戦国時代に武田氏によって築城され、江戸時代は内藤氏の居城となった高遠城。
中央アルプスや南アルプスを見渡す小高い丘の上にある山城で、今は天守閣などがない城址公園となっています。
"花の高遠"として有名で、４月中旬から下旬にかけて1500本のコヒガンザクラが一斉に開花し、街全体を桜色に染めあげます。
静かな城下町もこの時ばかりは、大にぎわいで全国からたくさんの観光客が訪れて大混雑になります。
その昔、大奥の実力者である絵島が役者の生島新五郎との恋をとがめられて、高遠に流され28年間を過ごしました。
その絵島が住んでいた家を見取り図を元にして復元したものです。
高遠城址公園の南隣りにあり、高遠の歴史に関する資料を展示しています。
高遠城址の桜はもちろん美しいのですが、高遠城址を取り巻く町の中でも素敵な桜を愛でることができます。
高遠城址公園は高台にあるので、人も車もアプローチには登りが必要です。
この道でも素敵な桜を見ることができますね。
高遠城址公園の中に1936年に建てられた建物です。
国の登録有形文化財に指定されていて、有料の休憩所として中に入ることができます。
建物の中から見る桜もなかなかオツですよ。
