをして米沢に来ると雪はやみました。
    米坂線のディーゼルカーが止まっている米沢は、今年のNHK大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続が使える上杉家ゆかりの地。
    駅のホームにも「天地人」の幟がありました。
米坂線のディーゼルカーの出発駅、米沢
米坂線のディーゼルカー(1)/米沢駅 米坂線のディーゼルカー(2)/米沢駅 米坂線のディーゼルカー(3)/米沢駅 米坂線のディーゼルカー(4)/米沢駅 大河ドラマ「天地人」の幟
  • いったん雪がやんだのですが、次の高畠や赤湯では再び横なぐりの雪になり、この後どうなるのだろう…という思いも募ります。
つばさ177号の車窓(その3)
山形鉄道フラワー長井線のレールバス(1)/赤湯駅 山形鉄道フラワー長井線のレールバス(2)/赤湯駅 奥羽線 中川駅で運転停車
  • 雪を吹っ飛ばしてきた「つばさ177号」は定刻に山形へ到着しました。
    山形駅には「温泉王国 やまがた」のユニークな吊り広告が出ていましたね。
山形に到着
つばさ177号 山形行き/山形駅(1) つばさ177号 山形行き/山形駅(2) 温泉王国やまがたの吊り広告
  • 今回の目的地は蔵王温泉。山形駅で下車し、簡単に昼食を済ませた後、蔵王温泉へ向かいます。
    スキー・スノーボードを楽しもうとする人たちに混じってバスに乗り込みますが、少し前に臨時便が出た
    ということで、混み混みになることもなく、のんびりと蔵王温泉へ向かうことができました。
    #道路の除雪はされていますが、バスがチェーンの音を鳴らしてきているのが、雪国ならではだなぁ…と思います。
蔵王温泉までバスへ移動
蔵王温泉行きの山交バス 山交バスの乗車券
  • 国道から蔵王温泉へ向かう山道に入ってしばらくすると、シャリシャリと音を鳴らしていたチェーンの音が雪を踏み出した
    ため、静かになりました。
    定刻より5分遅れて蔵王温泉バスターミナルに到着。
    途中の道路の気温はマイナス5度を指していました。寒〜い(笑)
  • まだ14時過ぎではありましたが、今夜お世話になる宿「大平ホテル」に電話連絡を入れて、バスターミナルまで迎えに
    来てもらいました。
    ゲレンデに比較的近い位置の宿なので、バスターミナルからは車で5分くらい。
    荷物持って歩くのはちょっと厳しそう(^_^;;でした。
  • 宿到着後、そのままチェックインさせてもらえたので、部屋で一段落。
    夕飯のスケジュールとかを踏まえると結構時間が空くので、フロントにご相談して夕飯までの間に動くことにしました。
大平ホテルに到着
大平ホテル(1) 大平ホテルの部屋
  • 宿から送迎してもらったのは、蔵王ロープウェイの乗り場。
    蔵王と言えばやはり樹氷が有名なので、行ってみることにします。
    チケットを買って、スキー・スノーボードの人たちと一緒にロープウェイ山麓線に乗り込む訳ですが、やはり結構混んでいます。
    実際に乗り込むまでは30分程度かかりました。
蔵王ロープウェイ山麓線に乗り込みます
蔵王ロープウェイ 蔵王ロープウェイ山麓線 蔵王山麓駅(1) 蔵王山麓駅の温度計はマイナス7度! 蔵王ロープウェイ山麓線 蔵王山麓駅(2) 蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラ(1)
  • 人が満載のロープウェイは樹氷高原駅に向かいますが、外が凍てついていてはっきりと景色を見ることはできません(苦笑)。
    7分ほどの乗車で樹氷高原駅に着きました。
  • ここからはロープウェイ山頂線に乗り換えるのですが、ここからの雪景色がとてもきれいでしたね。
    #でも寒かった(^_^;;
樹氷高原駅の雪景色
蔵王ロープウェイ山麓線 樹氷高原駅 樹氷高原駅の雪景色(1) 樹氷高原駅の雪景色(2)
  • 山頂線はロープウェイと言ってもゴンドラタイプなので、そう待たずに乗り込むことができました。
    本来であれば、このロープウェイから樹氷を見下ろすことができるはずなのですが…。
    窓が凍てついていて何も見えないに等しい状態でした(^_^;;
蔵王ロープウェイ山頂線に乗り込みます
蔵王ロープウェイ山頂線 樹氷高原駅(1) 蔵王ロープウェイ山頂線のゴンドラ(1)
  • そして地蔵山頂駅に到着。
    とりあえず防寒装備を整えて、表に出ます。
    無事樹氷は見られたのですけど、強い風とマイナス12.3度という気温の前に長時間の撮影は無理。
    視界も悪く、かなり厳しい状況でした。
    #地蔵さんの所まで行きたかったのですけどね(^_^;;
蔵王の樹氷
地蔵山頂駅にあった蔵王山神社の由緒 地蔵山頂駅の気温はマイナス12.2度! 蔵王の樹氷(1) 蔵王の樹氷(2) 蔵王の樹氷(3) 蔵王の樹氷(4)
蔵王の樹氷(5) 蔵王の樹氷(6) 蔵王の樹氷(7) 蔵王スキー場の案内も雪がこびりついています 蔵王の樹氷(8) 蔵王の樹氷(9)
  • やむなく地蔵山頂を撤収して、ロープウェイで下ります。
    下りに乗り込む人は少ないので、山頂線・山麓線とものんびりと外を見ながら(凍てついてほとんど見えないけど(爆))下りました。
下りの蔵王ロープウェイから見えた風景
下りの蔵王ロープウェイ山頂線から見えた風景(1) 下りの蔵王ロープウェイ山頂線から見えた風景(2) 下りの蔵王ロープウェイ山頂線から見えた風景(3) 下りの蔵王ロープウェイ山頂線から見えた風景(4) 樹氷高原駅からの雪景色 下りの蔵王ロープウェイ山麓線から見えた風景(1)
下りの蔵王ロープウェイ山麓線から見えた風景(2) 下りの蔵王ロープウェイ山麓線から見えた風景(3) 下りの蔵王ロープウェイ山麓線から見えた風景(4) 下りの蔵王ロープウェイ山麓線から見えた風景(5) 下りの蔵王ロープウェイ山麓線から見えた風景(6) 蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラ(2)
  • 蔵王ロープウェイの蔵王山麓駅から宿までは自力で戻ります。
    とことこと20分以上歩いて戻りました。
蔵王山麓駅から歩いて宿へ
源七露天の湯への案内 大平ホテルへの案内(1) 大平ホテルへの案内(2) 蔵王温泉の温泉街(1) 大平ホテル(2)
  • 17時過ぎに宿に戻ってホッとしたものの、夕食までの時間があまりないのと、次の予定があるので温泉には行けずじまい(^_^;;
    18時から夕食を頂きます。
    腹八分目くらいの量でお肉がおいしかったですね(^o^)
大平ホテルの夕食
大平ホテルの夕食(1) 大平ホテルの夕食(2) 大平ホテルの夕食(3) 大平ホテルの夕食(4)
  • 夕食を食べ終えた後、19時から再び外出(^_^ゞ
    宿の送迎で向かった先は、再び蔵王ロープウェイの乗り場。
    実は蔵王の樹氷は週末などに限ってライトアップを行っています。
    天候が悪いとだめなのですが、幸いにして今日は大丈夫ということで、行ってみることにしたのでした。
夜の蔵王山麓駅
夜の蔵王山麓駅(1) 夜の蔵王山麓駅(2)
  • ちなみに今年は蔵王の樹氷ライトアップが始まってから、めでたく20周年を迎えたそうです。
    ということで、ライトアップの乗車券は記念バージョン。
    10年後にもう1回、無料でライトアップ時のロープウェイに乗れるのだとか。
いざ、樹氷のライトアップへ
樹氷ライトアップ鑑賞会 樹氷ライトアップ20周年記念乗車券
  • さて上りのロープウェイ山麓線は、ライトアップを目指す皆さんで満員。
    凍てついてて何も見えない中を樹氷高原駅へ上ります。
蔵王ロープウェイ山麓線で樹氷高原駅へ
蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラ(3) 蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラ(4) 樹氷高原駅から山麓を眺める
  • 樹氷高原駅では、日中とは一転した幻想的な風景が広がっていました\^o^/。
    でも山頂方面を見通すことはできないので、一抹の不安は残ります。
    何はともあれ、山頂線のゴンドラに乗り込みました。
樹氷高原駅の幻想的な夜景
蔵王ロープウェイ山頂線 樹氷高原駅(2) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(1) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(2) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(3) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(4) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(5)
  • 樹氷が広がる中をゆっくりと上る山頂線のゴンドラ。
    ゴンドラの動く音しか聞こえない真っ暗な空間は、いったいどこに連れて行かれるんだろう…というような感覚さえ受けました。
蔵王ロープウェイ山頂線で
  地蔵山頂駅へ
蔵王ロープウェイ山頂線のゴンドラ(2)
  • ゴンドラに乗っていると途中でライトアップされた所がありました。
    そこに広がる、まさにモンスターと言われる自然の造詣に感動してました。
蔵王ロープウェイ山頂線のゴンドラ
  から見る樹氷のライトアップ
蔵王ロープウェイ山頂線ゴンドラから見える樹氷のライトアップ(1) 蔵王ロープウェイ山頂線ゴンドラから見える樹氷のライトアップ(2)
  • そしていよいよ地蔵山頂駅に到着。
    こちらも日中とは一転して素晴らしい風景が広がっていました。
    惜しむべきは強い風ですが、マイナス13度の世界は想像もできないくらい美しかったです。
    時々寒さを忘れるくらい、感動してました。
蔵王の樹氷ライトアップ
夜の地蔵山頂駅の気温はマイナス12.9度! 蔵王の樹氷ライトアップ(1) 蔵王の樹氷ライトアップ(2) 蔵王の樹氷ライトアップ(3) 蔵王の樹氷ライトアップ(4) 蔵王の樹氷ライトアップ(5)
蔵王の樹氷ライトアップ(6) 蔵王の樹氷ライトアップ(7) 蔵王の樹氷ライトアップ(8) 蔵王の樹氷ライトアップ(9) 蔵王の樹氷ライトアップ(10) 蔵王の樹氷ライトアップ(11)
蔵王の樹氷ライトアップ(12) 蔵王の樹氷ライトアップ(13) 蔵王の樹氷ライトアップ(14) 蔵王の樹氷ライトアップ(15) 蔵王の樹氷ライトアップ(16) 蔵王の樹氷ライトアップ(17)
蔵王の樹氷ライトアップ(18) 蔵王の樹氷ライトアップ(19) 蔵王の樹氷ライトアップ(20) 蔵王の樹氷ライトアップ(21) 蔵王の樹氷ライトアップ(22) 蔵王の樹氷ライトアップ(23)
蔵王の樹氷ライトアップ(24) 蔵王の樹氷ライトアップ(25) 蔵王の樹氷ライトアップ(26) 蔵王の樹氷ライトアップ(27) 蔵王の樹氷ライトアップ(28) 蔵王の樹氷ライトアップ(29)
蔵王の樹氷ライトアップ(30) 蔵王の樹氷ライトアップ(31) 蔵王の樹氷ライトアップ(32) 蔵王の樹氷ライトアップ(33) 蔵王の樹氷ライトアップ(34) 地蔵山頂駅の気温はマイナス13.2度に下がっていました!
  • たくさんの感動的な風景を目に焼き付けて、地蔵山頂を後にします。
    静かな空間の中をゆっくりと移動して、山麓駅まで降りていきました。
ライトアップ帰りの蔵王ロープウェイから見えた風景
蔵王ロープウェイ山頂線 地蔵山頂駅 蔵王ロープウェイ山頂線ゴンドラから見える樹氷のライトアップ(3) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(6) 樹氷高原駅の幻想的な夜景(7) 樹氷高原駅から山麓を眺める(2) 蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラ(5)
  • 樹氷高原駅を出る際に宿へ電話して、山麓駅にお迎えに来てもらい、今日の1日が終了。
    宿の方に話を伺ったら、今年は例年の3分の2程度しか雪がないそうです。
    とてもそんなふうには思えなかったですね。
  • 宿に到着後、ようやくの温泉\^o^/。
    露天風呂は途中の通路が凍ってて大変(^_^;;でしたが、久しぶりにオリオン座を見あげながらのんびりと浸かっていました。
    一応、蔵王に来た目的は無事に果たせましたので、明日はどう過ごすか寝ながら考えることにします(苦笑)