2002年
8月11日(日) |
- 夏休み3日目(^o^) 今日は6時半に起床。レストランで朝食を食べているとなんと雨が...
太平洋高気圧の縁に鹿児島は入っているということで、完全な晴れは難しいようですね。
8時半すぎになってホテルをチェックアウトしました。
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■ ホテルの部屋から見る桜島 |
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- 鹿児島市内を東に進んでいき、鹿児島駅前のややこしい交差点を抜けて磯庭園前に向かいます。
でも目的は磯庭園ではありません(^_^;;
磯庭園近くで売られている鹿児島名産の両棒餅(ぢゃんぼもち)を買いに行ったのでした(^_^ゞ
9時から店が開いている「中川両棒餅家」へ。無事購入することができました(^o^)
でも食べる間がない(笑)のでそのまま次へ移動することに...
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■ 中川両棒餅家 |
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- 磯庭園から異人館前を通って向かって桜島フェリー乗り場へ向かいます。
鹿児島市内もあちこちに観光スポットがあるのですが、なかなかじっくり腰を落ち着けて
見ることができていないですね。これも今後の課題になるでしょう。
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■ 磯庭園前をUターンして桜島フェリーへ |
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- すぐに桜島フェリー乗り場へ到着。ここから桜島へ渡ります。
この桜島フェリー、鹿児島市内側には料金所も何もなく、そのまま船に乗り込んでしまうんですね(@_@)
桜島へ渡ってから料金を払うということだそうです。車を固定してもらい、船室のあるフロアへ移動します。
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■ 桜島フェリーに乗船 |
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- 鹿児島市内から桜島までは約15分。桜島からやってきたフェリーと入れ替わりに9時半発の桜島行きフェリーは鹿児島市内の桟橋を離れました。
朝とはいえ日射しがきついのはやはり南国でしょうか。桜島を正面に見ながら錦江湾を快適に進み、桜島に到着です。
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- フェリーを下りて料金所で料金を支払い、いよいよ桜島へ。溶岩に覆われた桜島の上に敷かれた溶岩道路、国道224号線を進んでいきます。
15分ほど走った所にある古里観光ホテルで車を止めます。ここでお風呂を頂くことに。
ここは海辺に混浴露天風呂があり、龍神さまを祀ったものが湯舟にあることから、神様に失礼のないように浴衣を着て入る…というちょっと
変わったところです。カウンタで入浴料を払い、浴衣を受け取ります。坂を下りていって最後は斜行エレベータで更衣室近くに到着。
浴衣に着替えて龍神様のお風呂に浸からせて頂きました。海辺の露天風呂、気持ちいいけど暑〜い(笑)
タイミングが良くて貸し切り状態でした(^^)v。
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- 古里観光ホテルを後にして、有村溶岩展望所へ。
桜島の山頂は次から次にやってくる雲に覆われて、はっきりと見ることはできませんでしたが、まわりの溶岩と荒れた大地が噴火のものすごさを
無言のうちに教えてくれるようでした。
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- 昔の大きな噴火により地続きになってしまった桜島。そんな地続きになっている部分を通り抜けて国道220号線へ。
これから大隅半島を一路南下して行こうというのが今日のプランです。
目的地は九州最南端の佐多岬。はっきりいって無茶苦茶遠いのは覚悟の上です(^_^;;
国道220号線から県道を一時的に経由して国道269号線へ進みます。鹿屋までは国鉄時代に大隅線という路線が走っていたのですが、早い昔に
廃止になっています。で、線路跡はサイクリングコースに変貌しているようでした。
そんなことを感じつつ、ひたすら大隅半島を南下していきます。
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- 大根占(おおねじめ)、根占(ねじめ)という町を経由して佐多町にやって来たときには12時半をすぎて
いました。国道269号線から県道に代わりしばらく進んでいくと佐多岬ロードパークの入口へ。
岬へ向かう道路は有料道路となっているんですね。ここから先は山道もびっくりのワインディング
ロード(@_@)。カーブの連続に気を使いつつ、佐多岬の駐車場に車を止めた時には13時をまわって
いたのでした。「本土最南端」と書かれたバス停がなんとも言えません(o^-^o)
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■ 本土最南端のバス停 |
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- 岬の先に行くには\100必要です。
駐車場から続くトンネルを抜けると青い海と展望台が見えましたが、結構遠い...
ハイキングコースとまではいかないもののアップダウンのきつい細い道を進み、
展望台へ向かいます。
途中には御崎神社という神社がありましたが、なぜか燈台があるような有名な岬には
必ずと言っていいほど神社があるんですよね。
不思議なものです。
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■ 佐多岬へ |
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- やっとのことで展望台へ。展望台へあがるらせん階段が異様に階段が多くて目がまわりそうになりました(@_@)
上がっていくと硫黄島、竹島、薩摩半島側に開聞岳、佐多岬燈台と素敵な風景が広がっていました。
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- 展望台の手前には今はもう開いていないレストハウスが廃墟という形で残っていました。
19年前に来た時に入ったような記憶があるのですが、ちょっと寂しいですね。
昔はこんなの楽勝で歩いてたのに…と体力の衰えを感じつつ(笑)駐車場へ戻ります。
ここでやっと朝買い込んだ両棒餅の登場です(^_^;;
ものの見事に昼食に化けてしまいました(^_^ゞ おいしかったです(^o^)
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■ 両棒餅(ぢゃんぼもち) |
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- 佐多岬の駐車場を出発したのは14時過ぎ。佐多岬ロードパーク、県道、国道269号線と来た道を戻ります。
九州最南端の岬ということもあって、途中には「宗谷岬まで2,700km」なんていうとんでもない標識も
ありましたね(^o^)
#この標識を見て日本縦断を志す人は気持ちが高ぶることでしょう(^o^)
ρ^^)の車の前には神戸ナンバーのバイク3台が気持ち良く快走していて、そのまま根占までずーっと一緒
だったのでした。
根占からは南海郵船フェリーで薩摩半島の対岸にある山川港へ渡ります。
で、フェリー乗り場に行ってみると車が1台もない... ちょうど15分ほど前に出航した後だったのでした(^_^;
次の出航は16時40分発。それまでゆっくりとすることにしました。
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■ 南海郵船フェリー 根占港に到着 |
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- 冷房の良く効いた待合室で高校野球を見ながら過ごした後、山川からの折り返し便が到着するのを待ちます。
16時25分頃にフェリーが到着。狭いスペースで器用に180度反転するフェリーを見て面白く思いました。
降りてきた車と入れ替わりにフェリーに乗船。16時40分定刻に根占港を出航しました。
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- この南海郵船フェリーの見所は、薩摩半島の対岸にぽっかり浮かぶ開聞岳。
フェリーが港を出てからしばらくの間、開聞岳を眺めていてカメラを構えていました。大隅半島もどんどん遠くなっていきます。
この南海郵船フェリー、8月いっぱいで航路廃止されるそうです。この風景を気軽に楽しめる手段がなくなるのは悲しいですね。
第3セクター化の動きもあるようですが、ρ^^)はぜひ残って欲しいと思います。
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- 40分ほどの航海で山川港に到着。今日の宿泊地である指宿コーラルビーチホテルへ向かいます。15分も走らずにホテルの前に到着しました。
ここで嫁さんと荷物を降ろしてρ^^)はレンタカーを返却するため指宿駅近くにあるトヨタレンタリースの営業所へ。
走行距離は312km、今日は161kmということで3日間ご苦労様でした>vitz
営業所の方にホテルまで送ってもらって、ρ^^)も旅支度をとくことができたのでした。
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- 指宿といえば砂蒸しですね。ホテルから近くの砂蒸し会館「砂楽」に送迎して頂けるとのことで、さっそく行ってきました。
受付で専用の浴衣をもらって着替えて砂浜に行くとどさどさと砂をかけてくれます。
砂の重さと下から来る暑さで程良く汗をかきます。空を見ていると青空の中を飛行機がびゅーんと飛んでいくのを見てなんだかほっとして
しまいました(^_^ゞ 10分ほどで暑くなってきたので脱出。砂を洗い流してお風呂に入ってさっぱり。
再び送迎バスでホテルに戻ってきたのでした。
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- ホテルに戻ると夕食の準備が完了していました(笑)
こちらの夕食は肉類かほとんどないとてもヘルシーなもの。量もちょうど良く平らげてしまいました(^o^)
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- 今回の旅もいよいよ後半戦2日を残すのみ。明日、明後日は九州本土を離れ、南海に浮かぶ世界遺産、屋久島へ渡ります。
初めて行くのですが、どんな感じなのか、とても楽しみです。
#でも朝、早起きしないといけないんだなぁ…。頑張って起きなきゃ。
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