2003年 5月 2日(金)
  • GW中日3日目。今日も石垣の朝です。昨日は疲れたのか23時半にはぐっすり寝てしまいました。
    朝は7時過ぎに起床。8時過ぎに朝食を食べに行き、その後部屋に戻って準備をした後、9時にホテルを出発しました。
    向かった先は石垣空港。とはいっても帰る訳ではありません(^_^;;
    「石垣空港」という案内を見ながら走っていたのですが、どこかで標識を見落としたのかものの見事に道を間違えてしまい
    大慌てしてしまいました(爆) すぐにUターンしたので事なきを得ましたが、いやぁ焦りました(笑)。
    石垣空港の駐車場にたどりついたのは9時半でした。
石垣空港に無事到着
石垣空港に到着
  • すぐさまJTAのカウンターへ向かい、チケットレスで確保していた航空券を受け取って、
    手荷物検査へ。やはり初夏の気候ということもあってじんわりと汗がにじみます。
    出発10分前になって機内へ案内。小さな空港はとことこと飛行機まで歩いていくという
    のが何か楽しいです(笑)
    搭乗するのはJTA961便 与那国行き。そう、日本最西端の島、与那国島へ向かおうと
    しています。飛行機はB737。ジェット機が飛んでるんですね(^_^;;
    1日1便が通常運行で、2日に一度の割合で1日2便になります。
    この2便になる日を選んで与那国島へ日帰りするプランを立てたという訳ですね。
JTA961便で与那国へ
石垣空港の出発案内 JTA961便のチケット JTA961便 与那国行き(B737-400)
  • 出発時刻は10時でしたが、席に着いた後しばらく待ってもいっこうに動き出す気配がありません。
    ほどなくアナウンスがあり、荷物の積み込みに時間がかかっているということで出発が10分ほど遅れるとのことでした。
    やはりGWを利用して島に渡る人が多いようですね。
  • JTA961便は10時15分頃にやっと石垣空港を離陸しました。
    離陸してすぐ右旋回を始めて石垣島を取り巻くリーフを見下ろした後、ほぼ一周して高度を稼いで
    西表島方向へ進み始めました。ここでシートベルト着用サインが消えました(^_^)
    飛行時間は離陸後25分ということで、ほとんど水平飛行する時間がないか…と思ってたのですが
    実際は違ったようです。
川平湾を眼下に見下ろす
石垣島・川平湾を見下ろす
  • しばらくするとJTA961便は西表島上空を進みます。
    昨日ボートに乗った浦内川の河口がはっきりと見えました。
    今日は波も比較的穏やかなようです。
西表島の上空を進みます
西表島を取り巻くリーフ 西表島・上原上空 鳩間島 浦内川のボート乗り場を見下ろす
  • 西表島を過ぎると与那国島まではずっと海の上。でも飛行機だとあっという間に過ぎてしまいます。
    大きく左旋回した後、与那国空港に着陸しました。
    #それにしてもB737の着陸後のスピード減速は相変わらずきついなぁ(^_^;;
    やはりこちらも小さな空港ですね。
与那国空港に到着
与那国空港 JTA961便
  • 与那国島は一周30km足らずの小さな島です。
    到着ロビーを出た後、向かったのはレンタカーの営業所。
    予約していた訳ではなくて、飛行機予約後に電話してみたら「今予約はいっぱいだけど、もしかしたら
    空くかも知れないから空港内の営業所に寄ってみて」と言われていたので、ダメ元で行ってみました。
    結果はok。今返却されたばかりの車があるとのことでさっそく借りることにしました。
    車はまもなく12万キロになろうとするカローラ。久しぶりにパワーウィンドウでない車に乗りました(苦笑)
レンタカーで与那国島を回ります
空港内にあった与那国島の地図 借りたのはカローラでした
  • 車も無事借りられて、まず向かったのは西崎(いりざき)。日本最西端の場所です。空港からは車で10分たらずでした。
    車を向けて灯台への坂を登っていった所に「日本最西端の地」の碑があります。
    人も多くなく静かにたたずむ碑はまさに最果ての地でした。
    見通しが良ければ台湾の山々が望めるとのことですが、今日は視界が悪くてだめでした。
    でもこれで最後まで残っていた日本の端をすべてクリアしたことになります\^o^/
    #ちなみに嫁さんはあと東と北に行かないといけないのでまだまだ先のようですが(笑)
日本最西端 与那国島・西崎(いりざき)
西崎の灯台
西崎の灯台(1) 西崎の灯台(2)
「日本最西端之地」の碑
「日本最西端之地」の碑(1) 「日本最西端之地」の碑(2) 「日本最西端之地」の碑(3) 「日本最西端之地」の碑(4)
海の向こうは台湾
海の向こうは台湾(1) 海の向こうは台湾(2)
西崎から久部良の港を望む
久部良の港を望む(1) 久部良の港を望む(2)
  • 今日の目的をクリアしてしまった(笑)ので、この後はゆっくりと島の中をめぐることにしました。
    反時計回りに進んでいきますが、きれいな道路が海沿いに続いていたので走っていきます。
    南牧場線というそうですが、最後未舗装の部分で「通行止め」と書かれてしまい、やむなく迂回することにしました。
    比川という集落で海に出そうなので海の方向に走っていったらしっかりどん詰まりでした(^_^;;
    そんなことも楽しみつつ、車を進めていきます。
  • そして走ってきたのが島の東側にある立神岩展望台。ぱっと見ると自然の石なのに人の顔に見えてしまうくらい
    すっくと海の中に立っている石が印象的でした。
立神岩展望台からの眺め
立神岩 東崎方向を望む(1)
  • すぐ近くには軍艦岩とサンニヌ台の展望台もあります。荒々しい景色ですが、すぐ近くでは牛やヨナグニウマがのんびりと過ごしていて、
    そのギャップがちょっと不思議な気がしました。
サンニヌ台展望台からの眺め
サンニヌ台の説明 サンニヌ台 軍艦岩 東崎を望む 牛や馬が近くに放牧されています
サンニヌ台の説明板 サンニヌ台 軍艦岩(1) 軍艦岩(2) 東崎方向を望む(2) 牛が放牧されています ヨナグニウマも放牧されています
  • そしてもう一つの岬である東崎(あがりざき)へ。
    沖縄では西のことを日が沈むので"いり"、東のことを日が昇るので"あがり"と称します。
    ここは草原の先に広がる灯台がなかなか素敵でした。
東崎(あがりざき)
東崎(1) 東崎(2) 東崎(3) 東崎(4) 東崎(5) 東崎(6)
  • 東崎から進んでいくと東牧場からヨナグニウマが続々と道路に出て
    きました(@_@) どうやら昼のお散歩のようですね。
    牛のフンもあちこちに落ちていて、牛・馬共に自由に生きていると
    いう感じがします。
ヨナグニウマの散歩
ヨナグニウマの散歩(1) ヨナグニウマの散歩(2) ヨナグニウマの散歩(3) ヨナグニウマの散歩(4)
  • 東崎を後にして祖納の街へ向かいますが、ダテイゥトデーという町史跡の前では猫が1匹たたずんでいました。
史跡の前にたたずむ猫
史跡の前にたたずむ猫
  • あちこち道に迷いながらも祖納の街へ。自然の岩がど〜んと乗りかかっているティンダハナタという所へ。
    巨岩の真下が展望台になっていて眼下に見下ろすナンタ浜がとてもきれいでした。
ティンダハナタ
ティンダハナタ(1) ティンダハナタ(2) ティンダハナタ(3) ティンダハナタ(4) ティンダハナタから見るナンタ浜
  • 時計を見ると13時を既にまわっていたので、ここで昼食に。
    マルキ食堂というお店で「冷やし長命草そば」を頂きます。
    長命草は漢方薬にも使われることがあって、1個食べると1日長生きするそうです(^_^;;
    ボリュームはすごかったです。おなかいっぱいになりました(^_^;;
マルキ食堂で昼食
マルキ食堂 八重山そば 冷やし長命草そば
  • 食後の運動にすぐ近くのナンタ浜へ。それにしてもきれいな白い砂と青い海です。
    こんな風景がまだ見られるという点でとても幸せなような気がします。
ナンタ浜
ナンタ浜(1) ナンタ浜(2)
  • 時計を見るともう一つくらい見られそうなことに気づき、空港を通り過ぎた所にある
    「ダンヌ浜」へ向かいました。
    こちらは小さいですので、磯の生き物などを観察するのにはちょうどいいかも知れません。
ダンヌ浜
ダンヌ浜(1) ダンヌ浜(2) ダンヌ浜(3)
  • ダンヌ浜を出て、再び空港を通り過ぎ(^_^;; レンタガーを貸してくれた所の指定によるガソリンスタンドで
    給油して空港に戻りました。時計は14時40分。ちょっと早いくらいですね。
    与那国島一周に要した距離は44kmでした。
与那国空港に戻ってきました
空港近くに咲いていたひまわり 与那国空港に戻ってきました
  • レンタカーのキーを返した後、空港内で石垣行きの飛行機を待ちます。
    その前に日本最西端の証を購入(^_^;; ちゃんと名前を書いてくれるのが嬉しいです(^o^)
日本最西端の証
日本最西端の証
  • さて搭乗するのはRAC(琉球エアコミューター)806便。受付が始まって早い時間に手続きを済ませたのですが、
    ここはまだ自動ではなく手で切り取るタイプの懐かしい航空券でした。
RAC806便 石垣行きの航空券
RAC806便の搭乗券
  • 手荷物検査後、待合室で搭乗予定便が来るのを待ちます。
    10分ほど遅れて15時25分頃にやっと折り返しとなる飛行機が那覇から
    飛んできました。機種はDHC-8(ダッシュエイト)ですね。
折り返しRAC806便となるRAC889便が那覇から到着
RAC889便が与那国へ到着(1) RAC889便が与那国へ到着(2) RAC889便が与那国へ到着(3) RAC806便 石垣行き(DHC-8)
  • 到着機が遅れたことで出発も10分程度の遅れでしたが、すぐに搭乗できました。
    15時45分、RAC806便は与那国空港を離陸しました。離陸時は石垣とは反対方向に向いて、離陸した後右旋回し与那国島の上空を通り過ぎて
    いきました。
  • 午前と違って午後は雲の中に突っ込む(ほとんど天空の城ラピュタの世界ですが(笑))ことになり、下の景色が見えないかなぁ…と思っていたのですが、
    波照間島や西表島など、意外にたくさんの島々を見ることができました。
    やはりリーフを含む海を見るのには青空が一番似合います。
RAC806便からの眺め
日本最南端の島 波照間島 西表島と新城島 黒島 真っ青なリーフ
波照間島(1) 波照間島(2) 西表島と新城島 黒島 真っ青なリーフ
  • 石垣空港には20分遅れで到着しました。時計を見ると16時20分になっていました。
    明日は午前中しか島にいないので、あちこち見るなら今日だ!ということで、島の北側にある平久保崎へ
    向かいます。途中玉取崎展望台で小休憩。ここでもきれいな風景が見られました。
玉取崎展望台からの眺め
玉取崎展望台からの眺め(1) 玉取崎展望台からの眺め(2)
  • 玉取崎展望台を後にした後、平久保崎までは1本道。途中から道案内のとおりに細い道を進み平久保崎到着。
    なんと駐車場のほとんどはレンタカー(^_^;; 風も穏やかでゆっくりと見学できました。
石垣島最北端 平久保崎
平久保崎(1) 平久保崎(2) 平久保崎(3) 平久保崎(4) 平久保崎(5)
  • 時計を見ると既に18時をまわっています(^_^;; 日の入りの遅い場所だからこそできる芸当ですね。
    平久保崎を後にして、元来た道を途中まで戻り、そして県道79号線で川平に。
    途中にガイドブックに載っているお店があったりしたのですが、行ってみたらお休み(/_;)
    結局そのままホテルに戻ったのでした。
  • ホテルでお風呂に入ってすっきりした後、遅めの夕食としました。
    早いもので明日は最終日です。午後のフライトで沖縄を後にするの
    ですが、もう少しだけこの南国の雰囲気を味わってから帰路につき
    たいと思っています。お天気は持ちそうですね。
石垣シーサイドホテルでの夕食(5/2)
シーサイドホテルでの夕食(1) シーサイドホテルでの夕食(2) シーサイドホテルでの夕食(3) シーサイドホテルでの夕食(4)