2003年 4月20日(日)
  • 日曜日の朝は水上にて迎えました。7時半までぐっすり寝ていました(^_^;;
    8時頃朝食を食べに行きます。バイキング形式なのですが、種類も豊富で食べきれないくらいありなかなか良かったです(^o^)
    外は大雨状態。天気予報で元々崩れるとは言っていましたが、こういう時はちゃんと当たりますね(^_^;;
    さてどうしたものか…と考えつつ荷物を片づけていたのでした。
  • いろいろ考えた末9時過ぎにチェックアウトしました。駐車場が離れているので、指示された所に坂を登っていったら車が見あたらない!?
    実は坂の下の別の所に車が置いてあったのでした(^_^;; 玄関まで回送して嫁さんと荷物を乗せて奥利根館を後に。
    しかし外は大雨なのは相変わらず。とりあえず水上を離れて南へ進むことにしました。
  • 水上インターチェンジまではすぐだったのですが、ここで関越道名物「沼田−渋川伊香保 キリ通行止」に
    引っかかってしまいました(/_;)
    悩んでてもしょうがないし、多少は高速の恩恵を受けられるということで関越道に入りました。
    沼田インターチェンジまではすぐ。誘導に従って本線から出口へ向かい、いったんここで料金精算。
    こんなケースの場合は先でも高速に乗る旨を伝えると通行止めの証明書をくれます。
    1度もらったことはあるのですが、その時は先を乗らなかったので証明書の効果はわかりませんでした。
    今回は間違いなく乗るので効果がはっきりわかりそうです。
高速道路の通行止証明書
高速道路の通行止証明書
  • 沼田インターチェンジを出た後、東京行きの案内板に従って進みますが、これが途中までは国道を使わないという裏道のようなコース。
    でもちゃんと要所に看板があるので問題ありません。関越道なら橋1個で飛び越える片品川が作った深い谷(日本グランドキャニオンという
    名前も付けられているとか…)の底近くまで下りる県道に入るために細い道をふらふらと進むのには参りました。
    ある程度県道を走って国道17号に合流したもののやはり皆流れてくるので渋滞発生。
    結局渋川伊香保インターチェンジまで1時間半もかかってしまいました...(-_-;;
  • 渋川伊香保インターチェンジから関越道に復帰し、そのまま南下します。長瀞あたりに立ち寄るというプランも考えたのですが、もう少し
    群馬県内を見てみよう…とのことで、藤岡ジャンクションから上信越道に入りました。
    1時間弱走って下りたのは松井田妙義インターチェンジ。ここから県道に入った妙義山の途中にある妙義神社が目的地です。
    #ちなみに先ほどの高速道路通行止め証明書を渡したら、200円だけ割引いてくれました(苦笑)
    妙義神社の近くに道の駅があり、そこに車を止めて歩いていくことにしました。
  • ここに来た理由はしだれ桜が満開だという情報を見て、一度見てみようと思ったことでした。
    昔ながらの神社らしく急な坂や古い山門などがそのまま残っています。
    肝心のしだれ桜はこの土日の雨でかなり散ってしまったようです。
    165段の急な階段を登って後には本殿があったのですが、色づかいといいなんとなく日光東照宮と雰囲気が似ている気がしますね。
    改めて桜が満開の季節にでも来てみたいと思います。
妙義神社としだれ桜
妙義神社(1) 妙義神社(2) 妙義神社のしだれ桜(1) 妙義神社のしだれ桜(2) 妙義神社(3) 妙義神社(4) 妙義神社(5)
妙義神社のしだれ桜(4)
妙義神社(6) 妙義神社(7) 妙義神社のしだれ桜(3) 妙義神社(8)/何の花でしょう 妙義神社のしだれ桜(5)
  • 妙義神社を後にして坂を下りた所にきれいなしだれ桜がありました。
    思わず車を止めて雨の中写真撮りにいっちゃいました(^_^ゞ
妙義神社入口近くにあるしだれ桜
妙義神社入口近くにあるしだれ桜(1) 妙義神社入口近くにあるしだれ桜(2)
  • 妙義神社から松井田妙義インターチェンジに戻り、そのままスルーして松井田の街の中へ。
    旅を良く知らない人でも名前くらいは聞いたことがある駅弁「峠の釜めし」を作っている
    "おぎのや"がある横川という駅です。
    売り始めてから今年で115年目、既に通算1億食を売り上げたという人気の釜めしですね。
    駅前にちょうど食堂が出ていたので、そこで食べてきました(^o^)
おぎのやで「峠の釜めし」
横川駅前の「おぎのや」 峠の釜めし(1) 峠の釜めし(2)
  • 横川はその昔、特急や急行列車がたくさん走っていた信越本線の途中駅でした。
    ここから長野県側の次の停車駅軽井沢まではかなりの標高差かあったため、昔から難所として歯車レールを
    使ったアブト式機関車の導入や電車を後押しするシェルパ役の専用機関車を使って急勾配を登ったり下り
    たりするようになりました。
    そのため、信越本線で高崎と長野の間を行き交う列車は特急から貨物までかならず横川駅に停車して
    機関車の連結・解除を行っていたため、その待ち時間に駅弁が売れたという訳です。
    そんな重要な場所だった横川駅も長野新幹線の開通で一変、この難所だった横川−軽井沢間が廃止されて
    しまったのです。100年以上の歴史を誇ったこの路線は昔から多くの鉄道ファンを集めた場所でもあった
    ので、しばらくして「碓氷峠鉄道文化むら」として整備されたのでした。
    せっかく近くまで来たのでちょっと寄ってみることにしました。
峠越えでにぎわっていた頃を思い出す
  現在の横川駅の車両展示
今にも動き出しそうな横川駅の車両展示 現在の信越本線 横川駅。終着駅となっています
  • 入場券を買って中に入ると機関車や特急車両の展示があります。
    奥まで行くとさらに日本各地で活躍した古い機関車や車両が屋外展示されていました。
    ニス塗りの直角椅子の車両とかの中に入ると旅行した時に乗ったことがあるρ^^)としては懐かしさを感じてました。
    構内を一周するSL「あぷとくん」の他に碓氷峠のシェルパ役だったEF63型機関車が廃止になった路線の一部を1時間に1回往復
    するなどあって、鉄道ファンのみならず楽しんでいる親子連れもたくさんみかけました。
碓氷峠鉄道文化むら
マップ
鉄道文化むらのマップ
中で咲いていた花たち
中で咲いていた花たち(1) 中で咲いていた花たち(2)
峠のシェルパ
  EF63型機関車の運転風景
廃止された線路の上をEF63型機関車が走る 動態保存として運転中のEF63型機関車
展示されている車両
特急「あさま」(189系電車) 信越本線を運行していたEF62型電気機関車 アプト式機関車 ED42型電気機関車 ディーゼル機関車 DD51型 ディーセル機関車 DD53型とラッセル車
D51型SLとEF80型電気機関車 電気機関車群(EF65型,EF59型,EF80型) 電気機関車群(EF63型など) 電気機関車群(EF30型,EF58型)など ディーゼルカー キハ20型
SL「あぷとくん」の運転風景
SL「あぷとくん」の運転風景(1) SL「あぷとくん」の運転風景(2) SL「あぷとくん」の運転風景(3)
  • さてそろそろ帰路につかないといけませんが、さすがに体も冷えてきたこともあり、碓氷峠の廃線跡に出来たハイキングコースの
    途中に出来た立ち寄り湯「峠の湯」に寄ってみました。
    横川からは国道18号線の旧道を登ること約10分と言ったところでしょうか… 線路が見渡せる場所にとってもきれいな施設が
    できあがってました。地元の方達でにぎわっていましたね。
峠の湯
峠の湯
  • 体も温まったので帰路につきます。16時15分くらいに出発して松井田妙義インターチェンジから上信越道・関越道と進みます。
    雨ということでスリップ事故の横を通ったり…ということもありましたが、新座料金所の手前5kmの渋滞を除けばとても順調に進み、
    首都高速には18時半過ぎに、湾岸線の磯子ランプでは20時前に下りることができました。
    やはり雨模様ということで人出が少なかったようですね。
    夕食としてリンガーハットに寄った後、21時過ぎに帰宅することができました。
    高速道路がいつもこれくらいのペースで進めると嬉しいのですけどね。
    今日の走行距離は341.5km,合計では618.3kmになりました。
    もう関東近辺は桜も終了のようです。また来年も美しい桜を見せてくれることを期待したいです。