2004年 2月 8日(日)
  • お出かけ最終日。ちなみに今日の当初プランですが、下記のようになっていました。
     (1)紋別バスターミナル 11:00発 北海道北見バス 遠軽行き 12:23 遠軽駅着。
     (2)遠軽 13:21発 JR 特急オホーツク3号 14:19 北見着
     (3)北見駅 14:45発 北海道北見バス 女満別空港行き 15:30 女満別空港着
     (4)女満別 16:10発 JAS 186便 18:00 羽田
    見てわかるとおり、移動距離こそありますが(苦笑)のんびりできるはずでした。
    しかし昨夜のプラン補正によりガラッと変わってしまったのでした。
    どこがどういうふうに変わったのかは、見てのお楽しみ(^_^;;
  • 起床は6時でした(^_^;; 天気予報を見ると紋別の最低気温は零下10度。遠軽では零下20度という内地では考えられない(笑)
    温度が出ていてやっぱり寒いのね〜と思うことしきり。
    朝風呂に行こう…としたのですが、パワーなくお布団に潜っていたのは厳重にナイショです(^_^;;
    7時過ぎに朝食を食べにホテル内のレストランへ。バイキングでしたがなかなかおいしかったです。
    #牛乳はオホーツクおこっぺ牛乳。あっさりしてて普段牛乳を飲まないρ^^)でもおいしく飲めました。
    荷物をまとめて8時前にチェックアウトしたのでした。
紋別の朝
紋別の朝
  • 紋別バスターミナルまでタクシーで移動して、8時15分発の北紋バス 遠軽行きに乗り込んだまでは
    良かったのですが、紋別プリンスホテル近くのバス停(本町7丁目)に止まるのには気づきませんでした。
    #そうすれば20分近くゆっくりできたのに...(-_-;;
    まあそんなことは横においといて、観光バスタイプのゆったりとしたバスの中で流氷の見えない
    オホーツク海を時折見ながら、国道238号線を南下していました。
紋別から遠軽行きの北紋バスに乗車
紋別バスターミナル 北紋バス 紋別発遠軽行き
  • この遠軽行きのバス、湧別経由ということで途中で国道からはずれ、いきなり農道を走り出し海の方向へ(@_@)
    そうすると海岸のすぐ近くで橋を渡った時、沖合に流氷らしきものが見えました。ちょっと嬉しかったですね。
    バスは漁協の前など湧別の街の中を細かく止まった後、国道238号線に復帰したのでした。
湧別の海と流氷
湧別の海と流氷(1) 湧別の海と流氷(2)
  • 国道238号線から国道241号線に入り、道の駅中湧別に隣接の中湧別文化センタートム
    というバス停で下車。ここで7分の接続で佐呂間経由網走行きの網走バスに乗り換えます。
    接続時間が短いので乗り遅れたらヒヤヒヤものだったのですが、乗り込めてほっと
    しました(^_^ゞ
    ちなみに道の駅中湧別は、遠軽から中湧別、紋別、興部を経て名寄を結んでいた
    国鉄名寄線の中湧別駅跡地に出来た施設です。
    駅舎の一部が保存されているのですが、さすがに雪に埋もれていました(^_^ゞ
中湧別鉄道資料館
中湧別鉄道資料館(1) 中湧別鉄道資料館(2)
  • 網走行きのバスは9時15分定刻に出発。乗客はρ^^)たち夫婦のみ(爆)。
    このバスを逃すと網走方面へは3時間後(@_@)なので大変な事態になっていた訳です(^_^ゞ
    #まあその場合はおとなしく遠軽経由で移動することにしていたと思いますが(^_^ゞ
網走行きの網走バスに乗り換え
網走バス 中湧別発佐呂間経由網走行き
  • 実は昨夜のプラン補正案として、飛行機が幸か不幸か女満別出発だったので帰りに網走で観光できないかな?と思い、紋別から網走への移動手段を
    検討していました。
    今やインターネットでなんでも探せるというのはありがたいことですが、情報が少ない所があったり間違いがあると大変ですね。
    ひがし北海道周遊バス(http://www.easthokkaido.com/japanese/index.shtml)として流氷ロードバスが紋別から網走経由で女満別空港まで運行して
    いることはわかったのですが、網走の到着時刻が13:00と希望到着時刻にはちょっと遅め。
    紋別−遠軽間は北海道北見バスのWebサイト(http://www.h-kitamibus.co.jp/)でわかるので、遠軽からJRで移動するプランを検討したのですが、
    遠軽から先は10:57発の特急オホーツク1号で網走到着が12:45ということでこれでは流氷ロードバスを使ったほうがゆっくりできて安いです。
    中湧別でサロマ湖沿いに行くバスがないのかな…と思って調べてみると網走バスが中湧別−網走間のバスを運行していることがわかったのですが、
    網走バスは自社のWebサイトを持っていないようですぐには時刻がわかりませんでした(/_;)
    次に調べたのは網走市観光協会のWebサイト(http://www2s.biglobe.ne.jp/~abashiri/)。
    ここに中湧別−網走間のバス時刻が掲載されていたので安心したのですが、網走に11:25到着予定のバスは中湧別発が9:05となっており、
    紋別8:15発の遠軽行きに乗っても中湧別到着は9:08予定なのでタッチの差で間に合いません。
    半分あきらめモードで個人運営という「私設北海道時刻表」(http://www12.plala.or.jp/hj/)というサイトを確認すると中湧別発網走行きの
    バスは9:15という記載があり、これだと間に合う結果になります。
    バスが連絡するかどうかを当日確認すればいいか…ということで、今日紋別からバスに乗り込む時に運転手さんに聞いてみると確かに9:15発のバスに
    接続可能とのことで、ホッとした次第です。
    たぶん数字の打ち間違いだと思われるので、網走観光協会に連絡してあげたほうが良さそうですね。
  • さて網走行きのバスは中湧別から湧別方向に戻って、国道238号線をサロマ湖沿いに進みます。
    このバスも昔中湧別と網走を結んでいた国鉄湧網線の廃止に伴い運行しているバスなので、時折国道から
    離れて細かく止まっていきます。
    佐呂間では逆方向へ行くバスと鉢合わせして、運転手さん同士がたばこ休憩してました(^_^;;
    計呂地(けろち)の交通公園ではSLはカバーをかけられて雪に備えていましたし、サロマ湖は一部が氷結していて
    その上に雪が積もり湖上でいろいろとやっていたようです。そんな風景をみながらののんびりバス旅でした。
カバーがかけられた
  計呂地交通公園のSL
カバーの掛けられた計呂地交通公園のSL
網走行きのバスから見たサロマ湖
網走行きのバスから見たサロマ湖(1)/芭露付近 網走行きのバスから見たサロマ湖(2)/芭露付近 網走行きのバスから見たサロマ湖(3)/栄浦付近 網走行きのバスから見たサロマ湖(4)/栄浦付近 網走行きのバスから見たサロマ湖(5)/栄浦付近 網走行きのバスから見たサロマ湖(6)/栄浦付近 網走行きのバスから見たサロマ湖(7)/栄浦付近
  • 常呂(ところ)付近からは海岸近くを走ります。
    流氷が近くに来ているのが良くわかる風景が見えて、嬉しかったですね。
常呂付近のオホーツク海
常呂付近のオホーツク海(1) 常呂付近のオホーツク海(2) 常呂付近のオホーツク海(3) 常呂付近のオホーツク海(4)
  • 海岸線から離れるとそこはサンゴ草で有名な能取湖(のとろこ)。
    サンゴ草は秋に真っ赤に湖を染めるのですが、この時期はもちろん湖は氷結していて真っ白。
    太公望がたくさん湖の上にテントを立ててワカサギ釣りか何かを楽しんでいたようでした。
能取湖
能取湖(1) 能取湖(2)
  • 右手に網走湖が見えると網走はもうすぐ。
    刑務所前を通過して網走駅前を通り、網走バスターミナルには11時30分頃到着。
    紋別から約110km、バスで3時間強の移動…おつかれさまでした(苦笑)
網走湖
網走湖
  • ちょっと小休憩した後、網走バスターミナルから再びバスに(笑)
    網走駅方面からやってきた観光砕氷船乗り場行きの網走バスに乗車。
    5分ほどで流氷まつりが行われている観光砕氷船「おーろら」の乗り場へ到着しました。
    まつりの最中ということもあり、たくさんの人がいましたね。
網走バスターミナルから
  観光砕氷船乗場行きのバスに乗車
網走バスターミナル 観光砕氷船乗場行きのバスに乗車
  • ここまで来たらもちろん(笑)「お〜ろら」にも乗ります(^_^ゞ
    今朝8時前に電話で状況を聞いたら「船で行けるところに流氷があります」とのこと
    だったので、12時30分発の船を予約しておいたのでした。
    #ちなみにこの後の14時発に乗ると女満別からの飛行機に間に合わなくなってしまう
    #ので、網走到着時刻にこだわった訳です(^_^ゞ
    網走の流氷砕氷船は夏場は知床で観光船として運行している「お〜ろら2」とセットで
    2隻で運行しているようですね。
    到着したのがぎりぎりだったので、乗船は「お〜ろら2」のほうに。
    先に「お〜ろら」が出発し、後から追いかけるという形になりました。
観光砕氷船「お〜ろら」に乗船
「お〜ろら」の乗船券 先発する「お〜ろら」 後発の「お〜ろら2」
  • 流氷は網走でも接岸はしていませんでした。
    遠くを見ると能取岬の向こうに白い流氷の帯らしきものが見えていました。
    港の中にも海水が凍ったのか氷がたくさん浮いていましたね。
網走でも流氷は沖合にありました
網走港内はうっすらと海氷がある程度(1) 網走港内はうっすらと海氷がある程度(2)/手前の岩は帽子岩 能取岬の奥に流氷らしき帯が見えています
  • 流氷まつりでにぎわう網走港からたくさんの乗客を乗せて「お〜ろら2」は12時30分定刻に網走港を出港。
    クリオネのイラストのついた防波堤の突端にある灯台を横目に見ると、「お〜ろら2」は流氷目指して
    まっしぐらに進みました。
お〜ろら、網走港を出発
流氷まつりでにぎわう網走港 「お〜ろら」が先発
  • 進行方向左側に陣取っていたら先行している「お〜ろら」が流氷帯に
    突っ込んでいるのがわかりました。
先に流氷帯に突っ込んでいる「お〜ろら」
流氷帯の中を進む「お〜ろら」(1) 流氷帯の中を進む「お〜ろら」(2) 流氷帯の中を進む「お〜ろら」(3) 流氷帯の中を進む「お〜ろら」(4)
  • ほどなく「お〜ろら2」も流氷帯に進入\^o^/。
    時折氷を割る時のショックをからだで感じつつ、流氷の中を進むのを楽しんでいました。
「お〜ろら2」も流氷帯に突入
「お〜ろら2」から眺める流氷(1) 「お〜ろら2」から眺める流氷(2) 「お〜ろら2」から眺める流氷(3)
  • 進行方向右側を見ると、そこには斜里岳から羅臼岳まで知床半島を形成する山々が真っ白にお化粧して流氷に色を添えていました。
    あちこち飛び回っていたカモメと共に乗客たちの被写体となっていましたね。
「お〜ろら2」から眺める流氷
《動画/wmv》
「お〜ろら2」から眺める流氷(19)
約1.6MB/11秒
「お〜ろら2」から眺める流氷(20)
約2.3MB/18秒
「お〜ろら2」から眺める流氷(21)
約1.6MB/12秒
「お〜ろら2」から眺める流氷(4) 「お〜ろら2」から眺める流氷(5) 「お〜ろら2」から眺める流氷(6) 「お〜ろら2」から眺める流氷(7)/遠くに「お〜ろら」が見えます 「お〜ろら2」から眺める流氷(8) 「お〜ろら2」から眺める流氷(9)
「お〜ろら2」から眺める流氷(10) 「お〜ろら2」から眺める流氷(11) 「お〜ろら2」から眺める流氷(12) 「お〜ろら2」から眺める流氷(13) 「お〜ろら2」について飛んでいるカモメ(1) 「お〜ろら2」から眺める流氷(14)
「お〜ろら2」から眺める流氷(15) 「お〜ろら2」から眺める流氷(16) 「お〜ろら2」から眺める流氷(17) 「お〜ろら2」について飛んでいるカモメ(2) 「お〜ろら2」について飛んでいるカモメ(3) 「お〜ろら2」から眺める流氷(18)
  • 流氷帯を30分以上進んで「お〜ろら2」は網走港に戻ります。
    さすがに寒いので流氷帯を抜けた後は船内に入りました(^_^;;が、カモメが大量に
    船を追いかけていたのがとても印象に残りました。
    13時30分過ぎに網走港へ戻ってきました。いやぁ良かったです。
網走港に帰港
《動画/wmv》
約2.4MB/14秒
追いかけてくるカモメたち(1)
追いかけてくるカモメたち(2) 先に「お〜ろら」が帰港していました
  • これで今日のメインイベントは終了\^o^/。さておなかもすいたので「お〜ろら」乗り場にあるレストランで昼食。
    昼食は豚丼。ほんとは十勝名物だったはずなのですが、おいしかったので良しとしましょう(笑)
昼食:豚丼
豚丼
  • 冬場の時期はこの観光砕氷船乗り場から女満別空港行きの直行バスが飛行機の80分前出発で出ています。
    14時10分発の空港行きバスに乗り込んで女満別空港へ。
    網走は何度か来たことはあるのですが冬来たのは初めてなので、また今度機会があればゆっくり見てみる
    ことにしましょう。
女満別空港行きのバスに乗車
網走バス 女満別空港行き
  • 空港行き連絡バスは網走バスターミナル、刑務所前と細かく止まって行き、満員状態で到着。
    さっそくカウンターで搭乗手続きを済ませた後、荷物を預けて出発ロビーへ。
    ρ^^)が乗るJAS 186便の5分前にANA 1794便 関西空港行きが出発することもあって、エスカレータは
    関西ルールの左側空けでした(笑)
    売店でおみやげを買った後はセキュリティチェックを通って、飛行機の出発を待っていました。
女満別空港の出発案内
女満別空港の出発案内
  • 15時50分過ぎに案内があり、座席が後部の人から順に飛行機の中へ。
    ρ^^)は前の方だったので最後のほうになりました。
    飛行機はA300-600R。予約は満席とのことでした。
    16時10分定刻にJAS 186便は女満別空港を動き出し離陸しました。
JAS186便で女満別から羽田へ<右2枚は一眼レフ写真>
JAS186便 女満別発羽田行き(A300-600R) JAS186便の航空券 先にANA1794便 関西空港行きが出発 女満別空港を離陸
  • 途中屈斜路湖が左にうっすらと見え、帯広上空から
    日高山脈を横断している時、襟裳岬らしき岬を遠くに
    見ながらJAS186便は羽田へ向かうのでした。
    4月からはJAL,JASの完全統合で飛行機便はすべてJALに
    統一するとのこと。今回がJAS便という名前では最後の
    搭乗になりそうです。
JAS186便からの眺め
帯広付近を飛行中 何とも言えない夕暮れの空(1) 霧?霞に隠れる襟裳岬 何とも言えない夕暮れの空(2) 街の明かりを見ながら羽田へ向かう
  • 1時間50分のフライトを終えてJAS 186便は羽田空港へはほぼ定刻に着陸。
    A滑走路に降りたのですが、駐機場はやっぱり沖止めなので降りた後が長い長い(苦笑)
    やっと止まった後、バスで到着ロビーへ。荷物もなかなか出てきませんでしたが、無事ピックアップできました。
    最後は港南台駅行きのリムジンバスがすぐ連絡し、港南台駅でも自宅付近に向かうバスにすぐに連絡…と。20時前に帰宅することができました。
    バースデー割引の締め切りが4週間前になってちょっと使いにくくなったのですが、結果として今年も楽しい旅に出来たのはは良かったです。
    さて来年もバースデー割引でどこかに行けるといいですね(^_^)v