2002年 4月28日(日) |
- 10連休2日目\^o^/。7時半に入った放送で目が覚めました(^_^;;
お天気は少し悪めのようですが、船にはあまり影響がないようです。
とりあえず食事に行くことにして、部屋を出ていくとまだ潮岬の手前くらいを航行していました。
昨日の夕食と同じく1階上のレストランに行って朝食を取りました。
その後部屋へ戻ろうとすると「ブリッジ見学を行いますので希望の方は案内所へお越し下さい」とのこと。
行ってみると見学は9時からで名簿に書いて下さい…とのことでしたので、書いて部屋に戻りました。
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- 8時55分頃船内放送があり、「高知下船の方からブリッジ見学を始めます」とのこと。
案内所へ赴き30人くらいの団体で、5階にあるブリッジに赴きます。航海士3名と船長さんがお出迎えしてくれました。
#ちょうど女性の航海士の方が見習い中だそうで、来月には独り立ちするそうです。頑張れ〜o(^o^)o
ブリッジ見学が始まるとこの船長さん、ユーモアを交えて楽しくわかりやすくブリッジの中や船のことを説明してくれます。
時折クイズを交えて、答えた方には粗品を手渡してくれるなどサービスたっぷりでした。
今回乗船している「フェニックス・エキスプレス」は最高時速26ノット(48kmくらい)出るそうで、船長さんは「東京のシューマッハ」と
自認されていました(^_^;;
高知を出たら日向港までまた6時間以上航海するのですが、その時に「タイタニック」を放送しますと笑いながらおっしゃられていました(笑)
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- さて40分近くのブリッジ見学の最後に航海士の補助のもとで女性の乗客が舵を操作するというサービスが(@_@)
船長の指示で乗客が5度舵を左に切るとあら不思議、凄い勢いで船が曲がっていくのがわかります。
その後カウンタをあてるため、20度右に舵を切り、向きが元に戻った所で改めて左に舵を切りました。
船長の指示で皆ブリッジから後ろを見ると、船の通った後が折れ曲がっているのが良くわかりました。
とっても楽しめるブリッジ見学でした(^o^)
#この後、日向まで行くお客さんに対して2回に分けてブリッジ見学が行われたようです。
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■ 航海士の指導のもと、舵が切られる |
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- 落ち着いた後、外が展望できるお風呂でさっぱりした後は、船室のベッドでごろごろ。
高知到着は13時頃との案内で、やはり川崎で遅れた分はそのままひきずっていたようです。
11時半から昼食ということで、再び4階のレストランへ行き昼食を食べます。
食べ終わってしばらくすると「まもなく高知港に入港します」とのことで、大急ぎで荷物をまとめます(^_^;;
車両甲板へ降りたのは12時50分くらい、13時過ぎに高知新港へ上陸したのでした。
#ちなみにレンタカーで何度か走ったことはありますが、自分の車を大阪以西に持ち込むのは初めてです\^o^/
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- 今日の泊まりは高知市内ということで、やはり高知に来たらここははずせない!ということで桂浜へ向かいます。
県道をしばらく走ると浦戸湾を大きくオーバークロスする浦戸大橋を渡り、その後ちょっとくねった道を走って桂浜へ。
ゴールデンウィークでかつ桂浜への道幅が狭いということもあり、大型観光バスの誘導に多数の交通整理の人がいました。
#ちなみにこの浦戸大橋、有料道路だったのですが今年の7月から無料開放されるそうです。
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■ 浦戸大橋 |
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- 桂浜から対岸の高知新港に停泊している「フェニックス・エキスプレス」が良く見えました。
1時間のインターバルの後、最終目的地の宮崎・日向港へ向かいますが、桂浜を散策している時に、ちょうど出航していきました。
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- 桂浜と言えば荒々しい岬と砂浜、そして坂本龍馬の銅像ですね。
もちろんはずさずにちゃんと見てきました。
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- 桂浜を後にして、高知の西にある南国市というところへ。
珍しい駅名として有名な後免(ごめん)駅があるところです。
高知には西の伊野(いの)から東の後免町(ごめんまち)にかけて土佐電気鉄道という路面電車が走っています。
モータリゼーションの波に押されて一時は衰退しかけた路面電車ですが、今は都市を結ぶライトレールとして
再評価されていて、ここ土佐電気鉄道("とでん"と略します)も外国の路面電車を購入したり、超低床車を導入
したりと頑張っています。
おみやげとして「とでんせんべい」なるものもありました(^_^;;
ちなみに後免町駅のすぐ横には7月に開業予定の第3セクター、土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線の駅舎が
すでにできており、列車がくるのを今か今かと待ち受けているようでした。
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■ とでんの電車/ごめん駅にて |
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- 後免町駅のすぐそばに「はらたいらと世界のオルゴール館」というのがあります。
高知出身でテレビ「クイズダービー」の高正答率を誇る解答者として人気のあった漫画家、はらたいらさんのマンガと
世界から集めたオルゴールを展示しているというちょっと変わった博物館です。
中は撮影できないのでお見せできないのが残念ですが、ちょっとブラックな笑いを含んだはらたいらさんのマンガと
オルゴールのミスマッチさがなんとも言えませんでした。
ここには「なんでも鑑定団」に出品したら500万円の価値がついた100年近く前のシリンダ式オルゴールなどがあり
1時間に2回の割合で演奏してくれています。
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■ はらたいらと世界のオルゴール館 |
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- 16時をまわった所で、今から高知に戻ってもまだ早いかな…と思って、25kmほど西に進んだ安芸(あき)へ向かいます。
阪神タイガースが毎年春季キャンプをはることから「タイガースタウン」の別名を持つ町でもあります。
先ほど登場したごめん・なはり線はここ安芸を通って室戸岬に近い奈半利まで列車を運行するようです。
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- 国道55号を40分ほど走って安芸市内に入り、横道へ2kmほどそれた
所に安芸のシンボルという「野良時計」がありました。
明治20年(1887年)当時の地主が野良作業を行う小作人のために
こしらえたというこの時計、今でもちゃんと動くはずなのですが
訪れた時には1時間くらい遅れた状態で止まったままでした(^_^;;
でも115年の歴史を刻んだ建物などがとてもシックでしたね。
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■ 安芸の野良時計 |
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- さていい加減に高知市内へ戻ります(^_^;;
国道55号に戻ったらやはりゴールデンウィークということで10km弱の渋滞に巻き込まれました。
国道55号は徳島から海沿いに室戸岬を経由して高知に至る国道ですが、他に抜け道がないことから渋滞したらじっとしんぼうするしか
ありません(^_^;; 結局40分くらいロスして渋滞を抜け、高知市内のビジネスホテルに到着した時は19時をまわっていたのでした(^_^;;
通算走行距離は136km、今日は100.4kmでしたね(^_^ゞ
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- ホテルに荷物を置いていざ夕食へ。
高知駅から「日本三大がっかり名所の一つ」と称された"はりまや橋"
までは約600mあります。
とことこ歩いていくと、車と市電が走る大きな橋のたもとに朱塗りの
小さな「はりまや橋」がありました。
平成10年に出来た…とありますから、つい最近のことなんですね。
これで"がっかり観光地"返上となりますやら(^_^;;
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■ はりまや橋 |
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- 夕食ははりまや橋近くの繁華街「帯屋街」にある郷土料理のお店「土佐藩高知本店」へ。
#以前高知に来た時も入ったお店で印象が良かったのでまた来ました。
ここで高知名物の皿鉢(さわち)料理を頂きます\^o^/
鰹のたたきに鯖の姿寿司など盛りだくさんな食材が一つの皿に盛られています。
おいしく頂くことができました(^o^)
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■ 皿鉢料理 |
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- 夕食後、コンビニに立ち寄りつつ、"とでん"の通る通りをホテルまで歩いて戻りました。
明日の高知沿岸部の降水確率は50%とのこと。ちょっとお天気は悪いようですね。
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■ とでんに沿って高知駅へ |
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- コンビニで高知県の山奥にある馬路村(うまじむら)特産のゆずジュースを買い込みました。
前に高知へ来た時に飲んでおいしい!と思ったので、明日飲もうかなぁ…と思っています。
さて明日はどこに行こうかな(^_^?
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■ 馬路村特産のゆずジュース |
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