2004年 2月 7日(土) |
- お出かけ2日目。層雲峡の朝は雪でした。
朝6時に起床して、夜のうちに入れ替わったお風呂で目をさました後、バイキングスタイルの朝食へ。
食べ終わった後、8時20分頃にホテルをチェックアウトしました。
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■ 層雲峡温泉の朝 |
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- ちょっとあわただしい朝になったのは、バスのせい(笑)。
層雲峡から上川、旭川方面へ向かうバスが冬期間中は本数が減るので、8時40分発のバスを逃すと
2時間ないのです(^_^;; 雪もやみそんなに寒さを感じることもなく、バスターミナルに行くと
既に旭川行きの道北バスがスタンバイしていました。
ほぼ満席状態でバスは定刻に出発。国道39号線を軽やかに駆け下りていくのでした。
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■ 道北バスで上川へ |
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- バスは上川駅に9時10分到着。ここでほとんどの人が降ります。ρ^^)も降ります(笑)。
旭川と網走を結ぶJR石北線の上川駅は層雲峡温泉へのアクセスの玄関口。
駅にもそのあたりの案内があるようです。
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■ 上川駅に到着 |
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- 少しの時間の接続で札幌行きの特急オホーツク2号がやってきました。何人かは乗り込んだようです。
そして改札には「駅名を見間違えて降りてしまった…」というお客さんが... 旭川と上川を見間違えたらしいです。
北海道は似たような地名が多い(たとえば砂川,滝川,深川,旭川,上川とか(^_^;;)ので、降りる時は良く確認しないと
いけませんね。
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■ 特急オホーツク2号が到着 |
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- 上川駅にはその後も網走行きの特急オホーツク1号がやってきて、これにも何人か
乗り込んだようです。
駅の待合室には中国か台湾から来られたご一行が談笑されていました。
ρ^^)はというと時間つぶし状態(理由は後述(笑))のため、ふらふらとしていました。
10時過ぎには網走行きの臨時特急オホーツク流氷号が上川駅にやってきました。
JR北海道のジョイフルトレイン「ノースレインボーエクスプレス」が使われてましたね。
先のご一行はこちらに乗り込んだみたいです。
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■ 特急オホーツク流氷号が到着 |
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- 臨時特急オホーツク流氷号を見送って(笑)、再び上川駅前のバス待合所へ。
JRへの乗り換えではなく実はバス同士の乗り換えだったのでした(^_^ゞ
9時台に層雲峡温泉から出るバスがあればちょうど良かったのですが、こればっかりは交通機関の都合
ですからなんともしがたいところです(^_^;;
これから乗り込むのは札幌、旭川と紋別を結ぶ高速バス「流氷もんべつ号」。
札幌を朝7時に出発して紋別まで走るという長距離の高速バスです。
定刻より10分ほど遅れて「流氷もんべつ号」がやってきました。
上川駅では乗務員の方も小休憩ということで10分くらい停車した後、紋別へ向かって出発。
高速バスなので、飛行機同様にヘッドフォンで音楽は楽しめるし、前方では映画のビデオが流れて
いるし…となかなか快適でした。
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■ 高速バス 流氷もんべつ号で
紋別へ |
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- 上川から紋別へは国道273号線で1本。上川を出てすぐ国道39号線との分岐があり、紋別へ向かって入って
いきます。ちなみに距離は100kmほどあるようで、バスはこれを2時間たらずで行ってしまいます。
上川−紋別間には高速道路はないのですがやはり北海道ならではの広さという感じでしょうか。
大雪山系の中にいる間はずっと雪が降っていましたが、浮島トンネルを越えたら雪もやみました。
1時間ほど走ると滝上(たきのうえ)。
芝桜が有名ですが、さすがにこの時期は芝桜が咲く公園の丘陵すべてが真っ白でした(笑)
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■ 冬は真っ白の滝上公園 |
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- 滝上から渚滑(しょこつ)を通り、道道に入ると紋別はすぐそこ。ふと見えた海は青い...
この時期の紋別と言えばもちろん流氷がお目当てなのですが、2,3日前に見た感じでは沖合に遠ざかっていたのでまずいかな…と思ってはいたのですが。
12時半に紋別バスターミナルへ到着。ちょっと落ち着いた後、バスターミナル近くのホテルオホーツクパレス内のレストランで昼食に。
ちょうどカレー食べ放題をやっていたので、ちょっと食べ過ぎました(爆)
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- 昼食後バスターミナルへ戻り、14時発の「ガリヤゾーンシャトルバス」で海洋交流館まで乗車。
港の沖合は…というと青い海。紋別ご自慢の流氷砕氷船「ガリンコ号II」に今年も乗ろう…ということで
14時45分発の船を予約しておいたのですが流氷だけは空振りになってしまったようです(/_;)
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■ 流氷の姿がない紋別港 |
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- 1本前の船が行けるぎりぎりの所に流氷があったのでちょっと時間を
オーバーしたということもあり、出発は15分遅れとなりました。
乗船してすぐに「今日はもうこの船で行ける所に流氷はありません」…と
いう悲しいお知らせがありました(/_;)
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■ ガリンコ号IIが氷なき海を戻ってきました |
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- 今年は暖かくて港の中の海水の温度も凍る温度(マイナス1.8度くらいだとか)に達して
いない上に風向きのせいもあり、枝幸や紋別付近では沖合に流氷が漂い、代わりに
網走方面に先に流氷が接岸するという事態になっているそうです。
これも異常気象の影響なんでしょうかね。
先週は結構岸に近づいていたのが、風が吹いて一気に30km以上離れてしまい、今朝も
8.5km近くまで近づいてきたのですが、また遠ざかってしまったとのこと。
元々海の上に浮いているものなので、どうしようもない…とのことでした。
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■ ガリンコ号IIに乗船、沖合へ |
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- さて流氷がなければガリンコ号IIもただの紋別港の観光船になってしまいますが(^_^;;、ガリンコ号IIは
沖合まで進んでいきます。沖合で停泊して何をやったかというと、可愛らしい姿で流氷の天使として
人気が高いクリオネの採取。
採取した12匹のクリオネは希望の乗船客に飼育方法も書いた紙をつけてプレゼントされていました。
ちゃんと冷たい所で育てて、時折新鮮な海水と取り替えることで2〜3ヶ月から1年近くまで飼育できる
そうです>クリオネ
さてガリンコ号IIは出発時刻がずれたこともあり、普段なら寄るオホーツクタワーにも立ち寄らずに
まっすぐ戻ってきました。
お詫びということで流氷のポストカードを2枚もらいましたが、自然現象を見に行くのは本当に難しいものです。
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■ 海水をむなしく砕くドリルと
お詫びの流氷ポストカード |
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- 海洋交流館へまっすぐ戻ってきてしまったので、オホーツクタワーへは無料の電気
自動車で移動。寒い時期は便利です。
防波堤に描かれた流氷の成長度合いや飼われているアザラシの紹介があった後、
オホーツクタワーへ。
#ガリンコ号IIとのセット入場券を購入すると入場料が半額になります。
流氷があると迫力なのですが、氷がなければ普通の展望塔になります(^_^;;
16時に出航したガリンコ号IIを見送った後、海面下にある水族館に行くとクリオネが
大量にいてびっくりしました(笑)
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■ オホーツクタワーから
ガリンコ号IIを見送る |
■ クリオネ |
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- オホーツクタワーを後にしてまたまた電気自動車で海洋交流館へ。
夕陽と流氷のクルーズ(といっても流氷は見えなかったと思いますが)から戻ってこようとするガリンコ号IIを
見た後、タクシーで今日の宿泊先である紋別プリンスホテルへ。和室でほっとしていました。
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■ 紋別プリンスホテルに到着 |
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- 紋別地区唯一らしい天然温泉のお風呂でのんびりとした後、19時過ぎから夕食。
去年も泊まっているのでカニだらけになるのはわかっていたのですが、今年もおいしく
頂きました(^_^;; ただ、おなかいっぱいでギブアップ状態でした(苦笑)
昼間のカレー食べ放題がこんな所でボディブローのように効いていたようです(爆)
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■ 紋別プリンスホテルのカニづくしの夕食 |
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- 後は部屋でテレビを見ながらのんびり。
明日は最終日で当初予定ではゆっくりモードにする予定でしたが、今日の流氷がアテがはずれてしまったこともあり、ちょっと旅行プランを補正しようと
インターネットでちょこちょこ調べ物をしていました(^_^;;
#ここはPHSが入るので@FreeDの威力発揮です。ちなみに1階のビジネスルームではインターネットが無料で使えるらしいです。
「ロード・オブ・ザ・リング」が終わるまでに補正プランもまとまったので、後は翌朝の天候を見て考えることにし、今夜も23時半就寝。
#う〜ん、早寝だ。(爆)
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