1999年10月 9日(土)
  • 朝3時に起きるつもりが、気がついたら4時前でした(^^;;
    ちゃんと目覚ましをかけたつもりだったのですが、やっぱり睡眠不足がこたえたようですね(笑)
    昨日のうちに準備は済ませておいたので、4時半過ぎに自宅を出発できました。
    6時前に中央道八王子インターを通過したのですが、既に渋滞が始まってました(-_-;;
    さすがに3連休の初日ですね。お天気もいい感じ晴れてるので人出も多そうです。
    しかし早出が功を奏して、大渋滞に巻き込まれる前に甲府の手前まで走り抜けることができました(^^)v
  • その後も順調に走り、9時過ぎに長野道豊科インターを通過することができました。
    長野オリンピック効果で長野県内の道はとても良くなっています。
    松本から大町方面へは国道147号線と県道が2本あったのですが、もう1本新しい道ができてました。
    梓川沿いに走る道で、なかなか走りやすかったですね。で、今回の目的地は立山黒部アルペンルートに決めました。
    起点となる大町市の扇沢までは車で行けるのですが、今回は扇沢の駐車場が満杯ということで、手前の駐車場へ誘導されました。
    今回が4回目のアルペンルート訪問ですが、こんなのは初めてでした。やっぱり3連休だからでしょうね(^^ゞ
    駐車場に車を置いたのは10時、ここから無料のシャトルバスで約15分乗車してやっと扇沢駅(標高1,433m)に到着です。
  • いよいよアルペンルートへ乗り込みます。まずは関西電力運営のトロリーバスに乗車です。
    前回のアルペンルート訪問から5年以上たっていたのでトロリーバスが新調されていました(^^ゞ
    繁忙期ということで7台のトロリーバスが連なって後立山連峰を突き抜けていきます。
    80mの工事をするのに土木業界の英知をすべて注ぎ込んでも7ヶ月の日時を必要とした破砕帯(はさいたい)を
    あっさりと通過し、長野・富山両県境を越えて黒部ダム駅(標高1,470m)につきました。
■ 扇沢から関西電力トロリーバスで
   黒部ダムへ…
立山黒部アルペンルート:扇沢−室堂往復チケット 黒部ダム行きトロリーバス
  • 220段の階段を登った先に現れたのは、立山連峰ともの凄い勢いで観光放水をしている黒部ダム(標高1,454m)の姿でした。
    ここはいつ来ても素敵な風景を見せてくれるので、大好きな所の一つです。
    お天気は快晴、もう言うことなしの条件でした(^^)v
■ 立山連峰と黒部ダム
黒部ダム展望台から黒部川下流を望む 黒部ダム展望台から立山連峰を望む 観光放水中の黒部ダム(1) 放水の水しぶきで見える虹 観光放水中の黒部ダム(2)
黒部ダムと立山連峰(1) 黒部ダムと立山連峰(2) 黒部湖と遊覧船(1) ダム上から黒部ダム展望台を望む
  • 黒部ダムを見学後、ゆっくりと横断して対岸のトンネルの中にある黒部湖駅(標高1,455m)につきました。
    ここからは黒部平までは、日本にここだけしかない全線トンネルの地下ケーブルカーです。
    団体客も一緒になって、たくさんの人を詰め込んで約7分の乗車で黒部平駅に到着しました。
    ここから先は世界にも類を見ない途中で支柱が一本もない立山ロープウェイに乗ることになりますが、このロープウェイの乗車定員が
    80名とアルペンルートの乗り物の中で一番少ないので、大町側から来ても富山側から来てもネックになってしまいます。
    大町側から行く場合は黒部湖から地下ケーブルカーに乗り込む際にロープウェイの整理券を配ってくれます。
    私たち夫婦は1番という整理券番号だったのですが、ロープウェイ乗車に約1時間半待ちとの通告を受けてしまいました(-_-;;
  • 黒部平駅(標高1,828m)に着いたのがちょうど正午だったので、景色を見ながら昼食を食べることに。
    松茸入りのおやき(\290)と野沢菜入りのおやき(\250)が昼食になりました(爆笑)
    後立山連峰の山々、反対側の立山連峰と大観峰(だいかんぼう)や東一ノ越付近の紅葉がとてもきれいでしたね。
    タイミングが良いと雪化粧した立山連峰と紅葉している大観峰、黒部ダム近辺の木の緑という一気に3つの季節を目の当たりにする
    ことができるのですが、今年は9月の残暑が厳しかったとのことで、残念ながら立山連峰には全然雪がありませんでした。
■ 黒部平からの眺め
立山連峰と立山ロープウェイ(1) 黒部平からの立山連峰の眺め 立山連峰と立山ロープウェイ(2) 大観峰から東一ノ越を望む
  • 黒部平で景色をゆっくりと楽しんでいたら、予定よりも早く13時過ぎに立山ロープウェイに乗る
    ことができました。
    黒部平と大観峰の中間ぐらいが紅葉の見頃になってましたね。
    ロープウェイは大混雑でしたが、ゆったりと空中散歩を楽しむことができました(^^)v
■ 立山ロープウェイからの眺め
立山ロープウェイからの風景(1) 立山ロープウェイからの風景(2)
  • 約7分の空中散歩を終えて、大観峰(標高2,316m)へ到着(^^)
    ここからは日本一高い所にある立山トンネルを抜けるトロリーバスで立山観光の中心地である室堂へ向かいます。
    ここも以前訪れた時はディーゼルエンジンのバスが走っていたのですが、環境に配慮するためにトロリーバスに
    代わっていました。約10分の乗車でやっと室堂へ到着。時刻は13時40分を指していました。
■ トンネルバスで
   室堂へ
室堂行き立山トンネルトロリーバス
  • 標高2,450mの所にある室堂は立山(雄山,標高3,003m)登山の基地でもあります。
    3,000m級の山々が快晴の空の下、美しい稜線を描いていました。
    散策ということで雄山や一ノ越、みどりが池やみくりが池を望みながら1時間強歩いてきました。
    雷鳥こそ姿を見ることはできませんでしたが、一部の木々は紅葉していて、山の美しさに彩りを加えてました。
    もう気分は最高\^o^/です。
■ 快晴の室堂を散策
室堂山荘と雄山(1) 室堂山荘と雄山(2) 富山方向に広がる雲海 浄土山 雄山と一ノ越山荘
色づき始めている紅葉 みどりが池と雲海 みどりが池と雄山 みくりが池(1) 雷鳥荘と血の池 血の池
地獄谷 みくりが池に雄山が写る みくりが池温泉 みくりが池(2) 立山玉殿の湧水
  • 散策を終えて、おみやげを買い込み再び扇沢へ戻ります。
    幸い15時15分発のトンネルバスに乗りこめたので、大観峰で再び立山ロープウェイの乗車を待つことになりました。
    今度の待ち時間もなんと1時間半(x_x) 後立山連峰と黒部湖、黒部ダムがきれいに見えてはいましたが、日陰のため凄く寒い(/_;)
    五平餅を食べてホッとしたのもつかの間。結局展望台で時間をつぶせなくなって、建物の中に入ってひたすら乗車を待つことに
    なりました(-_-;;
■ 大観峰から後立山連峰,黒部湖、黒部ダムを望む
後立山連峰、黒部湖と立山ロープウェイ 後立山連峰と黒部湖 黒部湖と遊覧船(2) 東一ノ越方面の紅葉
  • 団体客と個人旅行客が入り乱れている中、大観峰に到着してから1時間20分後にやっと乗車することができました。
    本来なら黒部平方面へは16時45分発が最終便なのですが、たくさんのお客さんがロープウェイ待ちをしており、臨時便を増発して
    しのいでいました。本当にご苦労様です>アルペンルート関係者の皆さん。
    改札をくぐるとロープウェイに乗るまでの間、立山黒部貫光(株)の社員の方がアルペンルートの紹介を兼ねてとても楽しい話を
    してくれます。同じ催しは地下ケーブルカーの黒部湖駅でもやっているのですが、本当に面白いです。
    なぜこんなことをするかは行った方だけのお楽しみ(笑)ということで、ぜひアルペンルートにお出かけ下さい(^-^ゞ>皆さん
  • ローブウェイでは熊本からの団体さんと一緒になって黒部平駅へ。
    夕方になって黒部川下流の方向から雲が出てきたのですが、これはこれで雰囲気が変わってなかなか楽しめましたね(^^)
■ 立山ロープウェイの眼下に広がる後立山連峰と黒部湖
立山ロープウェイからの風景(3) 立山ロープウェイからの風景(4) 立山ロープウェイからの風景(5) 立山ロープウェイからの風景(6)
  • 黒部平駅まで降りてくれば後はしめたもの。地下ケーブルカーで黒部湖駅へ、そして空が暗くなる中、黒部ダムを再び歩いて横断し、
    黒部ダム駅へ。扇沢行きのトロリーバスはぎゅうぎゅう詰めのお客さんを乗せて、扇沢駅に17時50分に到着しました。
    扇沢から室堂往復に約7時間半、いやぁ…疲れました(^^;;
■ ケーブルカーとトロリーバスを乗り継いで扇沢へ…
黒部湖行き地下ケーブルカー(1) 黒部湖行き地下ケーブルカー(2) 黒部ダムのミニチュア模型 トロリーバス、扇沢駅到着
  • シャトルバスで駐車場まで送ってもらい、車を動かして白馬村経由で長野市内へ。
    オリンピック道路へ出る道が良くわからなかったので、道の駅白馬の売店の方に道を聞いてしまいました(^^ゞ
    #ありがとうございました m(_ _)m
    長野市内には19時半に到着。最近定宿化しているビジネスホテルにチェックインして、やっと今日1日が終わりました(^^)
    明日はゆっくりして、戸隠でおそばを食べて温泉に浸かってから帰ろうかと思っています。
    明日もいいお天気だといいのですけどね(^^)v