2000年 2月27日(日)
  • 今日もいいお天気(^^) 台温泉でのんびりとした朝を迎えました(*^_^*)
    朝食前にもう一風呂浴びて、朝食をいっぱい食べて今日も快調(^^)v
    9時過ぎにホテルをチェックアウトして、バス停に向かいました。
■ 台温泉の朝
台温泉の朝 ホテル三右エ門
  • 温泉にはなぜか猫が似合いますね。
    バス停に行く途中で猫が大勢たむろしていたのでポーズを取ってもらおう…と思った
    のですが、気まぐれゆえにやっぱり無理でした(笑)
    ちなみに嫁さんはどこかから調達してきた"つらら"を手にしてとっても楽しそう
    でした(^_^;;
■ 台温泉で見かけた猫 ■ 大きなつらら
台温泉の猫たち(1) 台温泉の猫たち(2) "つらら"ゲット(^^)v
  • 台温泉には岩手県内では初めてという温泉旅館の排湯を使ったロードヒーティング
    システムが採用されています。
    旅館で使い終わったお湯を使うので環境にもやさしいというのがうたい文句だそうです。
    小さな温泉街ですが、風情はたっぷりでしたね(^^)
    そうこうしているうちにバスの発車時刻になったので、花巻駅へ行くバスに乗り込みました。
■ 台温泉を後にして花巻へ
ロードヒーティングシステムの説明板 台温泉:台の湯 花巻駅経由 賢治詩碑行きバス
  • 30分弱で花巻駅に到着。昔は東北線経由の特急が止まったのですが、新幹線が出来た今は普通列車と釜石線方面への
    急行・普通列車だけが止まる静かな駅になりました。
    ここで重い荷物をコインロッカーに預けて昨日と同様に花巻市内を歩いて見ることにしました。
■ 東北線 花巻駅
花巻駅
  • 20分ほど坂道を下っていくと花巻城址の西御門跡がありました。
    昔、鳥谷ヶ崎城と呼ばれていた頃、城の桜がすぐ近くの北上川に向かって散った時、桜の花びらが渦のせいで巻くように
    見えたことから"花巻"という地名ができたそうです。
    明治維新と共に城の役割は終わり、建物はすべて壊されたのですが、昭和になってから西御門の部分だけ再建したそうです。
■ 花巻城址
花巻城趾:西御門跡
  • さらにここから20分ほど歩いてやっと北上川のほとりへたどり着き、宮沢賢治の著書にも登場する
    イギリス海岸を見学しました。
    渇水期の時だけ独特の地形を表すとのことで、今はただの川岸でしかありません(^_^;;
    反対側を見ると朝日橋が見えました。 宮沢賢治も同じようにして川べりを眺めていたのでしょうね。
■ イギリス海岸
イギリス海岸 朝日橋と北上川を望む
  • イギリス海岸を後にして、北上川の土手を歩いていくことにしました。
    積もった雪が太陽の光を反射してまぶしく、雪目になりそうでしたね(笑)
    冬の柔らかい日差しが暖かく、風もないので落ち着いた散策になりました。
    途中土手からは離れましたが、40分ほど散策して宮沢賢治詩碑にたどりつくことができました。
    宮沢賢治没後3年で建立されたこの石碑、高村光太郎が字を刻んでいたとのことで、
    宮沢賢治って本当にたくさんの人に愛されてたんだなぁ…というのがよくわかりましたね。
    すぐそばに桜地人館という施設もあったのですが、こちらは冬季休館でした(^_^;;
■ 宮沢賢治詩碑 ■ 桜地人館
宮沢賢治詩碑 桜地人館
  • ここまで約2時間、5km強を歩いてきたので、バスで花巻駅に戻ることにしました。
    バス停にちょうどバスが来たので飛び乗ってものの15分ほどで駅に到着(^_^;;
    さすがに城下町だけあって曲がり角が多いですね。初めて来ると絶対迷いそうです(笑)
    ここで昼食をたべようと思ったのですが、駅前にも関わらずあまり食べ物やさんがありません(^_^;;
    午後向かおうと思っていた花巻南温泉郷方面のバスがすぐにあることがわかったので、駅前の観光案内所で情報を入手して12時30分発の
    新鉛温泉行きバスに乗り込んだのでした。
  • 30分ほど乗って大沢温泉で降りました。
    ここは大きな露天風呂がある!ということで選んでみました。
    降りてすぐ大きな「ゆ」の字に従って坂を下りていきます。
    #後でわかったのですが、この「ゆ」は相田みつを氏の字だそうです。
    正面にある山水閣という大きなホテルの左奥には「大沢温泉」と書かれた渋い感じの建物が…(*^_^*)
    観光案内所で聞いた情報だとホテルでの日帰り入浴は\800,渋い感じの建物は自炊部のほうでこちらの
    日帰り入浴は\400。
    ホテルと自炊部の違いは、ホテルのお風呂「豊沢の湯」が入れるか否かだけ(^_^;;
    露天風呂の方は自炊部にあるということでしたので、迷わず自炊部の方に行きました(^^ゞ
■ 大沢温泉に到着
志度平温泉・新鉛温泉行きバス 相田みつを作 大沢温泉「ゆ」 大沢温泉自炊部
  • 「腹が減っては戦もできぬ」ということで(笑)、中の食堂で昼食。
    きじの肉を焼いたというお重でしたが、とってもおいしかったです(^^)
■ 鶏の
   きじ焼き重
昼食:鶏のきじ焼き重
  • 昼食も済ませて落ち着いたので、いよいよ露天風呂へ。
    先に行ったご夫婦がなぜか取って返してくるのを見て「もしかしたら…」と思ったら予想通り混浴
    でした(^_^;;
    「水着、バスタオル禁止」の張り紙もあるので、女性はちょっと勇気がいるでしょうね(^^)
    #嫁さんは悩んだあげく思い切って入ってしまった(^_^;;
    川べりにある大きな露天風呂、風も心地よく、アルカリ泉なので入るとつるつるとするとってもいい
    お湯でした(*^_^*)
    私たちが上がってからも、若い女性3人組が露天風呂の手前まで行って「入りたい〜」
    「でも入れない〜(x_x)」と後ろ髪をひかれつつ退散していきました(笑)
■ 大沢温泉・露天風呂(大沢の湯)
露天風呂:大沢の湯(1) 露天風呂:大沢の湯(2)
  • 大沢温泉自炊部には露天風呂の他に2つの内湯があります。
    "南部の湯"は露天風呂の対岸にある別館・菊水館のお風呂。
    檜でしょうか、小さめのお風呂に木の桶があり、熱いお湯が湯舟からあふれてました。
■ 大沢温泉・菊水館のお風呂
   南部の湯
別館・菊水館の水車 南部の湯
  • もう一つの"薬師の湯"は小さな公衆浴場という雰囲気。
    ぬるめの湯舟と熱い湯の湯舟があり、ちゃんとケロリン桶もありました(^^)
    もちろんお湯に入るとつるつるでしたね(*^_^*)
■ 大沢温泉・薬師の湯
薬師の湯:効能 薬師の湯:熱い方の湯舟 薬師の湯:ぬるい方の湯舟
  • 昼食も含めて3時間弱滞在した大沢温泉から16時過ぎのバスでまた花巻駅へ。
    花巻駅でコインロッカーの荷物をピックアップした後、新花巻駅を通るバスに乗って、新花巻駅に到着したのは17時。
    天気予報では夕方から雪模様だったのですが、新花巻駅に着いた時点で空には雪が舞っていました…
  • 新花巻からはやまびこ52号で一路東京へ。
    カフェテリアでお弁当を確保して、さっさと新幹線の中で食べちゃいました(^^ゞ
    東京到着までの間でこのコーナーを書き上げました。
    #文章は福島を出発した所で完了。画像挿入は上野到着前でした…(^_^;;
    自宅到着は22時30分でした。
    今回のゆったりとした骨休めの旅はこれでおしまいです。
    東北の温泉の奥深さを改めて感じた2日間でした。
    次はいつになるでしょう…<ばきっ☆
    またこんな骨休めの旅を企画・実践したいものですね(^-^)
■ やまびこ52号
   で東京へ
■ 一ノ関駅駅弁:平泉くりごはん
一ノ関駅駅弁:平泉くりごはん(1) 一ノ関駅駅弁:平泉くりごはん(2)
新花巻駅にて:やまびこ52号
■ 盛岡駅駅弁:はやちねの里
盛岡駅駅弁:はやちねの里(1) 盛岡駅駅弁:はやちねの里(2)