2007年10月13日(土) |
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- 嫁さんのマイルの一部が年末で期限切れになるので、特典航空券でのお出かけを目論んでいました。
幸いにしてこの週は、沖縄などの人気路線を除いてどこの路線も空席があいていましたので、謹んで「おともdeマイル割引」を発動。
女満別や旭川などという超お得路線もあったのですが、帰りの便があまり遅くならない路線をチョイスしました。
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- ということで、朝5時前に起床。荷物をまとめて車に積み、いざ羽田空港へ出発。
いつものように磯子ランプから首都高速湾岸線に入ったのですが、週末ということもあって6時前だというのに車の通行量が多かったです。
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- 湾岸環八ランプを出て、6時過ぎには羽田空港のP2駐車場に到着。
ターミナルとの連絡橋がある4階には、かろうじて止められるスペースがあったので一安心。
そのまま第1ターミナルの北ウィングへ入り、自動チェックイン機でチェックイン完了。
事前座席指定では窓側が取れなかったのですが、なんとか窓側をキープすることができて良かったです。
今回のフライト先は、青森にしました。青森行きJAL1201便は7時25分発です。
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- 週末ということで、かなり混雑しているセキュリティチェックをスルーして、とことこと19番ゲートまで歩きます。
朝食を食べながら外を見ていたら、朝一番の便でしょうか、スターフライヤーの飛行機が到着したのをしっかり見ることができました。
左側と右側で尾翼の白黒が反転しているのは初めて知りました(^_^ゞ
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- 7時10分過ぎにJAL1201便に乗り込みます。
定刻7時25分には動き出したものの滑走路が混雑しているらしく、なかなか離陸の順番がまわってきません。
結局15分近く遅れて離陸。
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- いつものごとく急旋回して海ほたると東京湾アクアインを横目に見ながら、上空の雲へ突っ込んでいきました。
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- 雲の中を通る時はそれなりに揺れましたが、雲の上は快適そのもの。
青森までは実質55分のフライトだそうです。
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- シートベルト着用サインが出た後、JAL1201便は、一旦青森市街の上空を旋回するような形で青森空港へ9時前に着陸しました。
上空から見る陸奥湾や青森市街はきれいでしたね。
建設中の東北新幹線の高架が一直線に伸びていたのが印象に残りました。
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- 預けた荷物がなかなか出てこず、レンタカーの窓口へ顔を出すのも遅くなりました。
空港から送迎してもらって、レンタカーの営業所で手続きし終わった頃には、既に9時半をまわっていました。
とりあえず最初の行き先を設定して、出発です。
#あ、前回に引き続き今回もプリウスを借りてみました。燃費はどんなものでしょうか。
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- 最初の目的地は、八甲田ロープウェイを設定。カーナビの指示どおりに県道から国道103号線に入ります。
八甲田十和田ゴールドラインという愛称がある王道の観光ルートですが、そんなに車の通行量も多くないようです。
雲谷(もや)高原に向けてぐんぐん標高を稼いでいきますが、プリウスは力があるのかすいすいと登っていきますね。
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- 途中「岩木山展望所」という所で車を止めてみましたが、岩木山は遠くに見えるような形でした。
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- 雲谷高原をスルーして、さらに走っていくと八甲田ロープウェイの山麓駅へ到着。
観光バスが何台も止まっていて、乗用車の駐車場もいっぱい。
止めるのにちょっと苦労しました。
外に出てみると寒い(@_@)。
青森空港で気温が10度を切っていましたから、八甲田がもっと寒いのは当たり前ですよね(^_^;;
思わず用意していたセーターを着こみます。
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- 山麓駅には、ロープウェイ乗車を待つ人が既に列を作って待っていました。
チケット購入時に聞いてみるとだいたい30分強の待ち時間とのこと。
寒いのに〜と思いつつ、後ろに並んでいたご夫婦とお話しながら順番を待ちます。
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- 待つこと40分強で、やっとロープウェイに乗り込みます。
100人乗れるのですが、距離が長くてピーク時でも12分間隔でしか運行できないとのこと。
確かにこれでは、行列ができるのもうなずけますね。
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- ロープウェイでの空中散歩は、それはもう素晴らしいものでした。
少しずつ山肌が色づきはじめ、そして最後には雪!
どれだけ寒いんだろう…と思いつつ、山頂公園駅に降り立ちました。
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- 山頂公園駅の気温は、10時現在で氷点下0.6度だったそうです(@_@)
そして、風速14メートルの風が吹いている…ということは、体感温度は氷点下9度ということになります。
さすがにセーターを羽織っていても寒くて、じっとしていられませんでした。
景色は最高だったのが、まだ良かったのですが…。
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- 山頂公園駅周辺には、八甲田ゴードラインと名付けられた散策路が用意されています。
30分コースと60分コースの2種類があるそうで、とりあえず寒さをしのぐのも含めて歩いてみることにします。
しかし積もっていた雪が解けたのか、散策路は水を含んで水たまりや泥状態になっている所もあちこちにあり、歩きにくいです。
山頂公園駅で長靴を無料で貸してくれるのを使えば良かった…と思ってもあとのまつりでした(-_-;;
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- 歩いていくうちに陸奥湾や八甲田の山々が素晴らしい風景を見せてくれます。
所々に見られる紅葉・黄葉と雪をかぶった山々、足下が悪かったり寒いのも忘れるくらい素敵な景色でした。
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- 湿原展望台まで歩いて、湿原と山々のコントラストを楽しみます。
所々色づいているのがわかりましたね。
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- 30分コースと60分コースの境界となる湿原展望台からは、30分コースを選んでとっととで戻ることに(笑)。
#さすがに寒かったので…(^_^;;
くるっと周回できるコースで違う景色が眺められ、歩き応えのある散策コースでした。>八甲田ゴードライン
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- 「寒い、寒い!」といいつつ、山頂公園駅に戻ってきました。
下りのロープウェイを待つ人で結構混んでいたので、駅の中にある食堂でお昼ご飯にします。
暖かい丼がホントおいしかったです。
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- 昼食を済ませた後、下りのロープウェイに乗る前にもう一度陸奥湾の方向を望みます。
ホントに絶景ですね。
寒いのを除いて(笑)お天気に感謝です。
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- ちょっと並んで下りのロープウェイに乗車。
空中から眺める周囲の景色に再び感動しつつ、山麓駅まで戻ってきました。
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- 昼食をはさんだとはいえ、八甲田ロープウェイで3時間半ほど時間を使ってしまいました。
途中で温泉でも入ろうかな…と思ってたのですが、それはあきらめることにして、再び国道103号線を南下することにします。
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- 城ヶ倉から少し進むとおなじみの酸ヶ湯(すかゆ)温泉。千人風呂で暖まる手もあったのですが、時間的にきついのでパス。
付近の紅葉・黄葉とあわせて写真を撮るだけにとどめておきます。
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- 酸ヶ湯温泉からさらに国道103号線を進みますが、坂を上るごとにまわりが色づいていくのがよくわかります。
ちょうどいいタイミングで来たみたいですね。
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- さらに車を進めていくとたくさんの車が紅葉・黄葉を楽しんでいる場所に出ました。
ここは地獄沼。沼は温泉なので湯気がたっています。
そんな沼と周囲の紅葉・黄葉が美しいコントラストを見せていましたね。
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- 色づいた山間を見つつ国道103号線を進み、笠松峠を越えると登り調子だった道が下りに一転。
スピードがあまり出ないように注意しながら進みます。
山の向こうに麓の街らしきものが見えるというのはすごいなぁ…と窓越しに思いながら運転していました。
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- 次に立ち寄ったのは、睡蓮沼。
国道からちょっと奥に入った所にひっそりと沼があり、紅葉・黄葉に色づいた八甲田の山々と沼がとても美しかったです。
ちょうどこれから紅葉・黄葉ピークを迎える所だったようですが、いいタイミングに来たようです。
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- 蔦温泉や谷地温泉など立ち寄りたい所はあちこちあるものの、時間的な問題もあるので国道103号線を進みます。
焼山からは国道102号線に。
ご存じ奥入瀬渓流を十和田湖に向かってさかのぼるコースですが、まだ紅葉シーズンには早いようで車の量も少なめでした。
石ヶ戸の駐車スペースで休憩を兼ねて、ちょっと渓流を眺めますが、清らかな水がゆったりと流れているのが印象に残りましたね。
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- そのまま奥入瀬渓流に沿って国道102号線をさかのぼります。
奥入瀬渓流のハイライト、銚子大滝の所でちょうど車を止められるスペースがありましたので、車を置いて銚子大滝へ。
迫力の水量で水が流れ落ちていました。
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- 奥入瀬渓流のいいとこ取り(笑)を済ませて、子ノ口で十和田湖の姿を見ます。
本来なら十和田湖観光としゃれこみたいところですが、今日は宿へ到着する時間のことを考えてパス(^_^;;
国道102号線で十和田湖北岸を進むルートを選択しました。
結構カーブやアップダウンの多い道なのですが、十和田湖をキレイに眺められるスポットもあって、そこでは小休憩してましたね。
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- 滝ノ沢で十和田湖に別れを告げて国道102号線を一路黒石方面に進みます。
そろそろ日が落ちようか…という頃に道の駅 虹の湖へ到着。
道路状況を確認して、今日の宿泊地であるランプの宿、青荷温泉へ向かいます。
国道から分かれて津軽弁のユニークな言葉の掲示を楽しみながら細い道で山越えして、そろそろまわりが暗くなる頃に青荷温泉の駐車場に到着。
時計は17時15分くらいでしょうか。
一昨年の冬に来ていらいの再訪となります。>青荷温泉
#ちなみに今日の走行距離は106.1kmでした。
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- 駐車場から宿までの急坂を下りて、そのままチェックイン。
#ちなみにお財布を忘れて、再度駐車場までの坂道を上り下りしたのは厳重にナイショです(苦笑)
前回は離れのような滝見の湯の上の部屋でしたが、今回は本館となりの水車館の部屋。
最初はランプの明かりの暗さにとまどうのですが、しばらくするとこの明るさにも慣れてくるのが不思議ですね。
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- とりあえず夕食前にお風呂ということで、混浴の露天風呂と滝見の湯をはしご。
八甲田で寒い思いをしただけにさすがにお湯の温かさは嬉しいです。
さらに嬉しかったのが、滝見の湯の露天風呂。夏用なのでぬるいのですが、ここからは満天の星を眺めることができました。
星ってこんなにいっぱいあったんだなぁ…というのを感じさせてくれるお風呂でのんびりと浸かってましたね。
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- そして大広間で夕食。予約したのが1週間前で、それも運良くキャンセルがあった直後だったということで、もちろん大広間は満員御礼。
席がどこだろう…と右往左往しましたが、なんとか見つけて食事にありつきます。
山菜を中心としたバラエティあふれる食事で、甘いカボチャや川魚の塩焼きに舌鼓を打ちつつ生ビール飲んでました(^_^ゞ
りんごが一人1個あったのですが、おなかいっぱいになってしまったので、お持ち帰りにしちゃいました。
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- 夕食を食べた後は部屋に戻ります。ランプの宿ということなので、もちろん部屋にはテレビもありません。
後はお風呂に行くか寝るかのどっちか(笑)
朝が早かったこともあって、20時過ぎにはお布団にもぐってしまいました(爆)
明日は何が待ってるんでしょうね…。
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