2005年 1月25日(火)
  • 社会復帰の日(笑)。普段どおりに出勤してまずメールのチェック(^_^;; 特に大きな問題もなさそう…とのことでひとまずはホッ。
    今日の分の仕事をさっさと片づけて1時間ほど早めに仕事場を出ました(^_^;;
    #今年に入って夕方に仕事場を脱出したのって今日が初めてかも...(^_^ゞ
  • JRに乗って向かったのは東京駅。
    先月ミレナリオで来たばかりですが、何かイベントがあるか…というとそうではなくて、ちょっと気になっていたものを見にきました。
    それは先日横浜駅で見かけたブルートレイン(寝台特急)。
    3月1日のダイヤ改正で、東京と山陽・九州を結ぶブルートレインのうち「さくら」と「あさかぜ」が廃止されるというニュースをご存じの方も
    多いと思います。
    ρ^^)も1,2回使ったことのあるブルートレインなので、雄姿を一目見ておこう…ということで出かけた訳です。
  • 東京駅には17時20分頃に到着。
    寝台特急の出発は在来線の一番端の10番ホームです。
    既に大分行きの「富士」は西に向かって出発しており、次が長崎行き「さくら」と熊本行き「はやぶさ」の出発です。
    長時間の乗車なのですが、一世を風靡した食堂車はとっくの昔になくなっていて車内販売も来ないので「食べるものは乗車前にお買い求め下さい」
    というアナウンスが電光表示と共に何度も流れていました(>_<)。
    廃止まで残り1ヶ月強あるということで鉄道ファンの方もパラパラといる程度でした。
東京駅10番ホームの出発案内
東京駅10番ホームの出発案内
  • 9番ホームには帰宅を急ぐ皆さんが並ぶ中、10番ホームはゆったりとした空気が流れています。
    17時48分頃に「さくら」「はやぶさ」がホームに入ってきました。
    ホームに到着後、車両を引っ張ってきた機関車が切り離されて、少し上野寄りにて待機。
    この機関車は後続の「あさかぜ」牽引の機関車となるため、「あさかぜ」のヘッドマークがついていました。
    11両編成のうち上野寄りが「さくら」、大阪寄りが「はやぶさ」となります。乗客の方も何人か乗られていたようです。
長崎行き「さくら」・熊本行き「はやぶさ」入線
「さくら」「はやぶさ」東京駅10番ホームに入線 牽引してきた機関車が切り離される。この機関車は次の「あさかぜ」を引っ張ります 長崎行き「さくら」の最後部 「さくら」のテールサイン 「さくら」長崎行きの行き先表示 「はやぶさ」熊本行きの行き先表示
  • 出発方向に行くと、大阪寄りで待機していた「さくら」「はやぶさ」を牽引する機関車が連結されました。
    これにもヘッドマークがついているのですが、東京駅10番ホームからは撮影することができません。
    #「さくら」「はやぶさ」に限らず、機関車牽引の寝台特急はすべてこの位置のようです。
    ということで、隣のホームへ移動してそこから撮影することにしました(^_^ゞ
長崎行き「さくら」・熊本行き「はやぶさ」まもなく出発
「さくら」「はやぶさ」(1) 「さくら」「はやぶさ」のヘッドマーク 「さくら」「はやぶさ」(2) 「さくら」「はやぶさ」(3)
  • 定刻18時3分に「さくら」「はやぶさ」は九州目指して動き出しました。
    3月からは長崎行き「さくら」の代わりに今単独で運行している大分行き「富士」が熊本行き「はやぶさ」と連結して九州へ向かうそうです。
    残り1ヶ月強、事故なく運行されることを祈るのみです。
  • 次の「あさかぜ」出発までは約1時間。
    ちょうど上越・長野新幹線の列車がいくつか来ていたのでおまけで撮影してました(^_^ゞ
個性豊かな上越・長野新幹線の車両たち
上越新幹線 Maxたにがわ453号 越後湯沢行き(E4系) 上越新幹線 Maxとき331号 新潟行き(E1系) E4系,E1系,E2系の並び(奥には東海道新幹線300系も!) 長野新幹線 あさま561号 長野行き(E2系)
  • 新潟行きの「とき」には「がんばってます!!にいがた」の大きなステッカーが貼られていました。
    新潟中越大震災から早3ヶ月。今なお仮設住宅に住まわれている方もいらっしゃいますが、地震の被害が軽い地域では観光を生業としている方たちが
    観光客が来てくれるのを大挙して待っています。
    そんな形で災害復興支援の手助けをするというのも考えたほうがよさそうですね。
「がんばってます!!にいがた」のステッカー
「がんばってます!!にいがた」のステッカー
  • 「あさかぜ」を待っていると、通勤客のための着席サービスとして東海道線に運行されている「湘南ライナー」が入ってきました。
    使われている車両は普段中央線で甲府や松本方面に走っている「かいじ」「あずさ」用の特急車両(E257系)。
    新宿からの「湘南新宿ライナー」で中央線の特急車両が使われているのを見かけたことはあったのですが、まさか東京駅に現れるとは思っても
    みなかったのでびっくりしました(笑)
湘南ライナー1号
湘南ライナー1号(E257系)
  • そうこうしているうちに18時50分頃に「あさかぜ」が入線。
    「さくら」「はやぶさ」の時より鉄道ファンの数が倍増してました(^_^;;
    「あさかぜ」の車両を引っ張ってきた機関車はこの後の出雲市行き寝台特急「出雲」を引っ張るので「出雲」のヘッドマークがついていました。
下関行き「あさかぜ」入線
「あさかぜ」東京駅10番ホームに入線 牽引してきた機関車が切り離される。この機関車は次の「出雲」を引っ張ります 下関行き「あさかぜ」の最後部 「あさかぜ」のテールサイン 「あさかぜ」下関行きの行き先表示(1) 「あさかぜ」下関行きの行き先表示(2) 「あさかぜ」にだけあるパンタグラフを持つ客車(ロビーカー)
  • 「あさかぜ」もデビュー当時は"走るホテル"と言われるほど豪華な設備がウリだったのですが、今ではすっかりおとなしくなってしまいました。
    「さくら」「はやぶさ」と同様に食堂車ももうありません。
    定刻19時ちょうどに「あさかぜ」は下関に向かってゆっくり静かに走って行きました。
    こちらも残り1ヶ月強、事故なく運行されることを祈るのみです。
    #入線してくる列車に対する撮影でフラッシュを使っている人が何人かいてアナウンスで注意されていました。
    #運転士の方に対する危険行為となりますので、入ってくる列車にはフラッシュを絶対に使わないで下さい>ファンの皆さま
上越新幹線と同時発車の「あさかぜ」
上越新幹線 Maxとき333号 新潟行きと「あさかぜ」を牽引してきた機関車のツーショット 定刻19時に下関に向かって「あさかぜ」が出発
  • ちょっと感傷に浸りつつ、山手線で品川へ。幅広の新型車(E231系)が主流になりつつありますが、やってきたのは昔ながらの車両(205系)。
    鉄道雑誌によると新しいのが入ってきたので、あっちこっちへ移動しているとのこと。
    気がつくと元山手線を走っていた電車に乗っている人が大勢いそうです(笑)。
    品川から京急線へ、いつものごとくウィング号に乗っての帰宅となりました。
    これから注目度が高まると思われる「さくら」「あさかぜ」。残り1ヶ月強、無事に運行されることを願ってやみません。