2003年11月 2日(日)
  • 隠岐滞在2日目。
    朝6時40分に起きたらうっすらと日が昇るような感じでした。
    部屋の外へ出てみると朝日が昇るところでした。
    やっぱり早起きは3文の得ですね(笑)
菱浦港の夜明け
うっすらと明るい海が見えます 菱浦港に昇る朝日(1) 菱浦港に昇る朝日(2) 菱浦港に昇る朝日(3)
  • 温泉なので楽しみなのは朝風呂ですね。サクッと入って目覚めすっきりでした。
朝風呂を楽しむ
マリンポートホテル海士の小浴場
  • 朝風呂から戻って、落ち着いていると朝一番の超高速船レインボーが別府港から菱浦港に
    向けてやってくるのが見えました。
    さすがに水中翼船だけあって勢いがありますね〜。
超高速船レインボーが菱浦港にやってきました
別府から菱浦へ向かうレインボー(1) 別府から菱浦へ向かうレインボー(2) 別府から菱浦へ向かうレインボー(3)
  • 朝はちゃんと食べないと…ね。ということで朝食をしっかりと食べました。
    ご飯がおいしくて3杯も食べたのはナイショです(笑)
マリンポートホテル海士の朝食
マリンポートホテル海士の朝食
  • 9時前までゆっくりしてホテルをチェックアウトしました。
    すぐ近くのターミナルまでとことこ歩き、まずはコインロッカーに荷物を預けます。
    100円リターン式のコインロッカーだったのが嬉しかったです(^o^)
菱浦港から見た
  マリンポートホテル海士
菱浦港から見たマリンポートホテル海士
  • 中ノ島には隠岐神社などの名刹がありますが、今回はそちらにはいかず昨日通過した知夫里島へ行って
    みることにしました。来居行きの高速船が出るまでちょっと時間があります。
    乗る予定の高速船"いそかぜII"が菱浦港にやってきたのですが、これは一回別府港まで往復してくる
    とのこと。5分ほど遅れていた"いそかぜII"を見送った後、乗り場へ移動しました。
高速船「いそかぜII」
高速船「いそかぜII」が菱浦港に来ました
《動画/wmv》
約1.5MB/17秒
高速船「いそかぜII」が別府港へ向かいます。沖合には「フェリーおきじ」が通っています<動画>
  • 別府港まで往復してきた"いそかぜII"は10分近く遅れていました。
    人の乗り降りが終わるとさっと移動開始。高速船だけに走り出すと早いです(^o^)
    穏やかな内海の中を知夫里島に向けて突っ走っていきました。
「いそかぜII」に乗って知夫里島へ
「いそかぜII」乗り場 別府港から「いそかぜII」が到着 菱浦港ターミナルを出発
  • 途中来居港から菱浦港へ向けて航行中の"フェリーどうぜん"が左側を走行した後は、波を受けて結構
    揺れましたね(^_^;; 安心して失敗しました(^_^;;
    そんなこんなで15分ほどで知夫里島・来居港に到着。島前の中でもっとも小さい素朴な島です。
「フェリーどうぜん」と入れ違いで
  知夫里島・来居港に到着
来居から菱浦へ向かう「フェリーどうぜん」 知夫里島・来居港
  • 目的ポイントは知夫里島の西岸にそびえる知夫の赤壁(せきへき)。
    ただ知夫里島にはバスが走っていません。港の事務所にある観光協会で相談して、島に1台しかない(^_^;;タクシーを呼ぶことになりました。
    やってきたのはバンタイプの大きなものでした(@_@)
  • 運転手さんと話をはずませながら赤壁展望台へ向かいます。
    時間があれば赤ハゲ山にも行ったほうがいいとのことですが、今回お願いした時間では無理とのことで、
    狭い道をくねくねしながら走っていきます。
    西岸側に出るととってもきれいな景色が…\^o^/
    本来なら本土側が見えるそうですが、今日は無理とのことです。
    なんでも明日は海が荒れてくるということで、長年の勘なのでしょうね。
知夫里島西岸の風景(1)
御越鼻,神島と美しいカーブを描く入り江 神島と日本海を見ながら進む
  • 対向するのが難しい山道をくねくねしていると「ここから牧場です」とのこと。
    走っていると目の前を牛がゆうゆう…と歩いています(@_@)
    「ここでは牛優先なんですよ〜」といいながら、運転手さんはのんびりと走っていきました。
    ちなみに赤壁展望台も含めたエリアが島全体の人で共有する牧場なのだそうです。
牧場の中は牛優先(笑)
道をゆうゆうと歩く牛 悠然と車を見送る牛(^_^;;
  • 20分ほど走っていよいよ赤壁展望台の入口に到着。
    「柵がないので気をつけて下さい」という声を後ろに遊歩道を登っていきました。
    所々に牛の落とし物(苦笑)があって、踏まないように注意しつつ進んでいきました。
    5分ほど登った先が展望台とのこと。
赤壁展望台の入口に到着
知夫の赤壁の説明板
  • 息を切らしつつ、山の上にある牛を見ながら遊歩道を登っていくとやって展望台に到着です。
    ここも牛の落とし物(^_^;;があるので、注意しつつ展望台に赴くと…
展望台付近にも牛がいます
展望台付近にも牛が…(1) 展望台付近にも牛が…(2)
  • 展望台から見る眺めは、なんともいえない絶景\^o^/
    来て良かったです。
知夫の赤壁
知夫の赤壁(1) 知夫の赤壁(2) 知夫の赤壁(3) 知夫の赤壁(4)
  • 展望台から降りてくる道にも正面に島影があり、とてもきれいでした…
赤壁展望台からの帰り道
赤壁展望台からの帰り道(1)/神島がきれいに見える 赤壁展望台からの帰り道(2)/神島がきれいに見える 赤壁展望台からの帰り道(3)/神島がきれいに見える 赤壁展望台からの帰り道(4)/タクシーも待ってくれてます
  • タクシーに戻り、来た道を戻ります。
    行きに見た風景なのにきれいなのでまたまたカメラを構えていたρ^^)なのでした。
知夫里島西岸の風景(2)
御越鼻を望む(1) 御越鼻を望む(2) 御越鼻を望む(3)
  • 11時過ぎに港に帰ってきました。ちょうど境港行きの「フェリーおきじ」が着岸していました。
    この出航を見送ると今度は昨日乗ってきた七類からの「フェリーしらしま」がやってきました。
    昨日もこの風景を「フェリーしらしま」の中から見ていますが、沖合で両方の船が並ぶのはなかなか壮観でした。
    それと面白かったのは車の乗船口のカバーを港着岸前に開きはじめ、出航後に閉めるという光景。
    港での停泊時間を短縮するための方法なのですが、ちょっとびっくりしちゃいますね(^_^ゞ
知夫里島・来居港での「フェリーおきじ」出航、「フェリーしらしま」入港
「フェリーおきじ」が出航 「フェリーおきじ」と「フェリーしらしま」
  が沖合で並ぶ
「フェリーしらしま」が入港
来居港に停泊中の「フェリーおきじ」 来居港を出航する「フェリーおきじ」 「フェリーおきじ」と「フェリーしらしま」が沖合で並ぶ(1) 「フェリーおきじ」と「フェリーしらしま」が沖合で並ぶ(2) 「フェリーしらしま」が来居港に入港(1) 「フェリーしらしま」が来居港に入港(2) 来居港に停泊中の「フェリーしらしま」
  • もう一つ興味深かったことは「フェリーおきじ」で降りてきた知夫郵便局の車が「フェリーしらしま」に乗り移ったのですが、車を運転していた
    郵便局の人が「フェリーしらしま」が着岸するときに船から投げられる固定用のロープを港の人と共に引っ張りあげていたこと(^_^)
    島の人たちが協力しあって生活していることが如実にわかる光景でしたね。
  • ρ^^)は11時29分発の「いそかぜII」に乗ります。出発間際になって「フェリーしらしま」から乗り移ってきた人たちでほぼ満席になりました。
    「フェリーしらしま」も西ノ島・浦郷港に寄った後で菱浦に来るのですが、「いそかぜII」だと「フェリーしらしま」よりも1時間早く着くこと
    ができます。さらに島前内の港の移動は一律300円なので、とってもリーズナブルですね。
    来居港を定刻に出航し、またまたフルスロットルで進んでいきました。
  • 「いそかぜII」は中ノ島の日須賀港に寄った後、12時前に菱浦港に戻ってきました。
    ここで昼食に。後鳥羽上皇が流されたのが隠岐という話は歴史の教科書にも出てきますが、
    その時の乱(承久の乱)の名前を取って「承久海道キンニャモニャセンター」と名付けられ
    たターミナルの2階にある「船渡来流亭」(セントラル亭)に行きます。
    大漁定食と今日だけ…という島の素材で作った豆腐を頂いてました。
    ここでは、昨日国賀めぐりの観光船で一緒だった団体さんと遭遇(^^)
    やはり島は狭いかも(笑)
承久海道キンニャモニャセンター
  (菱浦港ターミナル)
大漁定食と島
  の素材のとうふ
承久海道キンニャモニャセンター(1) 承久海道キンニャモニャセンター(2) 大漁定食と島の素材で作ったとうふ
  • これで島前の観光はおしまい。今日はこれから島後の西郷港へ向かうことになります。
    先ほど来居港で見送った「フェリーしらしま」がやっと菱浦港にやってきました。
    ちなみに先ほど昼食時にお会いした団体さん、船内でも一緒になりすっかり仲良くなってしまいました(^_^ゞ
    こういうのが島旅のいいところですね。
    なんでも同窓会だそうで、今日,明日は島後で、明後日には広島へ飛んで宮島の紅葉を見るのだとか。
    うらやましい限りです。
「フェリーしらしま」が菱浦港に入港
「フェリーしらしま」菱浦港に入港(1) 「フェリーしらしま」菱浦港に入港(2)
  • 「フェリーしらしま」は定刻に菱浦港を出港しました。
    動き出したところで甲板にでます。波も高くなくこの航海も穏やかに進めそうですね。
菱浦港を出航 島前−道後の
  乗船券
菱浦港を出航 島前−島後の乗船券
  • 甲板に出た理由は途中の島影とまもなく菱浦港に向けてやってくる
    はずの超高速船レインボー。
    まもなく凄い勢いで走ってきたレインボーと「フェリーしらしま」が
    汽笛で合図をしあうのを聞いて、やっぱり船旅はいいなぁ…と思いました。
菱浦港へ向かうレインボーとすれ違う
菱浦港へ向かうレインボー(1) 菱浦港へ向かうレインボー(2) 菱浦港へ向かうレインボー(3)
《動画/wmv》
約1.6MB/11秒
菱浦港へ向かうレインボー(4)<動画>
  • 中ノ島のビューポイントである三郎岩を見た後もたくさんの小さな島影が続き、甲板でカメラを持ってうろうろ
    していました(^_^ゞ
島前から島後へ向かう途中の島影
島前から島後へ向かう途中の島影(1)/三郎岩 島前から島後へ向かう途中の島影(2)/小森島,松島 島前から島後へ向かう途中の島影(3)/小森島 島前から島後へ向かう途中の島影(4)/松島,中ノ島 島前から島後へ向かう途中の島影(5)/小森島 島前から島後へ向かう途中の島影(6)/小森島
島前から島後へ向かう途中の島影(7)/二股島 島前から島後へ向かう途中の島影(8)/星神島 島前から島後へ向かう途中の島影(9)/島後が見えてきました 島前から島後へ向かう途中の島影(10)/二股島 島前から島後へ向かう途中の島影(11)/大森島 島前から島後へ向かう途中の島影(12)/島前の島々が遠くなっていく…
  • そうすると西郷の方向から白い船影がこちらに来るのが見えました。
    なんだろう…と思いめぐらしているうちにもう一隻の超高速船
    レインボーであることに気づき、こちらも通過を待ちかまえていました。
    う〜ん、今度隠岐に来る時は乗ってみたいなぁ…(^_^;;
別府港へ向かうレインボーとすれ違う
別府港へ向かうレインボーとすれ違う(1) 別府港へ向かうレインボーとすれ違う(2) 別府港へ向かうレインボーとすれ違う(3) レインボーが通った後には白い線が残っていました
  • 後は船内に戻って、外を眺めていました。ほんとうに穏やかな航海でしたね。
島後の海岸線を眺めながら西郷港へ向かう
島後の海岸線を眺めながら西郷港へ向かう(1)/松島 島後の海岸線を眺めながら西郷港へ向かう(2)/白崎を通過 島後の海岸線を眺めながら西郷港へ向かう(3)/西郷の街が見えてきました 島後の海岸線を眺めながら西郷港へ向かう(3)/西郷大橋
  • 時間が過ぎるのを気にすることなく、無事西郷港に着きました。
    先ほどの団体さんは港近くのホテルに泊まられるようでここでお別れ。
    ρ^^)はあらかじめ予約しておいたレンタカーの営業所へ電話して送迎をお願いしました。
    ほどなく車がやってきて10分弱走って営業所で手続き。
    やってきたのはストーリアでした。
西郷港に到着 レンタカーで
  移動
西郷港 西郷港へ停泊中の「フェリーしらしま」 レンタカーで移動(ストーリア)
  • まずはすぐ近くにある玉若酢命神社へ。なんと船内で一緒だった団体さんとここでも鉢合わせしてしまいました(^_^;;
    後鳥羽上皇が流されたという隠岐にはたくさんの古い寺社が存在していて、ここも立派な注連縄が飾られていました。
玉若酢命神社(たまわかすのみことじんじゃ) 億岐家宝物館
玉若酢命神社(1) 玉若酢命神社(2) 玉若酢命神社(3) 玉若酢命神社(4) 玉若酢命神社(5) 億岐家宝物館
  • 次は隠岐国分寺へ。隠岐では牛突きという行事が昔から行われています。
    この近くにも牛突き場があり、毎週土曜日に観光用でやっているとのこと。
    気かがあればこちらも見てみたいところです。
牛突き場
牛突き場
  • 続いて隠岐国分寺を参拝。皇室の方々も訪問されている由緒正しい寺社です。
    本堂の中には鳴き天井があり、しっかり試してきました(^_^ゞ
隠岐国分寺
隠岐国分寺(1) 隠岐国分寺(2) 隠岐国分寺(3) 隠岐国分寺(4) 隠岐国分寺(5)
  • 次は海側へ…ということで、山を越えるルートを選択。
    しかしこの道が大失敗。狭いし暗いしどんどん登っていくし…というとんでもないルートでした。
    #遠回りでも海岸ルートにしたほうが良かったですね…
    30分以上走ってやっと国道に出た時にはほっとしました。
  • 次にやってきたのは布施村の浄土ヶ浦。
    駐車場から遊歩道があるのですが、海側のルートはアップダウンがきつくてぜーぜー。
    帰りは山の中をわけいる感じで、どっと疲れてしまいました…
    あ、風景はなかなかでしたよ(苦笑)。
浄土ヶ浦
浄土ヶ浦(1) 浄土ヶ浦(2)
  • 次は白島の展望台へ向かいます。11月ということでかなり日が傾いてきました…
    ちょっと道を読み間違えてウロウロしたものの無事到着。金沢や領有権で韓国ともめている竹島までの距離が示されていましたね。
    展望台からの眺めはまさに絶景でした。
白島海岸(しらしまかいがん)
白島の説明板 各地への距離を示しています 白島海岸の風景(1) 白島海岸の風景(2) 白島海岸の風景(3) 白島海岸の風景(4)
  • そして最後はローソク島に行こう…と思っていたのですが、これが遠い…。
    途中道を迷ったこともあり、日も落ちてしまい今日はあきらめてしまいました。残念です(/_;)
    気を取り直して、今夜の宿へ向かいます。
  • いまいち中途半端な標識に翻弄されつつ、なんとか今夜の宿「ホテル海音里(うねり)」に到着。
    ほっとしましたね。海が目の前ということで明日の朝が楽しみです。
ホテル海音里の部屋
ホテル海音里の部屋
  • お風呂に入った後、夕食に。レストランのメニューで選んだ造り定食を食べてました。
    やっぱり島にいるんだからお魚食べたいですし…ね。
夕食:造り定食
夕食:造り定食
  • 後は部屋でのんびりしています。
    明日は最終日で強制送還モード(苦笑)。隠岐の自然をもう少し楽しんでから帰ろうと思っています。