2000年
5月 3日(水) |
- GW6日目\^o^/ 登別温泉の朝は大雨でした(x_x)
元々天気予報も悪かったのですが、1週間近く旅行しているとこういう日が1日くらいはありますよね。
昨日インドアプールで泳いだのが効いたのか、ちょっと足が重たいです(笑)
結局タイムリミットぎりぎりの10時にチェックアウトしました。
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- 登別と言えばクマ牧場なのですが、この雨とロープウェイ込みの入場料\2,520というのが気になってしまったので、ここはパス(^^)
温泉街の上にある地獄谷へ行きました。
登別温泉の泉源もこの中にあるのですが、常に蒸気が吹き上がっていて地獄というだけのことはあります。
一番奥の鉄泉池では、お湯がぶくぶくいう強さが時間に寄って変わるのが面白かったですね。
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- 地獄谷と共通の駐車券ということで、1kmほど離れた所にある大湯沼へ。正面にある日和山の火口湖と言うことで、
今でも表面の温度は50度、一番高い所で130度になるそうです。常に水蒸気をあげている日和山と湯煙をのぼらせている大湯沼とその奥に
ある奥の湯がいかにも温泉の多い地域かということを証明しているような気がしましたね。
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- 北海道は自然の宝庫だけに道路に動物が出てくることが非常に多かったりします(^^)
で、今回も大湯沼からクッタラ湖に移動中にキタキツネと出会いました。
野生ですが、人を見ても逃げずに寄ってくる所を見ると、誰か人間がえさを与えて
しまったようです。
ちょっとせつない気持ちになってしまいます…
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■ キタキツネ注意! |
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- クッタラ湖に行く手前でもう一度日和山と大湯沼を見下ろします。
日和山の煙が多いと天気が悪くなるということなのだそうですが、やっぱりあたるみたいですね(^^;;
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■ 日和山と大湯沼 |
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- クッタラ湖にやってきました。こちらも典型的なカルデラタイプの火口湖です。
雨のせいで神秘度はアップしていますが、やっぱりきれいに見えた方が嬉しいですね(^^;;
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■ クッタラ湖 |
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- ここからいったん登別温泉を経由して、洞爺湖へ向かうことにしました。
洞爺湖へ行くにはオロフレ峠を越える道道2号線が最短距離なので、その通り進んだら大雨の上に濃霧のおまけつき。
トンネルを越えたら標高が高いのでまわりは雪景色でした。このオロフレ峠はガイドブックによるとかなり眺望のいい所のようなので、
今度までの宿題になっちゃいましたね。
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- 道道2号線から国道453号線に入り、道の駅そうべつサムズで休憩を入れ、少し走って洞爺湖に到着。
洞爺湖温泉は有珠山噴火活動による災害防止のため避難勧告が出ているので、こちらには行けません。
ということで洞爺湖を半時計まわりにぐるっとまわることにしました。
湖北側にある夕日の見える公園では洞爺湖越しに有珠山の水蒸気噴煙を遠くに見ることができました。
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■ 洞爺湖と有珠山 |
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- 国道230号線は洞爺湖のカルデラの頂上を走っているので、そこに合流する道道はカルデラ
地形の山をどんどん登って行きます。途中に洞爺湖の全景を望める武四郎坂の展望台に立ち寄ってみると、
そこには警戒中の自衛隊の車が…(^^;
きちんとここでテント張って野営されているようで、噴火災害の最前線にいることを改めて思い知り
ました。
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■ 洞爺湖と噴火警戒中の自衛隊の車 |
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- 国道230号線に入り、今までと同様に洞爺湖の反時計回りに進みます。
「10km先通行禁止」の看板をもろともせずに進んだところで見つけた洞爺サイロ展望台に車を止めます。
強い雨に強い風のせいで、体感気温はとっても寒いです。
ここは有珠山情報収集のための最後の砦として、テレビ局や新聞社などの固定カメラを設置しています。
噴煙も水蒸気爆発をしている箇所が少なくとも3〜4カ所見えました。
火山活動が沈静化して、避難勧告知地域に住んでいる方たちが一刻も早く噴火前と同じ状態での生活に戻れるように祈りたいと思います。
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- 遅めの昼食はここ洞爺サイロ展望台の2階にある食堂で。
嫁さんは海鮮ラーメン,私はみそチャーシューメンでした。ボリュームがあって食べごたえがありましたね。
ここでも有珠山観測に来ている北大の方専用の席が用意されていました。観測と予知、頑張って下さいo(^-^)o
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■ 昼食:ラーメン |
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- 今度は昭和新山を目指します。もう一度洞爺湖を時計回りにぐるっと走り、国道453号線から道道へ入って昭和新山の駐車場へ。
さすがに16時を過ぎているのでほとんど人がいません。
ここは56年前の前回の噴火で盛り上がった山なのですが、有珠山周辺が今も昔も活発に活動していることを如実に示しています。
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■ 昭和新山 |
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- 昭和新山を見終えたことで、今回の道内の観光はとりあえず終了(^^)
最後の仕上げに…ということで雨で冷えたからだを温泉で暖めようという作戦に。
道央自動車道の伊達インターチェンジから高速道路を使い、昨日も降りた登別東インターチェンジでまたしても降りちゃいました(笑)
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■ 「噴火通行止」
の案内が出て
いる道央道
伊達インター
チェンジ |
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- 7時間ぶりに再び登別温泉にやってきました(^^;
で、今度は温泉銭湯と名乗っている「さぎり湯」という所へ。お湯かけ地蔵の案内がなかなかユニークです。
ここは硫黄泉と明礬泉の両方の温泉があって、サウナ付きと言う銭湯と言うにはもったいないグレードです。
#こんな銭湯がもし家の近くにあったら、毎週でも入りに行くでしょうね(^^)
おかげさまで、ゆったりと浸かることが出来ました(^^)
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- お土産をちょっと買い込んだ後、登別温泉を後にして室蘭へ向かいます。
出航4時間前の時点で先に乗船名簿を書いて受付を済ませたので、ひとまず夕食へ。
室蘭の町の中に出てきたのですが、駅周辺にはお店の数が少なさそうです。
そこで旅行ガイド雑誌に載っていた室蘭地ビールのお店を見つけたので、今日の夕食は
このお店にしました。
もちろんドライバーである私は飲めない状態ですので、目で見るだけ(^^;;になりました。
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■ 室蘭地ビール「プロヴィデンス」 |
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- 夕食終了後、フェリーターミナルに戻る途中で見つけた古い建物ですが、これは昔の室蘭駅の建物で現在は室蘭市観光案内所
となっています。とってもおしゃれな雰囲気でした。
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■ 室蘭市
観光案内所
(旧 室蘭駅) |
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- フェリーターミナルに着いて、後は積み込み開始を待つだけ。嫁さんを乗船口にて降ろした後、駐車場にて待機。
今日はちょうど15分間隔で青森行き、大洗行き、直江津行きの船が出航するのですが、そのフェリーが3隻そろっていたので壮観な雰囲気を
かもしだしていました。
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■ 室蘭港フェリーターミナルにて |
◆ 直江津行き
乗船口 |
◆ 大洗行き
フェリー |
◆ 青森行き
フェリー |
◆ 直江津経由博多行きフェリー
「れいんぼう らぶ」 |
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- 予定より遅れたものの23時前に自走にて直江津行きのフェリー「れいんぼう
らぶ」に
積み込みました。
ちなみに走行距離は通算1689km。今日1日は219kmになりますね。
これで後は寝るだけになりましたね(^^;;
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■ 「れいんぼう らぶ」に乗船 |
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- 今回の船室は奮発して(笑)なんと特等の洋室\^o^/;;
北海道の旅を締めくくるにはちょうどいい設定になったようです。
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■ 「れいんぼう らぶ」特等船室 |
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- 23時55分定刻に「れいんぼう らぶ」は室蘭港を静かに出発しました。
途中室蘭港にかかっている白鳥大橋などを見ることができました(^^)
夜景もなかなかきれいですね。さて今夜から明日の夕方までこのフェリーに17時間お世話になります。
ゆっくり寝ることにします(^^)/
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