2005年 2月26日(土)
  • 癒しの時間を作りましょう…ということで、今朝は6時半起床。いつもよりは30分ほど早いです。
    本日は日帰りでお出かけです。7時40分過ぎに自宅を出発、地下鉄で戸塚に出てきました。
    コンビニで朝食その他を買い込み、改札の中へ。
    #せっかくだからSuicaでお買い物を体験すれば良かった(苦笑)
    やってきたのは特急 踊り子号にも使われる185系電車。
    伊東駅まで回送がてら普通列車で出て行って、その後は特急 踊り子号として使われるようです。
    予定より早い時間ですが、これに乗って出発することにしました。
  • 1駅だけ乗り、伊東行き電車を大船で降ります。
    今日はここから特急列車に乗る予定です。列車が来るまでの間に湘南新宿ラインの電車(E231系)や、横須賀線の電車(E217系)、電車区(鎌倉車両センター)へ人を送り迎えする職用電車(クモヤ145系)などが頻繁に出入りしていました。
大船駅に出入りする通勤電車たち
横須賀線・総武線用 E217系電車 東海道線,湘南新宿ライン用 E231系電車
  • 寒い中を待って、やってきたのが8時32分発 臨時特急「フルール踊り子号」 伊豆急下田行き。今日はこれに乗ります。
    この「フルール踊り子号」に割り当てられているのは伊東と伊豆急下田を結ぶ伊豆急行の2100系電車。
    いろいろバリエーションがあるのですが、基本コンセプトは海側の眺めを最大限に考慮した座席配置と先頭の展望車。
    展望スペースではありませんでしたが、先頭車両だったのでちょっと見に行ってみるとなかなかいい眺めでした(笑)
    指定された席は山側の席でしたが、海側の視界の広さは十分わかりました。
特急「フルール踊り子号」でいざ伊豆へ!
臨時特急「フルール踊り子号」/伊豆急行 2100系フラワートレイン/大船駅にて フルール踊り子号の1号車の展望(1) フルール踊り子号の1号車の展望(2) フルール踊り子号の車内(1号車) フルール踊り子号の指定券&乗車券(踊り子南伊豆フリーきっぷ)
  • 「フルール踊り子号」は順調に相模川、酒匂川を越えて西に進みます。
    小田原駅手前では、東海道新幹線 700系が横に走っているのをしっかりと見ることができました。
    小田原を過ぎ、早川、根府川と過ぎていくと海が近くなってきて、2100系電車の本領発揮。
    時々見える相模湾の海はやや波があるようでしたが、明るくて広くて気持ち良かったです。
相模湾と真鶴道路を望む
相模湾と真鶴道路を望む
  • 湯河原を過ぎるとそこはもう静岡県。
    熱海で乗客を乗せた後「フルール踊り子号」は伊東線に入ります。
    ここからは単線ということで、駅で上り列車との交換をしながらゆっくりと南に向けて進路をとります。
    先ほどにも増して相模湾がきれいで、熱海沖に浮かぶ初島などを見ることができました。
伊東線を南に進む。車窓からの海と初島がきれい
来宮駅にて東京行き特急 リゾート踊り子号と交換 伊豆多賀付近の相模湾の眺め 初島が見えています(1) 初島が見えています(2)
  • 伊東からは伊豆急行線に変わります。
    時折見える海から伊豆七島の一部である大島、利島(としま)などを遠くに望みながら、「フルール踊り子号」は南に進みます。
車窓から大島,利島を望む
大島を望む(1) 利島を望む 大島を望む(2)
  • ほぼ満員だった車内も停車するごとに少しずつ人が降りていきます。
    伊豆稲取で4分の1くらいの人が降りたのですが、ここではちょうど今の季節「雛の吊るし飾り」が見られるそうです。
    この後の行動パターンがどうなるかに寄っては、ここにも寄ることになるかも…と思いつつ、そのまま座っていました(笑)
車窓から稲取温泉を望む
稲取岬と利島を望む 稲取温泉と大島を望む
  • 伊豆稲取の次の停車駅は河津。この区間からも大島,利島,新島(にいじま)が見えました。
    伊豆七島の中では大島と三宅島には行ったことがありますが、他の島は未見。
    機会を見て行ってみたいと思います。
車窓から大島,利島,新島を望む
大島を望む(3) 利島と新島を望む
  • 河津に到着しました。時刻は10時19分。河津桜まつり実施中とのことでここで9割方の人が降りたように見えます。
    ここが目的地だったρ^^)も当然のごとく河津で下車。
    終着駅 伊豆急下田へ向かう「フルール踊り子号」を見送りました。
    #ちなみにこの河津駅ではあの「燃焼系アミノ式」のCMで高校生が側転を披露するシーンを撮影したそうですよ。
河津駅に到着
伊豆急行 河津駅 フルール踊り子号/河津駅にて(1) フルール踊り子号/河津駅にて(2)
  • 河津駅で降りた理由はもちろん河津桜のお花見。
    伊豆急行線ホームから見ても眼下の桜がピンク色に染まっているのが良くわかります。
    Webサイトによれば広範囲に咲いている中で駅前付近はほぼ満開状態とのことでしたが、実感しました(^_^;;
河津駅 下りホーム
  から見る河津桜
河津駅 下りホームから見る河津桜
  • 河津には何度か来ているのですが、電車を使ってきたのは今回が初めて。
    ホームからバス乗り場を見ると東海バスのボンネットバスらしき姿を発見!
    駅前の道路で待ちかまえようとしたら、なんとボンネットバスは奥の信号を右折してこちらには来ないで、直進してしまいました(>_<)
    ちょっと気づくのが遅かったようです(苦笑)
    代わりに河津バガテル公園へ向かうバスがきれいにラッピングされているのを撮ってしまいました(^_^ゞ
河津バガテル公園との
  間を往復するバス
河津バガテル公園との間を往復するバス
  • 時計はまだ11時前ですが、既にたくさんの人が来ています。
    河津駅から河津川沿いの通りまでの伊豆急行線横の通りも桜と菜の花がきれいでした。
河津桜(その1,伊豆急行線横の通り)
河津桜の由来 河津桜(1)/河津駅横 河津桜(2)/伊豆急行線横の通り 河津桜(3)/伊豆急行線横の通り
河津桜(4)/伊豆急行線横の通り 河津桜(5)/伊豆急行線横の通り 河津桜(6)/伊豆急行線横の通り,2100系電車(リゾート21)と共に 河津桜(7)/伊豆急行線横の通り,菜の花と共に 河津桜(8)/伊豆急行線横の通り,河津川沿いの通りとの交差点付近
  • これだけきれいですし、早咲きの桜としてたくさんの観光客がやってきます。
    ということで、観光を生業にしている人たちにとっては稼ぎ時。
    稲取名物の金目鯛が天日干しとしてあちこちで観光客相手に売られていました。
    なかなか目立ちますね(^_^;;
稲取名物 金目鯛の天日干し
稲取名物 金目鯛の天日干し
  • 駅を後にして、河津川沿いを人混みを押し分けつつ、花見しながら歩いていくことにしました。
    駅前付近は確かに満開ですが、駅前から少し離れると既に散り始めている木もあるので「今年は来るのが遅かったのかなぁ…」と思ったのですが、
    さらに上流に歩いていくとほぼ満開状態の桜と時折登場する菜の花がアクセントになり、空の青さもあいまって気持ちのいいお散歩になりました(^o^)
河津桜(その2,河津川沿いの通り)
河津桜(9)/河津川沿いの通り 河津桜(10)/河津川沿いの通り 河津桜(11)/河津川沿いの通り 河津桜(12)/河津川沿いの通り 河津桜(13)/河津川沿いの通り 河津桜(14)/河津川沿いの通り 河津桜(15)/河津川沿いの通り
河津桜(16)/河津川沿いの通り 河津桜(17)/河津川沿いの通り 河津桜(18)/河津川沿いの通り 河津桜(19)/河津川沿いの通り 河津桜(20)/河津川沿いの通り 河津桜(21)/河津川沿いの通り
河津桜(22)/河津川沿いの通り 河津桜(23)/河津川沿いの通り 河津桜(24)/河津川沿いの通り 河津桜(25)/河津川沿いの通り 河津桜(26)/河津川沿いの通り 河津桜(27)/河津川沿いの通り
河津桜(28)/河津川沿いの通り 河津桜(29)/河津川沿いの通り 河津桜(30)/河津川沿いの通り 河津桜(31)/河津川沿いの通り 河津桜(32)/河津川沿いの通り 河津桜(33)/河津川沿いの通り
河津桜(34)/河津川沿いの通り 河津桜(35)/河津川沿いの通り 河津桜(36)/河津川沿いの通り 河津桜(37)/河津川沿いの通り 河津桜(38)/河津川沿いの通り 河津桜(39)/河津川沿いの通り
  • 駅に戻る途中でボンネットバスが今度こそこちらに走ってきそうだ…と言うのを発見したので、ダッシュして待ち伏せ(^_^;;
    無事走行している姿を見ることができました。
東海バスのボンネットバス
東海バスのボンネットバス(1) 東海バスのボンネットバス(2)
  • なんだかんだで河津駅に戻ってきたのは12時8分(@_@)。
    改札をくぐり階段を上って12時12分発の普通電車で伊豆急下田行きに向かうことにしました。
普通電車で伊豆急下田へ
伊豆急下田行き普通電車
  • 10分強乗って、終点の伊豆急下田に12時25分到着。
    南伊豆,西伊豆観光の拠点ということもあって、駅の改札は黒船寄港をモチーフにした形になっていました。
    下田駅ホームには伊豆観光のキャラクターだった"いずのすけ"もお出迎えしてくれました。
伊豆急行 伊豆急下田駅に到着
伊豆急下田駅(1)/かえると桜がお出迎え 伊豆急下田駅(2)/昔の関所風の改札
  • 下田駅からは(南伊豆)東海バスの石廊崎行きに乗り込みます。
    #今回使っているきっぷが「南伊豆踊り子フリー切符」というもので、これだと観光に良く使われる東海バスも乗ることができるのです(^_^)v
    次の目的地は「下賀茂みなみの桜と菜の花まつり」。20分ほど乗車して竹麻(ちくま)小学校前バス停で降りました。
  • 「下賀茂みなみの桜と菜の花まつり」は青野川沿いに広範囲に見る所が広がっており、一番東の端にある竹麻小学校前バス停付近に
    大きな菜の花畑があります。一面黄色の菜の花畑は壮観ですね。
    ここから「桜まつり」の中心までゆっくり歩いていくこともできるのですが、イベントの中心である南伊豆町役場付近までは
    「桜まつり」イベント期間中臨時シャトルバスが出ているとのことで、バスが来るまで菜の花畑でふらふらとしていました。
下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・日野の菜の花畑
下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・日野の菜の花畑(1) 下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・日野の菜の花畑(2) 下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・日野の菜の花畑(3) 下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・日野の菜の花畑(4) 下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・日野の菜の花畑(5)
  • 13時発のシャトルバスとしてやってきたのは、これも普段は別の所で活躍している"くろふねくん"というバスでした。
    ワンコインバスとのことですが、運転手さんに聞いてみたら今回使っているフリーきっぷも乗車okということ。
    で、5分ほど揺られて「桜まつり」会場の一番西の端にあたる前原橋バス停まで乗りました。
    ここからは「桜まつり」の散策スタートです。
下賀茂みなみの桜と菜の花まつり
  シャトルバス
シャトルバスの案内 下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・シャトルバス/東海バス くろふねくん
  • 晴れたり、曇ったりでしたが青野川と桜,菜の花の組み合わせがとてもきれいでした。
下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・青野川沿いの桜と菜の花(その1)
青野川沿いの桜(1) 青野川沿いの桜(2) 青野川沿いの桜(3) 青野川沿いの桜(4) 青野川沿いの桜(5) 青野川沿いの桜(6)
青野川沿いの桜(7) 青野川沿いの桜(8) 青野川沿いの桜(9) 青野川沿いの桜(10) 青野川沿いの桜(11) 青野川沿いの桜(12)
青野川沿いの桜(13) 青野川沿いの桜(14) 青野川沿いの桜と菜の花(1) 青野川沿いの桜と菜の花(2) 青野川沿いの桜と菜の花(3) 青野川沿いの桜と菜の花(4)
青野川沿いの桜と菜の花(5) 青野川沿いの桜と菜の花(6) 青野川沿いの桜と菜の花(7) 青野川沿いの桜と菜の花(8) 青野川沿いの桜と菜の花(9) 青野川沿いの桜と菜の花(10)
青野川沿いの桜(15) 青野川沿いの桜(16) 青野川沿いの桜(17) 青野川沿いの桜(18) 青野川沿いの桜(19)
  • メインのイベント会場では花馬車が運行されていました。
    イベント会場から下賀茂温泉の温泉施設「銀の湯会館」までとことこと馬に引かれて進むというもの。子どもたちに大人気でした。
花馬車
花馬車 花馬車 花馬車 花馬車
  • 時計の針を見ると既に14時を回っています。
    今回は電車、バスの移動のみなので、時間を間違うと面倒なことになります(苦笑)
    まずはその前に昼食を…ということで、すぐ近くにある下かも熱帯植物園の中のレストランに入って昼食を済ませました。
  • 昼食後、熱帯植物園の中には入らずに(^_^;;、次に行こうとしてたホテルに電話して、日帰り入浴可能か否かを問い合わせたところ、今日は混雑していてダメです…とのこと。
    ということで、下田に戻るバス時間をチェックした後、銀の湯会館で一風呂浴びましょうということになりました。
    脱衣所のコインロッカー(100円有料)の鍵代がもったいないので、かごの中に荷物を入れてお風呂に(^_^;;。
    大きな内湯と一部存在する源泉かけながしの露天風呂で気持ちよく足を伸ばしてきたのでした。
    #露天風呂に入っている時に雨が降り出してきたのはちょっとびっくりでした。
下賀茂温泉 銀の湯会館
銀の湯会館(1) 銀の湯会館(2)
  • 16時前に銀の湯会館を後にし、バスに乗り込もうかな…と思ったのですが、お天気が回復して、桜や菜の花がさらに明るくなったように思いました。
    ということでバスは1本見送って、もうちょっと写真を撮っていました。
下賀茂みなみの桜と菜の花まつり・青野川沿いの桜と菜の花(その2)
青野川沿いの桜(20) 青野川沿いの桜(21) 青野川沿いの桜(22) 青野川沿いの桜と菜の花(11) 青野川沿いの桜(23) 青野川沿いの桜と菜の花(12)
  • バスの発車時刻か近づいてきたということもあり、このあたりで「下賀茂みなみの桜と菜の花まつり」を後にすることに。
    16時27分発のバスに乗り込みます。
    下田駅までの短い時間の間にうたたねモードに入ってましたね(^_^;;
    17時前に下田駅には到着しました。
バスで下田駅に移動
東海バス 伊豆急下田駅行き/熱帯植物園にて 伊豆急行 伊豆急下田駅と駅前広場にある黒船の模型
  • 帰りは下田発17:30のスーピービュー踊り子54号 新宿行き。
    定刻どおり下田を出発しました。
スーパービュー踊り子54号で帰着の途に…
伊豆急下田駅の出発案内 スーパービュー踊り子54号 新宿行き/伊豆急下田駅にて スーパービュー踊り子54号の指定券と乗車券(南伊豆踊り子フリーきっぷ)
  • 夕闇が迫る前の赤い空を横目に進み、河津と伊豆稲取で乗客を乗せてほぼ満席状態になりました。>スーパービュー踊り子。
    暗くなってしまって海の向こうになにがあるかも気づいていませんでしたが、伊東を過ぎたあたりから降り出したのはなんと雪!
    やはりまだ春には遠いようです。
夕陽が雲に映える…
夕陽が雲に映える…(蓮台寺駅にて)
  • 小田原あたりまではかなりの雪で「積もるのかな…」と思っていたのですが、横浜近くまで戻ってくると雪のゆの次もありません(^_^;;
    定刻どおり横浜駅に無事到着しました。
    夕食を食べに西口のCIALの食事処へ寄った後、地下鉄で21時過ぎに帰宅しました。
    お天気に恵まれたことが今回の良かった点ですね。次に行くとしたら東海岸側のどこの温泉に泊まりたいなぁ…なんて思っています。
夕食:ミニ松阪丼
夕食:ミニ松阪丼