2003年 2月 9日(日) |
- 北海道最終日(^^) セットしておいたモーニングコールで目覚めたのは7時でした。
ぼーっとしていて8時頃からバイキングの朝食を食べに行きます。
かなりの人が来られていて大混雑でした。バイキングにしてはなかなかおいしかったですね〜。
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- 部屋に戻って荷物をまとめて9時にホテルをチェックアウトしました。
今日は流氷砕氷船「ガリンコ号II」を予約しておいたので、乗り場であるガリンコステーションへ向かいます。
ホテルからは車で約10分。凍結している道を慎重になりながら運転し、ガリンコステーションへ到着しました。
待合室の中に入ると凄い人だかり…(@_@)。やはり人気があるようです。
カウンターで予約していることを説明してチケットを購入します。そうこうしているうちに出発10分前ということで
乗船開始となりました。
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■ ガリンコ号II |
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- チケットの半券部分には住所と氏名を書く欄があって、これが乗船名簿の代わりになるのだそうです。
今日の気温は穏やか(とは言ってもプラスの2〜3度くらいでしょうが...)なのと間近で流氷を見たいので、
船の右サイド側のデッキにいて、外の状況をばっちり見える体制を整えました。
ここで乗船用のタラップがはずされ、9時半定刻に「ガリンコ号II」は氷の海に向けて出航しました。
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■ ガリンコステーションから出航 |
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- 港の中も一部は凍っていますが、防波堤を越えるまでは特に支障なく進みます。
気温が3月上旬なみという暖かさもあって流氷は接岸こそしていませんでしたが、沖合数十メートルの所には白い氷原が広がっています。
薄い氷は何事もなく進んでいく「ガリンコ号II」。そのまわりをカモメが飛び交い、流氷の上にたたずんでいるオジロワシや天然記念物に
指定されているオオワシなども船上から見ることができました。
そうこうしているうちに分厚い氷原の中に突っ込んでいく「ガリンコ号II」。船の前方にあるドリルが分厚い氷を割りながら進んでいきます。
特に分厚い氷などは船のスピードが落ち、前後左右に揺らしながら氷を割っていくので迫力がありましたね。
沖合の氷原を少し切り裂いたところで港へ向けてUターンしました。
防波堤の手前にあるオホーツクタワーへ向かって「ガリンコ号II」は進んでいきました。
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- 出航から45分でオホーツクタワーに到着。
ここで下船することもできるので、ρ^^)はここで下船することにしました。
8割くらいの乗客がここで降りたようです。
身軽になった「ガリンコ号II」は5分ほどここにとどまった後、出発地であるガリンコステーションに
向かっていきました。
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■ ドリルを回しながら
ガリンコステーションへ向かう
ガリンコ号II
<右は一眼レフ写真> |
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- オホーツクタワーは防波堤の先にあり、展望塔と海面下の両方を見ることが
できる施設です。ガリンコ号の乗船券とセットで入場券を買うと安くなります。
11時までに車に戻らないといけないので少し駆け足でまわることにしました。
まずは展望塔へ。
沖合の流氷が水平線まで続いているのを見ると地球の自然って凄いんだなぁ…と
改めて思います。
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■ オホーツクタワーから見る流氷 |
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- 次は海面下へエレベータで移動。海面下から流氷の下が見られます…とのことですが、実は流氷の下というのは結構水が濁って
いるそうで良くわかりませんでした。ちなみにここで大人気だったのはクリオネ。
ρ^^)も実物を初めて見ましたが本当に小さいですね〜。
デジカメに撮影してみましたが、結局良くわからないままでした(^_^;;
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■ クリオネ |
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- 再び上へ登ってオホーツクタワーを後にしました。
ここから車が置いてあるガリンコステーションまでは防波堤を歩いて約10分程度。
防波堤からも流氷の様子が良くわかりました。
ガリンコステーションへ戻って荷物を車に置いたら、ちょうど11時の「ガリンコ号II」の出発という
ことで時間がないのにもかかわらず(笑)見送っていました(^_^;;
キャンセル待ちも受け付けているようですが、やはりこの時期は予約しないとだめなようですね。
#ちなみにρ^^)はインターネットで予約状況を確認してメールで予約を取りました。
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■ ガリンコステーションに戻ります |
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- さて時間も迫ってきた(苦笑)のでレンタカーを返却しに行きます。
途中のガソリンスタンドで満タンにして紋別のバスターミナルへ戻ったのは11時20分。
2日間の走行距離は97kmでした。冬道にもかかわらず無事故で帰れて良かったです。
レンタカーのカウンターで返却手続きを急いだ後、11時半発のオホーツク紋別空港行きの空港連絡バスへ
ぎりぎり乗り込むことができたのでした。
#これに乗れないとタクシーで行かないといけないのです(・_・)b
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■ 紋別バスターミナルから
空港連絡バスで空港へ |
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- オホーツク紋別空港には11時45分頃到着。
乗り込む飛行機は12時半発のA-net(エアーニッポンネットワーク) 1140便なので、カウンターで
搭乗手続きを済ませます。
良く見ると「本日は機材繰りのため出発が30分遅れる模様です」という掲示がありました。
とりあえず重い荷物を預けて、少し早いですが昼食にすることにしました。
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■ 機材繰りのため30分遅れるそう… |
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- とは言っても1日2往復しか発着のないオホーツク紋別空港ですので、立派なレストランなどはありません(^_^;;
カウンタースタイルの小さな喫茶コーナーで食事が取れるということで、ここで食事にしました。
今日の昼食は「海の幸カレー」。ρ^^)と同様にここで食事を取る人が多く、お店の方はてんてこ舞いでした(^_^;;
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■ 海の幸カレー |
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- 食事後、落ち着いてから手荷物検査のゲートをくぐろうかな…と思ったその時アナウンスが。
「エアーニッポンネットワークから丘珠発1139便をお待ちのお客様と丘珠行き1140便へご搭乗の方に
お知らせ致します。丘珠発1139便は本日機材故障による機材変更のため、丘珠発を1時間半遅れて
出発の見込みです。このため、到着も1時間半遅れて13時30分頃となる見込みです。
折り返し定刻12時30分発1140便丘珠行きも出発が1時間半遅れ、出発時刻は14時となる見込みです。
お急ぎの所、大変ご迷惑をおかけ致します。」
なんということでしょう…(@_@) 何もない空港で2時間弱も待たされることになってしまいました(^_^;;;
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■ オホーツク紋別空港の
搭乗待合室入口 |
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- 引き続いてアナウンスがあり
「丘珠行き1140便をご利用予定のお客様に出発時間が遅れますことのお詫びとしてお食事券をお渡し
致します。1140便ご搭乗のお客様はエアーニッポンネットワークのカウンターまでお越し下さい」
とのこと。もう食事済ませたのに…(-_-;;と思いつつカウンターへ行ってお食事券をもらってきました。
中身は?というと\1,000のキャッシュバックだったのでした。
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■ A-net 1140便の航空券と
お詫びのお食事券 |
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- さて何もすることがなくなってしまったので、パソコンを開いてここの所お休みして
いた掲示板へのコメントを書いたりしていました。
そうこうしているうちに羽田からのエアーニッポン(ANK)直行便が13時過ぎに到着し、
空港内がとてもにぎやかになってきました。
ちなみにこれに乗れば16時には羽田に帰れるんですが、今回は札幌往復を押さえた後で
紋別行きを組み込んだことと、バースデー割引の航空券は変更がきかないので羽田行きに
切り替えることもできないのでした(^_^ゞ
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■ 羽田からANK801便(B737)が飛んできました |
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- で、遅れていましたA-net 1139便が13時35分頃やっとオホーツク紋別空港にやって
きました。機体は行きと同じダッシュエイト(DHC-8)ですが、今日はひまわり号が
やってきました。
これでダッシュエイト5機のうち3機に搭乗できたことになります(^_^ゞ
ダッシュエイトの到着を待って、ANKの羽田行き直行便がオホーツク紋別空港を後に
して離陸して行きました。
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■ 待ちに待ったA-net 1139便が到着 |
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- 羽田行き直行便の離陸を見届けてから、手荷物検査のゲートをくぐります。
13時50分頃搭乗開始。帰りも少し空席があったようです。
14時ちょっと過ぎに動き出し、滑走路の端まで駆け抜けてきたA-net 1140便はオホーツク
紋別空港を1時間35分遅れで離陸しました。
#ダッシュエイトの離陸って車輪にブレーキをかけた状態でプロペラを勢いよくまわして
#から飛び立とうとするので、結構好きかも(*^_^*)
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■ 折り返しA-net 1140便として丘珠へフライト |
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- オホーツク紋別空港を飛び立って、やはり流氷の広がる海上を
くるっとまわってからA-net 1140便は丘珠へ向かいました。
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■ A-net 1140便から見る紋別の流氷<一眼レフ写真> |
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- 天候が悪いということで途中雲の中を突き抜ける必要がありますが、それを越えれば安定したもの。
雲海の上を飛ぶこと約40分で再び雲の中に突っ込んでいき、丘珠空港へ15時少し前に着陸しました。
札幌の天気は曇り。でも寒くないですね。
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■ A-net 1140便からの風景
<一眼レフ写真> |
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- 預けた荷物をピックアップした後、行きも乗った札幌駅ANA行きの空港連絡バスに乗り込みます。
やはり雪まつり期間中ということで駅までは50分程度かかる…と言われたので、地下鉄東豊線の栄町駅にて空港連絡バスを下り、地下鉄で
札幌駅へ向かうことにしました。
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- 丘珠空港から栄町駅までは10分もかからないくらいの距離。栄町から札幌駅までは地下鉄だと11分。
郊外の地下鉄駅ということで静かな栄町駅を後にしてさっぽろ駅まで乗り込みました。
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■ 地下鉄東豊線でさっぽろへ |
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- さっぽろ駅で降り、JRの改札へ。時計を見ると16時前。
飛行機の時刻を考えるとどこかに寄ることもできない時間になっていましたので、ちょっと早いですが札幌を後にして新千歳空港へ向かうこと
にしました。ちなみに快速エアポート号にある指定席Uシートは最終まで満席とのこと(@_@)
しょうがないので快速エアポート号を1本見送った後、小樽からやってきた次の快速エアポート号に乗ることで新千歳空港まで座ることに
成功(^_^;; 新千歳空港には17時前に到着となりました。
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- 搭乗予定の飛行機はJAS 116便。出発は19時20分ということで2時間半もの時間があります(苦笑)
ということでチェックインを済ませた後、大きな荷物を抱えたまま空港内のおみやげ屋さんをみてまわっていました。
買うものはだいたい決まってはいるのですが(^_^;;、歩き回っているといろんなものが試食できて良かったです(爆)
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- 30分ほどで無事おみやげも購入完了。
大きなカバンの方におみやげを詰め込んでここで手荷物を預けました(^_^;;
身軽になったρ^^)はめったにない機会なので新千歳空港内の探検に(^_^;;
いろいろ歩き回っているうちに有料(10分/\100)のインターネットコーナーを発見。
時間もあることだし…ということで30分ほど遊んでいました(^_^;;
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■ 新千歳空港のインターネットコーナー |
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- 18時頃から夕食に。とりあえずここ何回か北海道に来てるのにラーメンを食べてなかったので(^_^;;
空港の中のラーメン店でラーメンを食べてました。
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■ 夕食:サッポロラーメン「王華」 |
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- 食べ終わった後、手荷物検査に行くと時間も遅くなったせいでしょうか、かなりすいていました。
#新千歳空港も羽田に負けないくらい手荷物検査が混むんですよね。
後は待合室でJAS116便への搭乗を待つのみです。
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- 19時過ぎに搭乗開始。4月から羽田−千歳線はJALに統一されるとのことで、JASのレインボー7に乗れる
回数も少なくなりそうです。
満席の乗客を乗せてJAS116便は羽田へtake offしたのでした。
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■ JAS116便で羽田へ |
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- 途中、仙台やいわきなどの町の灯りを見つつ21時前に羽田空港に到着。
京急線と地下鉄に乗り換えて22時に自宅へ帰り着きました。
今回も内容の濃いお出かけになりました、毎年違う表情を見せてくれる氷像や雪像たちを見に恒例行事になれば良いのですけどね(^_^;;
また機会ができたら行ってみたいですね。
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