2000年
1月 9日(日) |
- ちょっと遅めの正月休み4日目(^^)
降り続いていた雨が未明に雪に変わった肘折温泉にて朝を迎えました。
新庄付近の最低気温は零度と言っていましたが、月山の麓に近い肘折温泉は標高も高いので、氷点下に下がったのでしょうね。
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- 朝食前に一風呂浴びたのですが、フロントに申し込むと無料チケットがもらえるという
ことで朝食後に共同浴場の"上の湯"に浸かってきました。
ちょうど屋根の雪下ろしと昨日まで飾ってあった雪で作った灯籠を壊すべく、小型の
ユンボが活躍中でした。
#入る前はまだ灯籠が残っていたので惜しいことをしました(-_-;
入浴後に、この雪下ろしの模様を写真におさめていると猫がすりよってきました。
温泉には猫が似合うような気がするのは私だけでしょうか…(笑)
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■ 肘折温泉 上の湯共同浴場 と 猫 |
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- 昨日フロントで聞いた時は9時半と言っていた送迎バスの発車時刻が、チェックアウトの際に聞いてみると
10時発車にいつのまにか繰り下がってました(-_-;;
ここであがいても仕方がないのでおみやげ購入や付近の散歩をしていました。
昔、郵便局が入っていた建物がまだ残っていましたが、めちゃめちゃ渋かったです。
未明の雪でまわりもうっすらと雪化粧していました。
で、予定より早く人が集まったとのことで、送迎バスは9時50分に宿を発車し新庄駅へ向かいました。
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■ 旧・肘折郵便局 |
■ 肘折界隈を
流れる銅山川 |
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- 新庄駅到着は10時35分。当初乗り込もうと思っていた陸羽東線の10時35分発の普通列車が改札越しに動いているのが見えました(-_-;;
#送迎バスの時刻が最初に聞いたとおりなら十分間に合ったのに…(-_-;;
気を取り直して、計画変更の算段を新庄駅のみどりの窓口の中で検討(^^;;
つばさ号を1本遅らせることで、当初計画どおりにコトが進められることがわかったので、さっそくきっぷを変更してもらいました。
次の陸羽東線の列車は12時11分発なので、とりあえず昨日に続いて新庄駅構内の中で時間をつぶすことに。
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- 駅の端っこに"もがみ体験館"というスペースがあったので、のぞいてみたらこれがなかなかおもしろい(^^)
新庄を中心とした地方に関わることを地形から動植物から音からといろんな角度からとりあげた資料がおいてあって、
家族連れでも十分楽しめる場所でした。
#残念ながら中は写真撮影禁止なので、正面玄関だけで勘弁してください(笑)
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■ もがみ体験館 |
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- そうこうしているうちに出発時刻が近づいてきたので、ホームへ。
改札口にはちゃんと温泉新幹線のトレードマークののれんがどーんと掛かっていました(^_^)
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■ 新庄駅の
温泉のれん |
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- 新幹線延伸で構造が大きく変わった新庄駅のホームですが、ちょうど漢字の「王」の
ような形になっています。山形新幹線、奥羽本線、陸羽西線、陸羽東線の乗り換え駅
として重要な役割を果たしているのですが、ホームの構造が変わったおかげでどの路線
に乗り継ぐ際も階段を上がる必要がなくなってしまいました。
ちょうど私たちが乗る陸羽東線の2両編成ディーゼルカーのほかに、東京行きのつばさ号
と山形行きの普通電車などが入線していましたね。
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■ 新庄駅に発着する列車たち |
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- 下りのつばさ号が20分ほど遅れたあおりを食って(笑)、陸羽東線の鳴子温泉行きも10分遅れで新庄を出発しました。
小腹がすいたということで新庄駅のお土産屋さんで、名物のくぢら餅を購入(^^)
これから春にかけて良く食べるという餅なのですが、味が3種類(白、黒、醤油)あって駅の中のコンビニで1個80円で
ばら売りしてました。味の方は、なるほど…という味でしたね(^_^;;
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■ くぢら餅 |
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- 1時間ほどの乗車で今日の目的地である鳴子温泉駅に到着しました。
ここはもう宮城県なので、県境にある堺田駅から先は山形観光フリーきっぷの圏外。ということで乗り越し料金を払って
駅の外へ出ました。観光案内所で共同浴場の場所を地図にマークしてもらって、まずは滝ノ湯へ。
少し手前にある自動券売機で入浴券(大人\150)を購入してから入ります。
やはり日曜日ということでたくさんの人が湯船に浸かっていましたね。
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■ 鳴子温泉
滝ノ湯 |
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- 滝の湯はあまりにも人が多かってのでそそくさと退散した後、もう一つの共同浴場である早稲田桟敷湯へ。
こちらは昭和22年に早稲田大学の学生が発見したことで早稲田の名前がつけられているのだそうです。
1年半ほど前に早稲田大学の建築学科の方のデザインにより改装したばかりということで、\500と滝の湯
の3倍以上したのですが、脱衣所の床がふんわりと暖かくて広く、浸かっている人数は多いもののゆっくり
とお風呂に浸かることができました(^^)
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■ 鳴子温泉 早稲田桟敷湯 |
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- さすがにおなかがすいたので遅めの昼食を済ませた後、鳴子温泉駅15時39分発の
ディーゼルカーで新庄へUターン。
ちなみにこの陸羽東線にも新幹線延伸とともに"奥の細道・湯けむりライン"という愛称
がつけられました。
沿線には瀬見温泉、赤倉温泉、中山平温泉、鳴子温泉などまさに温泉のオンパレード。
湯けむりラインという名称がうなずけます。
鳴子にはほとんど雪がありませんでしたが、山形県側は少ないなりに雪が積もってましたね。
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■ 鳴子温泉から陸羽東線で新庄へ |
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- 新庄には16時40分に到着。いよいよ最終ランナーとなる"つばさ100号"に乗車です。乗り換え時間は11分。
私だけいったん改札を出てコインロッカーに預けておいたメインの荷物をピックアップして無事乗り込み完了(^^)v
新幹線の中では退屈なので、@niftyの未読消化とメール発信、今日の日記コーナーの文章部分をほとんど書きあげて
しまったのでした(^^ゞ
新幹線を1本遅らせる変更を入れたことで禁煙席の指定が取れず、3時間以上喫煙席に座っていたのだけがちょっと
キツかったですね(-_-;; そんなこんなで"つばさ100号"は東京駅に定刻の20時16分到着。
そのまま戸塚までまっすぐ帰り、夕食を取ってから自宅に22時半頃の帰宅となりました。
明日は成人の日でお休みですね。ちょっと遅めの正月休み最終日なので、旅の疲れをゆっくりいやしたいと思います(^^)v
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■ つばさ100号
新庄駅にて |
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