2003年 7月26日(土)
  • 今週末はお出かけです。嫁さんは祖母の米寿のお祝いで山梨へ出かけるということで、単独行となります。
    メインのイベントは夜なのでゆっくり出ればいいのですが、その前のおまけも楽しもう…ということで、選んだのは新横浜8時9分発の
    "のぞみ"(爆)。水曜・木曜と帰宅も就寝時間も遅くて、金曜も帰宅が遅かったのでこのままだと間違いなく寝坊する…と読んだρ^^)は
    そのまま徹夜するという手段を執ったのでした(^_^;; 7時を少し過ぎたあたりで自宅を出発し、地下鉄で新横浜へ。
    途中で何度も意識を失っていたので、乗り越しが危惧されたのですが、なんとか降りることができました(^_^ゞ
  • 新横浜で新幹線の自動改札をくぐってホームへ。
    ここ最近新幹線に乗っていなかったのですが、列車の乗車口に
    電光掲示板が着くなど少しずつ改良されていましたね。
    のぞみ5号は予定時刻に入ってきました。
    もうおなじみの"ミサイルのぞみ"こと500系です。
のぞみ5号に乗って名古屋へ
新横浜駅の駅名標。10月からは隣が品川になります 目新しい乗車案内板 のぞみ5号 博多行き のぞみ5号の指定券
  • 車内は空席が少しある程度。ここで寝過ごすと博多まで行くという大きなロスタイムとなる(笑)ので、時々
    落ちつつも外の景色を見ていたのでした。名古屋には9時33分着。
    ここで乗り換え改札をくぐって米原行きの特別快速電車に乗ります。
    乗り換え時間は7分。一番に降りたおかげで乗り遅れずに済みました(^_^ゞ
特別快速で大垣へ
特別快速 米原行き 名古屋駅の乗車案内版。特別快速と新快速ってどちらが早いんだろう(笑)
  • 「特別快速と新快速はどっちが早いんだろう…」と思いながら(笑)30分ほどの乗車で
    大垣駅到着。
    今回の目的地はここ大垣なので、改札で乗り越し精算した後、重い荷物類をコイン
    ロッカーに預けます。ここからは樽見鉄道に乗車。
    JRと共同の改札をくぐって6番ホームに行くと1両のレールバスが出発を待って
    いました。名古屋行きの特急「しらさぎ」がさっそうと通過するのを見送った後、
    レールバスに乗りこみます。
    レールバスは10時30分定刻にゆっくりとマイペースで出発しました。
大垣で樽見鉄道に乗り換え
名古屋行き特急「しらさぎ」が通過 樽見行きの
  レールバス
名古屋行きの特急「しらさぎ」が通過 樽見行きのレールバス/大垣駅にて
  • 樽見鉄道は大垣市と根尾村を結ぶ第3セクターの鉄道です。
    国鉄樽見線として開業し、大垣から神海(こうみ)まで運行して
    いましたが、赤字地方ローカル線ということで廃止、第3セクター
    に移行しました。
    第3セクターの鉄道としては珍しく移行後5年弱で工事中のまま
    凍結されていた樽見までの路線を延長開業させて今に至ります。
    ワンマン運転の運転手さんものんびりとした雰囲気です。
    40分ほど乗車して谷汲口(たにぐみぐち)駅で降りました。
    昔使っていた客車が展示してあったりしますが、その他には何にも
    ない無人駅(^_^;;でした。
谷汲口駅で下車
樽見へ向かうレールバス/谷汲口駅 谷汲口駅の駅名標 谷汲口駅の駅舎 昔使っていたオハフ33型客車の保存展示
  • 最初の目的地は谷汲口駅からバスで行くところにある谷汲山華厳寺(けごんじ)です。
    マイクロバスサイズの小さな路線バスで、大垣行きのレールバス到着を待って出発。
    谷汲山までは約10分たらずでした。
バスで谷汲山へ
大垣行きのレールバス/谷汲口駅 名阪近鉄バス 谷汲口駅→谷汲山行き
  • 谷汲山のバス停は参道の途中にあります。参道の両側に生えているのは桜の木。桜の季節だとトンネルが出来ていてきれいそうです。
    そんな参道の坂を上って行くと、三十三度石、百度石が登場し、最後に石段の奥の本堂が姿を現しました。
    ここは西国三十三カ所霊場めぐりの三十三番目のお寺。そう、霊場参りの方が最後に訪れるお寺なのでした。
    荘厳な建物の雰囲気はまさに古刹という感じでした。
谷汲山華厳寺(けごんじ)
谷汲山華厳寺(1)/参道の桜並木 谷汲山華厳寺(2)/補修中の山門 谷汲山華厳寺(3)/三十三度石 谷汲山華厳寺(4) 谷汲山華厳寺(5)/百度石 谷汲山華厳寺(6)/本堂 谷汲山華厳寺(7)/本堂から見る参道 谷汲山華厳寺(8)/願いのこもった千羽鶴
  • すべての巡礼を終えるお寺ということで、結願の際にものを寄進される方も多いようです。
    目を引いたのは金属製の魚のプレートとハートとやかんが刻まれた石灯籠(@_@)
    ちょっとミスマッチな気がしますが、それをカバーしてしまうこの雰囲気は何なのでしょうね。
    運試しにおみくじを引いたら「大吉」でした\^o^/。
    しっかりと木に結んでまいりました(^_^ゞ
ユニークな寄進物
遡上する鮭でしょうか… 特に違和感のない石灯籠ですが… よ〜く見るとハートマークとやかんが彫ってあるのでした。
  • さて谷汲山華厳寺の参拝を終え、参道を坂の下まで降りて少し歩きます。
    10分弱歩いたところにあるのは谷汲駅。
    谷汲山華厳寺への参拝客を運ぶ鉄道として開業して75年。岐阜市内から小さな電車が通ってきていたのですが、不採算路線として2001年に廃止
    となってしまいました。しかし地元の方の熱意により赤い電車「モ755号」が展示用として昨年里帰りしてきたとのこと。
    今は観光スポットの一つとなっています。
    #実は中学1年の頃でしょうか、叔母に連れられて急行「たかやま」で岐阜で降り、名鉄に乗って谷汲に来たことがあるのです。
    #それ以来ですから28年ぶり(笑)の再訪になりました。
(旧)名鉄谷汲線 谷汲駅
谷汲駅 駅舎 谷汲 沿線図 赤い電車 モ755号の紹介 赤い電車 モ755号(1) 赤い電車 モ755号(2) 赤い電車 モ755号(3)
  • さて、谷汲口駅に戻ることにします。
    谷汲駅前にもバス停はあるのですが、谷汲口駅に行くバスは止まらない…
    ということで、少し戻って手前のバス停から谷汲口駅へ戻ります。
    谷汲口駅からは再び樽見鉄道に乗車し、さらに奥へ。
    途中からは根尾川とクロスしながらトンネルと鉄橋をいくつも通過し、
    終着駅の樽見に到着しました(^o^)
再び樽見鉄道に乗って、終着駅樽見へ
樽見行きレールバス/谷汲口駅 のんびりとレールバスは進む… 樽見駅に到着 線路はここまで。
  • 樽見駅からは列車の到着を待ちかまえていた送迎バスに乗り込みます。
    駅から5kmほど山奥に入ったところにある「うすずみ温泉」が次の目的地です。
    国道…というよりは時折「酷道」にもなる道幅の狭い国道157号線を進み、最後はきれいな道路を山の上に
    上がるとそこが「うすずみ温泉」でした。
送迎バスでうすずみ温泉へ
樽見駅とうすずみ温泉を往復する送迎バス うすずみ温泉に到着
  • 樽見鉄道では大垣から樽見までの乗り放題の一日乗車券に「うすずみ温泉」
    の入浴料と中のレストランの\1,000分のお食事券をセットにしたクーポン
    を\3,000で売っています。今回はこれを利用したという次第です。
    時計を見ると既に13時半なので、先に昼食にしました。
    飛騨の名物である朴葉みそでますを焼き、イワナの塩焼きまで含めた
    「うすずみ定食」なるものを食べてきました(^o^)
    やっぱり地のものを食べたいですからね〜。
うすずみ温泉と樽見鉄道
  1日乗車券のセットクーポン
うすずみ定食
樽見鉄道・うすずみ温泉のセットクーポン うすずみ定食(1)/ますの朴葉焼きなど うすずみ定食(2)/イワナの塩焼き
  • 満腹になったら、次は温泉です。内湯と五右衛門風呂に露天風呂とあり、結構きれいです。
    お湯は入るとちょっとつるつるする感じ。
    露天風呂にいたら、お酒を飲んでお風呂に入ったらしいおじさんが湯あたりしてお風呂からあがれなくなる…
    というハプニングがあってびっくりしました。飲酒後の入浴は要注意…と改めて思った1件でした。
うすずみ温泉のお風呂
うすずみ温泉のお風呂(1)/五右衛門風呂 うすずみ温泉のお風呂(2)/露天風呂,打たせ湯
  • うすずみ温泉15:05発の送迎バスで再び樽見駅へ。
    樽見駅から歩いて15分ほど行ったところには日本三大桜の一つ「薄墨桜」があります。
    ここの桜はまだ未見なので、ぜひ行ってみたい…と思っています。
    今回は行っても葉桜なので(^_^;;パスしちゃいました。
    15:27に大垣へ戻るレールバスは出発。樽見を後にしました。
レールバスで大垣へ戻ります
大垣行き レールバス/樽見駅
  • レールバスだからのんびり走るのか…と思いきや、結構スピードが出ています。
    鉄橋を渡る時の根尾川がきれいなので、樽見から日当(ひなた…と読みます(^_^;;)付近まで鉄橋を通過するごとにデジカメを外に向けていたのでした。
樽見鉄道から根尾川を望む
樽見鉄道から根尾川を望む(1) 樽見鉄道から根尾川を望む(2) 樽見鉄道から根尾川を望む(3) 樽見鉄道から根尾川を望む(4) 樽見鉄道から根尾川を望む(5) 樽見鉄道から根尾川を望む(6)
  • ちなみに今日のρ^^)のメインイベントは大垣で行われる花火です。
    @nifty 温泉・銭湯フォーラムのメンバ有志でオフ会として見にいくことになっています。
    今日は岐阜でも花火があるということで、どちらに行くかはわかりませんが、浴衣姿の女性が3人ほどレールバスに乗っていました。
    こういうの、夏っぽくていいですね〜(*^_^*)
浴衣で花火へ…
浴衣で花火へ
  • 1時間強の乗車で大垣に戻ってきました。
    改札へ向かう途中で既に集まっていたオフ会参加メンバと遭遇(^_^)
    後で合流する旨を伝えて、ρ^^)は改札の外に出ました。
    オフ会参加メンバはρ^^)が乗ってきたレールバスの折り返しで会場に向かうそうです。
    ρ^^)は朝方コインロッカーにほおりこんでおいた荷物をピックアップした後、駅前にある
    アパホテル大垣へチェックイン。荷物を整理してから、花火見物に向かうことにしました。
アパホテル大垣へチェックイン
アパホテル大垣 アパホテル大垣の部屋(1) アパホテル大垣の部屋(2)
  • ホテルを出て、17:27発の樽見鉄道のレールバスに乗ります。#ここで一日乗車券の効力発揮です(笑)
    乗車するのは隣駅の東大垣駅まで。レールバスを見送った後、花火開催場所まで歩いていくことにしましたが、
    なにせ土地勘も何もない場所。
    頼りになるのは出発前に頭の中にたたき込んだ東大垣駅と花火打ち上げ会場との位置関係のみ(苦笑)
    「なんとかなるさ…」と思いつつ、不安いっぱいで線路のガード下をくぐり揖斐川の川岸を目指しました。
東大垣駅で降りて会場へ…
樽見行きのレールバス/東大垣駅
  • 右往左往しつつ(苦笑)、目印の一つである国道21号線沿いのファミリーマートでビールと食べ物を少々
    買い込んで、花火打ち上げのメイン会場に18時過ぎにたどりつきました。
    幹事さんの携帯電話に連絡をして、堤防下に陣取っているオフ会参加メンバーと無事合流\^o^/
    初めて来たのに独力でここまでたどり着いたことに皆さんびっくりされていました(爆笑)
花火会場に到着\^o^/
花火会場に到着\^o^/ こんな雰囲気でガヤガヤと…
  • 大垣の揖斐川河川敷で行われるこの花火は岐阜新聞大垣花火大会。今年で47回目という伝統ある大会です。
    規模は4,000発と中くらいですが、二尺玉が打ちあがり、打ち上げ場所間近で花火が見られる…というのが
    おすすめとのこと。皆さんと乾杯して談笑しつつ15分ごとに打ちあがる狼煙のような花火を見てます。
    夜のとばりも落ちた19:30よりいよいよ打ち上げスタート。
    すぐ目の前と言っても過言ではない花火のスケールにびっくり(@_@)
    しばらく感動で口を開けっ放しにしていたのは厳重にナイショです(爆笑)。
    時折スポンサーである地元の店の広告まで仕掛け花火で見せるのはおもしろい趣向でしたね。
    遠くには10倍以上も花火を打ち上げる岐阜・長良川の花火大会の花火も小さく見えるのですが、いかんせん
    迫力はこっちが断然上。1時間ちょっとの間、連続で打ちあがる花火をず〜っと見てました。
    最後は2尺玉がどっかーんと打ちあがって終了。
    火の粉が燃え尽きずにそのまま間近に落っこちてくる…というのにもびっくりしましたね〜。
《動画/wmv》
約2.1MB/25秒
《動画/wmv》
約4.3MB/41秒
《動画》岐阜新聞 大垣花火大会(1) 《動画》岐阜新聞 大垣花火大会(2)
第47回 岐阜新聞 大垣花火大会
大垣花火大会の花火(1) 大垣花火大会の花火(2) 大垣花火大会の花火(3) 大垣花火大会の花火(4) 大垣花火大会の花火(5) 大垣花火大会の花火(6) 大垣花火大会の花火(7) 大垣花火大会の花火(8)
大垣花火大会の花火(9) 大垣花火大会の花火(10) 大垣花火大会の花火(11) 大垣花火大会の花火(12) 大垣花火大会の花火(13) 大垣花火大会の花火(14) 大垣花火大会の花火(15) 大垣花火大会の花火(16)
  • 撤収としてゴミとかを片づけた後、東大垣駅まで談笑しながら歩きます。
    予定よりも早く着いて20分ほど待ちになりましたが、帰りのレールバスは花火帰りのお客さんでいっぱいでした。
    名古屋方面に帰られる方たちと改札でお別れして、残ったメンバーでお風呂に…でもと思ったのですが銭湯は22時前に終わってしまっていて
    こちらもだめ…ということで再会を期してお別れし、ホテルに戻りました。
    おにぎりなどを食べた後、ホテルの大浴場に行くと同じくホテルに泊まっているメンバーと遭遇(^_^;;したのはおまけでしたが(^_^;;
    本当に凄い花火で楽しいオフ会でした。幹事さん、参加者の皆さん、楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m
  • お風呂からあがってきた後、少し起きていましたが25時過ぎにベッドへ。
    明日は起きた時間にも寄りますが、夕方まで時間を取ってあるのでお天気を判断して出かけたいと思っています。