2002年 4月14日(日) |
- 遠刈田温泉で迎える朝。時計は7時をさしています。
朝食を8時にお願いしていましたが、それまで時間があるということで、昨夜男女が入れ替わった内湯へ。
リンゴ風呂ということでリンゴがたっぷり浮いてました(^_^;;
すぐ横にはちょっと小さめの露天風呂がありました(^o^)
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■ 遠刈田温泉 旅館大忠のお風呂(2) |
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- 「1日の元気は朝食にあり」というのを誰か言っていた記憶があるのですが、おなかも減るので
全館畳敷きの廊下を歩いて朝食会場へ。事前に「納豆 or とろろ」を仲居さんに依頼する形に
なっていました。#もちろんρ^^)はとろろをチョイス。
ものの見事にご飯を2杯頂いちゃいました(^_^;;
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■ 畳敷きの廊下を経て朝食へ |
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- 蔵王が姿を見せる中、朝食を取った後ものんびりしていて、チェックアウトしたのは9時半。
さてどこへ行こうか…と思案して峨々(がが)温泉へ向かうことにしました。
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■ 蔵王連峰 |
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- 峨々(がが)温泉は「日本秘湯を守る会」にも参画している山奥の小さな温泉旅館です。
日帰り入浴は10時〜14時までで、遠刈田温泉からは車で15分〜20分程度で到着しました。
チェックアウトする人たちと交差するような形で受付に行き、入浴料を払ってさっそく
露天風呂に行くことにしました。
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■ 峨々(がが)温泉/外観 |
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- ガイドブックなどでは広々とした混浴の露天風呂が掲載されているのですが、これは宿に泊まった人
だけが入れるというもの(^_^;;
で、日帰り入浴のお客さん用に小さい露天風呂"六治の湯"と内湯がちゃんと用意されています。
男性の露天風呂は小さな岩風呂、女性の方は檜のお風呂だったそうです。
外のひんやりとした空気を浴びながらの露天風呂、なかなか気持ちいいです(*^_^*)
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■ 峨々(がが)温泉/六治の湯 |
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- 続いて内湯の"東の湯"へ。ちょうど一人で入れる格好になって、深い湯船にしっかり肩まで浸かって
100数えていたのでした(^_^ゞ
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■ 峨々(がが)温泉/東の湯 |
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- 休憩室で嫁さんの帰りを待っている間、ちょっとうたた寝モードに入ったりして、本当にまったりと
した時間を過ごしてました(^_^;;
昔はボンネットバスが走っていたのですが、今は走っていないのか滞在中に姿を見ることは
できませんでした。
さて2時間という時間制限の1時間半たったところで峨々温泉を後にしました。
「日本秘湯を守る会」に参画している中でも人気の高い宿と聞いているのですが、今度はぜひ
泊まってみたいですね。
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■ 峨々(がが)温泉/ボンネットバスなど |
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- この時期、蔵王へ抜けるエコーラインはまだ通行止めです。ということで峨々温泉からは大河原に向かおうと考えていましたが、
嫁さんが「もう一つどこかで浸かりたい」と希望を出してきたので、先日@nifty
温泉・銭湯フォーラム(FONSEN)で紹介されていた温泉に
向かうことにしました。
峨々温泉から青根温泉へ直接向かう県道はこちらもまだ通行止めなので、遠刈田温泉近くまでエコーラインを下り、国道457号線で川崎町
の中心部へ向かいます。途中には伊達政宗公が傷を癒したというわれる青根温泉などもありました。
このあたりは温泉の宝庫なのでまた改めて来たいですね。
国道457号線から国道286号線に入り、仙台方向へ走ります。桜と菜の花が咲いていた国営みちのく杜の湖畔公園を通り過ぎ、釜房ダムが作り
出した人工湖、釜房湖を横断したところでダムの上を走り横道へそれます。ちょっと走って金山温泉に到着しました。
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- 砂利道を少し入ったところに1軒だけある金山温泉。車を止めたらここの犬がご挨拶してくれました(^o^)
周囲を山に囲まれたこの温泉、時代の流れから取り残されたような何ともいえない雰囲気が漂っています。
1時間の時間制限付きというこの温泉、入浴料を払ってさっそく入ることにしました。
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- お風呂は内湯だけ。二つの湯船があって、手前が沸かし湯、奥が源泉そのままなんだそうです。
源泉の温度は35.6度。お風呂として利用するにはちょっと冷たい気がする温度ですが、このぬるい感覚が
たまらなくいい(*^o^*)
"まとわりつくようなお湯"という表現がFONSENであったのですが、まさにそのとおり。
お湯の中に炭酸ガスがたくさん含まれているということで、肌に気泡がつく感じもいいです。
結局30分くらい入ってました(笑) 時間制限がかかるのがなんとなくわかる気がします。
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■ 支倉旅館のお風呂 |
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- 旅館を出ようとすると、先ほどの犬がちょこんと
道路の方を見てすわっています。
ということでモデルになってもらいました(^o^)
FONSENの定説によれば「いい温泉には犬がいる」の
だそうです。
今度、そんな観点で温泉を探してみましょうか(^_^ゞ
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■ 支倉旅館のワンちゃん |
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- のんびりくつろいだ金山温泉を後にして、釜房湖でちょっと小休憩。
桜と人工湖のセットもなかなか絵になりますね。
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- 再び国道286号線で来た道を戻ります。
国営みちのく杜の湖畔公園の横にあるレストハウスで遅めの昼食。
しかし座ってから15分たっても頼んだものが出てこない(-_-;; まわりを見るとみな同じような様子。
お客と店員さんのバランスが完全に崩れているようで、結局頼んだものが来たのは35分後でした。
#ついでにメニュー間違えてるし(-_-;;
まあ、ボリュームは多すぎでしたがおいしかったので、見逃してあげましょう(-_-;;
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■ 昼食:天そばとうな丼のセット |
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- 昼食で思いのほか時間を取られてしまい、レストハウスを出発したのは15時過ぎ。
今日帰らないといけないのにどうしましょう…という感じです。
国道286号線から宮城川崎インターチェンジより山形道へ。東北道 村田インターチェンジで降り、県道14号線を一路大河原へ。
JR東北線の大河原駅手前で白石川を渡ると、目標にしていた大河原 一目千本桜はものの見事に散ってしまってました(^_^;;
朝、インターネットで確認しておけば良かったですね(^_^;;
ただては転ばないρ^^)、大河原は仙台のおみやげで有名な「萩の月」を作っている菓匠三全のお膝元。
国道4号線のバイパス沿いにある菓匠三全で「萩の月」をおみやげに買い求めていたのでした(^_^;;
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- これで帰ろう!ということになり、再び県道14号線で村田町へ。
小京都であり、蔵の町でもある村田町ですが、実は自分のファミリーネームと同じ名前なので前から
気にはなっていたのでした。
車で町内をくるっと走りましたが、少しずつ蔵が残っていて古い町だと言うのがよくわかりました。
インターチェンジそばには村田町歴史みらい館や村田町物産交流センターがあります。
今回は時間もなく、そのままスルーする形になりましたが、今度近くに来たら改めてゆっくり見て
みたいところですね。
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■ 村田町歴史みらい館と
村田町物産交流センター |
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- 時刻は17時ということで東北道 村田インターチェンジより家を目指して走ります。
途中、国見サービスエリア、上河内サービスエリアで休憩は取りましたが、渋滞に巻き込まれることもなかったので、周囲の街灯がなく
ヘッドライトで照らされる道路だけしか見えないという、どんどん闇に吸い込まれそうな高速道路をひたすら走っていたのでした(^_^;;
#ちょっと怖いくらいでしたね。
川口ジャンクションから首都高速へ、途中堀切ジャンクションで車がスピンした直後(@_@)という状態に出くわしはしたものの、順調に進み
22時半に自宅へ着いたのでした。
総走行距離は932.8km。今日は約490km走ったことになります(^_^;; #良くもまあ走ったもんだ。
1泊2日での福島・宮城、桜と源泉100%の温泉という充実したお出かけになりました。
ただ今度は体力を考えてもうちょっと近いところに抑えた方がいいかも知れませんね(^_^ゞ
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