1999年 9月26日(日)
  • 川治温泉の朝は早い…という訳ではありませんが(^^ゞ 6時半には皆起き出して朝風呂に入ったりしてました。
    8時20分頃から朝食でおなかいっぱい(^o^) 9時20分にチェックアウトするまでゆっくりとしていました。
    チェックアウトと同時にオフ終了ということで解散となりました。
    3人の方はバスで湯西川温泉へ向かうとのことで、ここでお別れ。
    同じ方向に向かう方と一緒にホテルと駅をまわっているバスに乗り込んだ所で見送られてしまいました(^^ゞ
■ 川治温泉
   ホテルにて朝食
川治温泉ホテルで朝食
  • 川治湯元駅から野岩(やがん)鉄道に乗り込み、東京方向ではなく(^^;;会津方向に向かいます。
    もう一人の方は2駅先の中三依にある温泉に行かれるとのことで、ここでも見送られる立場になってしまいました(笑)
    この野岩鉄道は、国鉄の新路線として計画されたものの工事凍結となり、沿線市町村による第3セクターとして開通したという背景を持っています。
    この路線の開通で東京の浅草から南会津の中心である田島町まで1本の電車で行けるようになった訳ですが、今日乗り込んだ電車の行き先に
    「(鬼怒川温泉)会津田島」と書いてあったので、鬼怒川方向に行こうとしていた方が勘違いして反対方向に行ってしまったという悲劇を目の当たりに
    してしまいました(^_^;;
    間違えた方にも非はある訳ですが、誤解を招くような行き先表示は改めた方がいいですね。>野岩鉄道さん
  • で、一人となった私の目的地は福島県の大内宿。江戸時代の宿場町の雰囲気を良く残していると言われています。
    昨日、福島県を後にして栃木県に入った訳ですが、また県境を越えるはめになってしまったという訳です。
  • 乗り込んだ電車は会津田島行き。
    会津田島駅で会津鉄道の会津若松行きディーゼルカーに乗り換えて、最寄り駅である
    湯野上温泉駅にたどりつきました。
    降りてみると茅葺きの駅舎がとってもいい感じだったので、たくさん写真を撮って
    しまいました(^^ゞ
■ 会津鉄道で湯野上温泉へ
会津鉄道・会津若松行き 湯野上温泉駅(1) 湯野上温泉駅(2)
  • 大内宿へは湯野上温泉からタクシーで10分ほどかかります。
    駅で荷物を預かってもらい、タクシー会社の前に行ったら、ちょうどワゴンタイプのタクシーが2人乗せて大内宿に行こうとしていた所で、
    「それに乗って行きなさい」とのことで相乗りさせてもらいました。おかげで安く移動することができました(^-^)v
  • 大内宿へ到着したのはちょうど正午。タクシーを降りた所にすぐ「三澤屋」というお店があったので、行ってみたらかなりの順番待ち。
    番号札をもらって待ち時間を聞くとだいたい30分くらいは必要ということで、少し町並みを見に行きました。
    真ん中あたりに宿場の本陣後に立てられたという「町並み展示館」という施設があり、これを見学。
    近くの宿場町の本陣の設計図を元に復元したのだそうですが、昔ながらの雰囲気がとても良かったですね。
    さすがに秋ということでコスモスがきれいに咲いていました。
■ 大内宿を散策(1)
大内宿の案内 三澤屋 町並み展示館(1) 町並み展示館(2) コスモス
  • 再び「三澤屋」に戻ってみて、そばを打っている所とかを見ながら番号が呼ばれるのを待っていました。
    そこで「なぜこの店がこんなに人気があるか!」がやっとわかったのです(^^ゞ
    おそばを頼むとそばと一緒に1本のネギが出てきます。
    で、このネギをお箸代わりにしてそばを食べる!というお店だったのでした(^^ゞ
    ほどなく順番が来て、もちろんこのおそばを頼みます。結構時間がかかるようだったのと、おなかがすいていたことも
    あって、もう一つサイドメニューを頼んでおきました。
    私の後ろのいろりではけんちん汁を煮込んでいて、少し離れたいろりでは岩魚(イワナ)を焼いていました(^^)

    まずサイドメニューがやってきました。その名も「岩魚サンド」(^^)
    見てのとおり、岩魚を揚げてパンに挟んであるというなかなか大胆なもの。
    さっそく食べてみましたが、なかなかイケましたね(^o^)
    これを食べ終わって、しばらくしてから本命のそばが出てきました(^^ゞ ネギを箸がわりに使うのはやはり難しかったです。
    でもそばはとってもおいしいですので、行く機会のある方はぜひ立ち寄ってみて下さい。
    #ちなみにこのおそばのルーツは信州・高遠なのだそうです。殿様着任の折りに前任地の信州・高遠からたくさんの
    #そば職人を連れてきたことがきっかけだとか。したがってここのおそばは高遠そばといいます。
















そば打ち中
岩魚サンド
水そば(ネギで食べよう(^^))
  • 食べ終わった後、改めて大内宿の町並みを散策してみました。
    多少新しい建物が目立ちますが、茅葺き屋根の家が残る様はとっても美しいものですね。
    冬、それぞれの家の屋根が雪で覆われているポスターを見かけたこともあって、今度
    行く機会があれば改めて行ってみたい所でしたね。
■ 大内宿を散策(2)
大内宿(1) 大内宿(2) 大内宿(3)
  • 14時過ぎにタクシーに迎えに来てもらって、湯野上温泉駅に戻ってきました。
    せっかくここまで来たので…ということで、駅近くで日帰り入浴をokしている「えびす屋」さんという所で温泉に入ってさっぱりすること
    ができました(^_^;; 露天風呂が解放されていて目の前に川があるという、言うことなしのロケーションなんですが、ただお湯は少しぬるめ
    だったような気がします。
  • お風呂にも浸かれたので、湯野上温泉駅を15時37分発の列車に乗り、やっと帰る方向を向きました(^^;;
    実は午前中に会津田島で乗り換えた際に、鬼怒川温泉から先の特急「スペーシア」の夕方発の指定券を買い求めておいたのでした。
    鬼怒川温泉駅では若干時間に余裕があることが判明し、どうせなら…ということで1つ手前の鬼怒川公園駅の裏手にある岩風呂
    浸かることに決めました。駅からは徒歩4分。次の電車までの余裕時間はなんと35分しかありません(^^;;
    それでもカラスの行水でしたが、岩風呂に浸かってくることができました\^o^/
    次の電車にも間に合ってホッと一息でしたね。
鬼怒川公園岩風呂
  • 最後は「スペーシア」乗車\^o^/ 
    北千住までの約2時間、車内の売店で買ったお弁当が夕食になりました。
    北千住にも予定どおりに着き、後は営団地下鉄,都営地下鉄,京浜急行,横浜市営地下鉄を乗り継いで
    22時15分頃にやっと自宅に帰着できました。
    今回は東武鉄道が販売している尾瀬・鬼怒川ルートパスを利用しました。
    往復の電車・バス代の合計よりも安くなることと野岩鉄道や東武鉄道の駅で途中下車できるところが
    とても便利でしたね。さすがに今日も眠いです。ここを書いたらおやすみさせて頂きますね(^^)/
東武特急スペーシア「きぬ136号」 尾瀬・鬼怒川ルートパス+特急券