2003年10月 4日(土)
  • 今日は当初お出かけする予定はなかったのですが、不意に神様?からプレゼントを頂いてしまったのでお出かけすることになりました(^_^;;
    5時過ぎに起きて6時過ぎに自宅を出発。コンビニとガソリンスタンドには立ち寄りましたが大きなロスもなく、環状2号線から保土ヶ谷
    バイパスを経由して国道16号を進んでいきます。
    橋本からは国道413号線に。中央道の元八王子バス停や小仏トンネルを先頭とする渋滞をさけるのと高速料金をケチる(^_^;;ために良く使われる
    ルートです。
    今日も元八王子バス停を先頭に混んでいたので国道413号線にまわったものの、今度はこちらが動かず(-_-;;
    乗用車が事故を起こしていて(電柱にぶつかった?)その車を避けるので、片側通行状態となっていたためでした。
    車に乗っているとこういう機会に良く出くわすのですが、自分が当事者とならないよう日頃から安全運転が必要ですね。
  • 国道413号線を進み、相模湖を周回して相模湖駅前へ。
    この道も相模湖周辺の道はとても狭く怖かった思い出がありますが、久しぶりに通ったら道路が拡幅されていて走りやすくなっていました。
    こういうのは嬉しいものです。相模湖駅前からは甲州街道こと国道20号線へ。
    「日本一まずいラーメン」の看板をちゃんとチェックした後、相模湖インターチェンジから中央道に入るのでした。
  • 乗ってすぐ藤野パーキングエリアで休憩をはさみ、車は談合坂サービスエリアを越えて大月へ。
    大月はインターチェンジと河口湖線との分岐が絡んで非常に複雑に道路ルートだったのですが、3・4車線化の折に走行ルートを整理した
    ようで、大月インターチェンジを降りる車と乗る車、河口湖方面へ進む車の走行軸が重ならないように工夫されていました。
    大月インターチェンジを降りて国道20号線を戻る方向に進み、大月橋東詰交差点からは「富士みち」国道139号線へ入ります。
    10分強走って、3つめの信号を→に曲がり細い道を進んだ先が今日の目的地なのです。
    さていったいどこでしょう(^_^?
  • 到着したのは山梨県立リニア見学センターというところ。
    超伝導による磁石の力を利用して時速500kmで走る浮上式鉄道「リニアエクスプレス」の実験線があり、
    ここでリニアエクスプレスの実験模様が見られるという所です。
    見学センターに到着したのはなんと9時半過ぎでした(^_^ゞ
山梨県立リニア見学センター
山梨県立リニア見学センター(1) 山梨県立リニア見学センター(2)
  • 運行予定は10時20分頃から…ということで、まずリニア見学センターの中を見学します。
    リニアエクスプレスや中央新幹線が必要な理由などを淡々と説明する自動放送を聞きながら、中の展示物を
    見ていたのでした(^_^ゞ
    お目当てのリニアエクスプレスの車両は実験時間前ということもあり、どこにも見あたらないのでした。
見学センター内の展示室
YAMANASHI MAGLEV TEST LINE リニアエクスプレスの模型など
  • 晴れた日はリニア見学センターの向かい側にある展望広場から見るという案内を
    見たので、さっそく行ってみることに。
    展望広場の上にはかなりの段数を登らなければいけませんが、なかなか景色は
    いいです(^_^ゞ。
    一番上に行かなくても実験線の様子が見えるので途中で止まってみていたら、
    いつのまにか実験が始まっていたようで、あっという間にリニアエクスプレスが
    右上から左下に走っていったのでした(^_^;;
    そのスピードを目の当たりにしてただただ早いなぁ…と感心せざるを得ません
    でした。
実験の予定 展望広場上からの眺め
今月のリニアエクスプレス実験予定など 展望広場上からの眺め 展望広場上から見た実験線の鉄橋
  • その後、甲府側のトンネルから見学センターの前に向かってリニアエクスプレスの
    車両がゆっくりと姿を現したので、大人も子どももみんな目の
    前で見ようと必死だったのでした(^_^ゞ
リニアエクスプレス、見学センターに帰着
リニアエクスプレス、見学センターに帰着(1) リニアエクスプレス、見学センターに帰着(2) リニアエクスプレス、見学センターに帰着(3)
  • 次のリニアの走行機会を展望広場側で待っていました。
    今度はタイミングもわかったので、デジカメをビデオモードにして走っている所を記録したり
    していたのでした(^_^ゞ
リニアエクスプレスが走る!
《動画/wmv》
約2.8MB/17秒
《動画/wmv》
約2.3MB/13秒
時速400km/hで走行中/甲府方面から東京方面へ 時速500km/hで走行/東京方面から甲府方面へ
  • その後は再び見学センターの展望室に。
    また次の実験走行が始まるということで、今度は展望室からリニアエクスプレスの
    出発と通過を目の前で確認していたのでした(^_^ゞ
所在位置を示す
  ディスプレイ
実験走行に
  出発しました
時速400kmで
  目の前を通過
《動画/wmv》
約2.3MB/24秒
《動画/wmv》
約1.1MB/11秒
実験走行に出発 時速400kmで目の前を通過
リニアエクスプレスの所在位置を示すディスプレイ
  • 時計を見るとまもなく11時25分になろうとしています。
    見学センターから外に出るとそこには行列が…。実はリニアエクスプレスは時々試乗会の募集をしています。
    インターネットで申し込みを受け付けて、抽選により実験走行中の列車に試乗することができるのです。
    8月だったか、たまたまJR東海のWebサイトを見ていた時にこのリニアエクスプレス試乗会の告知を発見し、
    「どうせ当たらないでしょう…」と思って試乗会へのエントリーをしたら、見事に当たってしまった(爆笑)
    というのが今回の神様からのプレゼントでした(^_^ゞ
    この時間にあわせるのに中央道があまりひどい渋滞を起こさないうちに…と思ったため、家を早く出たと
    いう次第なのです。
いざ、リニアエクスプレスの試乗会へ!
試乗会受付の状況案内 試乗会受付を待つ人たち
  • 試乗会のチケットをチェックしてもらって進んでいくとリニアエクスプレスの構造や、
    中央新幹線に関する今までの経緯を説明したビデオを見ます。
    これが終わると係員の指示に従ってホームへ進むという格好です。
ビデオ説明 パンフとチケット
試乗前のビデオ説明 試乗会のパンフとチケット
  • リニアエクスプレスは既に見学センター前に戻ってきていました。
    乗り込むと中の雰囲気は700系の「のぞみ」に似ています。
    実用化試験で乗客を乗せたテストを行う時のことを考えてそういう設計にしたんだ
    そうです。
リニアエクスプレスにいよいよ試乗!
リニアエクスプレスの出入り口(1) リニアエクスプレスの出入り口(2) リニアエクスプレスの出入り口(2)
  • アナウンスと共にいよいよ試乗始まりです。見学センターからいったん甲府方向に向かって進んでいきます。
    トンネルの中でポイント(正確にはガイドウェイ」そのものですが)が本線に切り替わるのを待って、東京方向に向けて動き出します。
    このリニア実験線の距離はたったの20km弱。この短い区間の中でスピードをあげるせいか、かなりきついGがかかって時速400km/hで
    進んでいくのでした。
    #座席とは逆方向に進むので、ちょっと変な感じでした(^_^;;
  • トンネル内で加速したリニアエクスプレスは見学センターの前を時速400kmで通過して東京側の終点位置まで走ります。
    車内では添乗している係員の方のお話と先頭車両につけたカメラからの走行映像を見ていました。
    しばらくして今度は甲府側の終点位置まで一気に走ります。
    この時、世界の鉄道で一番早いといわれるスピードである時速500km/hで走行する車両に乗るという体験ができる訳です。
  • 再びトンネル内で加速したリニアエクスプレスは、時速160km/hを超えたあたりで
    走行に使っている車輪をしまいます。
    これが超電導磁石による浮上式鉄道の地面から浮上したという状態。
    トンネル内で加速したリニアエクスプレスは、時速500km/hの表示を出したまま
    見学センターの前をスルーしていきました。
時速500kmの風景
時速501kmを示す車内表示 時速500kmの風景(静止画)
《動画/wmv》
約3.0MB/31秒
時速500kmの風景(動画)
  • この1往復で試乗おしまい。最後見学センターに戻ってきた時には乗車証明カードを
    もらえました。乗った感じでは高速走行時の揺れ具合が比較的大きいので、実用化まで
    にはもう少し道を切り広げる必要がありそうですね。
    最後は実験用車両と記念撮影をしている人が多かったようです。
試乗会、無事終了
一仕事終えたリニアエクスプレス(1) 一仕事終えたリニアエクスプレス(2) 乗車証明カード
  • 今日のメインはここなので、後は何も考えていないのでした(笑)
    時計を見ると12時過ぎ、近くをドライブしてから帰ろう…ということになりました。
    一番近いのは日本三大奇橋と言われる猿橋。国道139号線に出て、大月橋東詰から国道20号線を少し東京方向に戻った所にありました。
    見た目は普通の橋なのですが、橋の構造を下から眺めるとう〜ん、なるほど…という形をしていたのでした。
    写真を撮って、軽く渡ってみました(^_^ゞ
猿橋
猿橋(1) 猿橋(2) 猿橋(3) 猿橋(4) 猿橋から眺める峡谷美
  • せっかく山梨県内に来ているの昼食にほうとうでも食べたいなぁ…と思いながら走っていたのですが、
    いい店は見つからず大月インターチェンジから中央道に。
    河口湖方面に進み、谷村パーキングエリアで小休憩の際に昼食を済ませちゃいました。
谷村パーキングエリアで昼食
谷村パーキングエリアで昼食
  • 河口湖インターチェンジで中央道を離れ、下道を進んで向かったのは忍野八海だったのですが、肝心の富士山は雲にかかっていましたし、
    どこに車を止めてもお金がかかることもあり、そのままスルーしちゃいました(^_^ゞ
    国道139号線に戻ろう…と走っていくうちに道路の両サイドにたくさんのきれいな花が咲いている所にでてきました。
    最初はスルーしようかな…とも思ったのですが、コスモスの群落を見て立ち寄り決定(笑)
    Uターンして駐車場に止めて歩くことにしました。
    ここは山中湖花の都公園というそうです。富士山こそ見えませんが、秋の陽射しに照らされた花がとてもきれいでした。
山中湖花の都公園
山中湖花の都公園(1) 山中湖花の都公園(2) 山中湖花の都公園(3) 山中湖花の都公園(4) 山中湖花の都公園(5)
山中湖花の都公園(6)/コスモス 山中湖花の都公園(7)/コスモス 山中湖花の都公園(8)/コスモス 山中湖花の都公園(9)/コスモス 山中湖花の都公園(10)/コスモス
山中湖花の都公園(11)/コスモス 山中湖花の都公園(12)/コスモス 山中湖花の都公園(13)/コスモス 山中湖花の都公園(14)/コスモスとススキ 山中湖花の都公園(15)/スズキ
  • 山中湖周辺には鉄道が走っていないので、主な交通手段は車になるのですが、もし車以外で来ても
    巡回バスで最寄りまで送ってくれるとのことでした。
    これに乗ってしまえば山中湖周辺のどこにでも行けるというのがなかなかおいしい運用ですね。
巡回中のバス「ぐるっと山中湖」
巡回バス「ぐるっと山中湖」
  • コスモスを見て気持ち良く車に戻ってきたので、そのまま温泉に…ということで
    すぐ近くにある紅富士の湯という立ち寄り湯に寄りました。
    源泉ぬるめの湯という30度しかないお湯に浸かってたり、大きな露天風呂があったり…
    ととても気持ちのいい空間でしたね。
山中湖温泉 紅富士の湯でのんびり、ゆったり
山中湖温泉・紅富士の湯 山中湖温泉「紅富士の湯」 売店で売っていた温泉パン
  • 結構時間を取りましたが、後は帰るだけ。
    山中湖から東富士五湖道路、国道139号線、東名と乗り継いで横浜まで進み、最後は回転寿司に寄って自宅に帰ってきました。
    今日の走行距離は246.1kmでした(^_^ゞ
    ρ^^)の目の黒いうちにリニアエクスプレスが本来の形で実用化されるかどうかは全然わからないのですが、ここまで成果をあげてきたの
    ですからもっと改良して実用化され、東京−大阪1時間の旅を実現して欲しいなぁ…と思っています。